フォレストデンタルクリニックグループ|西新宿・西東京・谷中・鴻巣・川越の歯医者(保険・審美・訪問)
当院では患者さまならびに医師・スタッフの健康と安全に配慮し、新型コロナウイルス感染防止に十分注意を払い、診療を行っております。ご不便・ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんがご了承をお願いいたします。 患者様がご使用になるコップやエプロンはもちろん、スタッフが用いる手袋なども、患者様ごとに取り換えます。 ...
https://www.forest-dental.or.jp/
こんにちは。株式会社メディクルードの廣松です。
弊社の22卒採用も終盤戦に突入し、23卒採用に向けて着々と準備を進めているところです。また新たに応募者の方たちと会えるのが非常に楽しみです!
さて、今回の記事はシリーズ企画「★GenkiGroup法人紹介★」です。
私たちGenki Groupの中には医療・介護・教育と様々な領域の法人があります。
全部で30を超える法人の中には、私たち幹部候補生が将来的に経営として関わることになる法人もたくさんあります。それらの法人について今のうちに理解を深めておきたい!と突撃取材しております(*^^*)
今回はGenki Groupの中で歯科医療を担っているフォレストデンタルクリニックを紹介させていただきます。
今回は次のお三方に取材しております。
👆写真右下:森村先生 医療法人社団デンタルケアコミュニティ 理事長
👆写真左下:神成 裕正先生 医療法人社団デンタルケアコミュニティ 統括院長
(メディクルードの神成社長の弟さんです)
👆写真左上:齋藤先生 フォレストデンタルクリニックあやせ院 院長
メディクルードでは福利厚生として歯科治療が受けられるのですが、僕は裕正先生に虫歯を治療してもらったり、齋藤先生に歯列矯正をしてもらった他、現場体験に行かせていただいたりと何かとご縁があります。いつもは先生と患者として話していますが、今回はどんな話が聞けるのでしょうか。楽しみです!
三人には、下記の4つの項目でインタビューに答えていただきました💡
*********インタビュー項目************
1.フォレストデンタルクリニックの他にはない特色は何か
2.立ち上げの経緯、これからの展望
3.事業を進めていく上で大事にしていることは何か
4.森村先生から見た神成社長は?
森村先生)フォレストデンタルクリニックはGenki Groupの中の歯科医療領域を担っています。特色としてはまず、Genki Group内に属しているので介護施設に診療に行ったり、学校に健診に行ったりするといった他の領域との連携が行えていることが挙げられています。これらは通常の個人院では行うのがなかなか難しいことですね。
廣松)以前歯科チームにインタビューしたときも、「医療と介護の連携はフォレストデンタルクリニックが一番担えている」「浦和学院高校に健診に行ったり、関東福祉専門学校に口腔ケアの座学と実践を講師として教えに行ったりしている」という話がありましたね。
森村先生)そして「介護施設への訪問診療を外来診療と同じくらいやっている」ということも特色です。歯科には通常虫歯になったときに行くような「外来診療」と呼ばれるものだけでなく、介護施設などに定期的に診療に行く「訪問診療」と呼ばれるものがあります。私達はもともと「外来診療と訪問診療の二本柱でやっていく」というコンセプトで始めていますが、訪問診療に行くというのはそれだけドクターの数も必要ですし、両方常に稼働させているというのはなかなか難しいです。
廣松)以前、現場体験に行かせていただいたときに色々インプットしたのですが、そのときも「訪問診療には絶対の自信がある」という話でした。訪問診療は外来診療と違って機材を持っていく必要がある中で、フォレストデンタルクリニックでは外来診療とほとんど同じだけの事ができるのが強み。また訪問診療は外来診療と異なる部分が多くあり、経験がものを言う。10年行っているフォレストはかなりノウハウがあるという話を伺いました!
森村先生)僕たち医師に訪問診療のノウハウがあったとしても、治療を行う際には(一緒に治療を行う)歯科衛生士さんにもノウハウを伝えていく必要があります。外来診療と訪問診療の違いとして使う機材の違いなども挙げられますが、一番の違いは患者様が自分から「痛い」とか申告するかどうかです。訪問診療ではの口腔内の問題を自ら発見して解決していくことが求められます。そうした治療の姿勢、訪問診療特有の口腔ケアなど外来診療をやっているだけでは学びにくい部分もノウハウとして伝えていく必要があります。
また介護施設と一口に言っても、施設ごとに特色があります。そこにいる方はどんな状態の人なのか、身体的にどんな問題があるのかといったことによって、口腔ケアの仕方や患者様との接し方は変わります。そういった面でもノウハウは蓄積されていますね。
廣松)訪問診療をやっていくためには歯科医療の知識だけではなく、介護に関する知識も必要になるのですね。
👆バンドマンでもあるという森村先生
廣松)齋藤先生から何か補足はありますか?
齋藤先生)訪問診療をやっている歯科の中での、フォレストデンタルクリニックの特色でいうと「その施設に深く入り込める、施設がより良くなる手助けができる」という部分があると思います。私達は定期的に訪問診療に行っていますが、そのときに行える口腔ケアって、毎週21回ある口腔ケアの中の1回でしか無いんですね。なので残りの20回のケアに関してはその施設にいる介護職員さんにやってもらう必要があります。だけどそれって言ってしまえば手間でもあるので、あまり強く言うと面倒がられて他の歯科に頼む、といったことが起こり得るわけです。ただ、そうなると結局ご利用者さんのためにはなっていないですよね。その点、同じグループ内でやっていることによって、こちらから口腔ケアについて指導することも深く出来ますし、逆に介護施設側からもこちらに申し入れしやすいというメリットがあります。
廣松)売上重視でなく、そこにいるご利用者さんのQOL向上のためにやっていくことができる、ということですね。
👆齋藤先生。夏の現場体験の際には訪問診療に対する熱い思いを語ってもらいました。
廣松)続いて、そもそもこのフォレストデンタルクリニックが立ち上げされた経緯について、伺いたいです!
森村先生)私は(株式会社メディクルードの)神成裕介社長と中学高校の同級生なんですよね。
廣松)らしいですね。最初にお聞きしたときは驚きました(笑)
森村先生)そして裕正先生は中学高校大学の後輩でした。10年ほど前、Genki Groupの中で歯科部門を立ち上げるという話があり、そのときに声をかけられて一緒にやることになりました。それが一番最初のきっかけのところです。
そこからどのように展開していこうかというときに、介護施設への訪問診療をしっかりしていこうという方向性を固めていきました。2010年当初、訪問診療は保険点数が高いこともあり、新たに参入する歯科医院が急増していたんですね。そうした中、きちんと治療・口腔ケアをせず、単に金目当てで訪問診療を始める歯科も多数出現していました。多くのご入居者がいるGenki Groupとしては、本当に信頼できる歯科に来てもらいたいですし、しっかり口腔ケアすることは、ご入居者の健康管理においてもとても大切です。グループ内で行うことによって、利益よりも質に重きを置いて事業展開できるのは強みだと思います。
もちろん訪問診療をやっていく上で、ドクターの数を確保する、機材を揃えるなど大変な部分は多々ありましたが、現在5院まで拡大し、訪問診療で年間延べ2万人を診療するまでに成長しました。
廣松)ありがとうございます。裕正先生から何か補足はありますか?
裕正先生)もともと「訪問診療と外来診療をどっちもやっていこう」というところから始まっていますが、目標は「日本一の歯科医院」になることでした。10年経ちましたがまだまだ道半ばです(笑)
これまでと同様、訪問診療も外来診療も両方、成熟させていきたいと思っています。また、もっと先を見つめたときの話をすると、Genki Group内には聖心美容クリニックという美容医療領域もありますので、そことの連携を活かして審美関係にも進出していきたいと思っています。歯医者は内科と一緒で実は専門分野が細かく分かれています。そんな中でオールマイティに全部やっていこうというのがフォレストデンタルクリニックの変わらないスタンスです。院を少しずつ増やし、各院の特色を活かしつつ、フィールドを拡大していければよいですね。
👆裕正先生(手前)。後ろは様子を覗きに来た歯科チームの藤井さんです。
裕正先生)それから医療と介護って密接にかかわっているので、その点においてはもっとグループメリットを活かせるようになりたいです。介護の人からすれば医療の知識ってやっぱり少ないですし、医科と歯科でも違いがあったりしますし。グループの中でお互い知識を出し合えばもっといいものが出来るかと思います。
廣松)「日本一の歯科を目指す」という話も出ましたが、森村先生から補足はありますか?
森村先生)日本一の歯科医院になりたいという部分は今も変わらないです。ただ何をもって日本一とするかはだんだん変わってきているように思います。はじめは分かりやすい目標として個数を挙げていましたが、今は質とか、訪問診療においてとか「何が自分たちでできそうか」という部分に変わってきていると思います。あくまで自分たちが目指す理想の中での一番を目指すイメージですね。
矯正、口腔外科、歯周病など限られた歯科治療にフォーカスしているクリニックが多い中で、一つの医院で色んな分野の歯科治療が出来るような院として強みを発揮できたらと思います。もちろんそのためには個人のレベルアップは欠かせません。歯科医師の業界は個人技能が光るような業界なので、それをさらに光らせていきたいです。
廣松)それでは続いて、事業をすすめるうえで大事にしていることについて教えてください!
森村先生)今日インタビューを受けている3人は「3院長」と呼ばれていますが、誰かが独裁的に進めるのではなく、全員でディスカッションしながらやることは守っています。全5院でそれぞれ個性は出てきてよいのですが、大枠の方針の部分ではブレが出ないようにしています。
裕正先生)答えのないものに対して方針を決めていかなければならないので、一人の判断で進めてしまうと、それが世間における非常識になってしまうかもしれない。そんな中で他の人の意見もすり合わせていきながら、より良い方向を探っていっていると思います。
廣松)さて、最後に急遽もう一つ質問です。以前社内インタビューのときに聞いていたこの質問なのですが、今回森村先生が中学からの同級生ということで、友人の目から見た神成裕介社長というのを聞いてみたいと思います。
森村先生)今の「社長感」は変わらないですね(笑)根本的な性格とか考え方は中学から変わっていないような人間だと思います。
困った時や悩んだときに必ずバシッと道を示してくれる、大人になってもそういったところがはっきり出るというのは非常に信頼感があります。あとは開き直れるというか、躓いたとしても「やれるところまでやりきったんだからしょうがないだろう」、みたいにシンプルに考えられるところは良いなと感じています。もちろん色々多様な経験もしてきているから、そういう時にバシッと言えるんだと思いますが。
廣松)なるほど、中学から一貫していたのですね。経営幹部候補生としていつかはそこに追いつかないとなと思っていますが、その話を聞くとだいぶ頑張らないといけない気がしてきました・・・(笑)社長の過去も知れて大変面白かったです。本日はどうもありがとうございました!
以上、フォレストデンタルクリニックの記事でした!
次回は介護領域において、給与計算・労務処理の平準化を行っているエムシー社労士法人にインタビュー予定です。乞うご期待ください!