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事業部紹介番外編!「グローバルに活躍する上海メディクルードに緊急インタビュー」

こんにちは。株式会社メディクルードの宮原です。

前回の投稿ではGenki Groupの中国事業についてみっちり紹介いたしました。
今回はその中にもありました聖心美容クリニック上海院、こちらを運営支援している「美迪克(上海)商务咨询有限公司(通称:上海メディクルード)」にスポットを当てて紹介したいと思います!

☝左から、高さん、平川副総経理です。前回の中国事業紹介に続いてご協力いただきました。

上海メディクルードは法人として運営していますが、毎月私たちと一緒に月例会議にも参加していますので、メディクルードの事業部紹介番外編として、前企画の項目に沿ってインタビューしました✨

毎度おなじみ、「入社1年目の社員が知りたいことはきっと皆さんも知りたいはず!」と信じて5つの項目をもとにインタビューしました。

***インタビュー項目***
①上海メディクルードのメディクルード/Genki Groupにおける役割は?
②上海メディクルードの仕事内容は?
③上海メディクルードとしての目標は?
④上海メディクルードから見た社長はどんな人?
⑤読者の皆さまへメッセージをどうぞ!

それでは、行ってみましょう!

①上海メディクルードのメディクルード/Genki Groupにおける役割は?

平川)「中国事業」というくくりで言うと、神成会長が築き上げた中国との関係性を崩さないことが第一かなと思います。「美容整形」のくくりで言うと、日本の10倍以上の市場規模があると言われている中国において、聖心美容クリニックが日本で歩んできた道をそのまま中国で展開させていくことかなと思います。
Genki Group の他の中国事業は交流としての側面も大きいですが、美容は事業として進出していますので、しっかりと事業として展開していくことが重要な役割ですね。

高)私としては、上海メディクルードはGenki Group の医療や介護といった中国事業すべての窓口になることが多いかなと思います。

平川)たしかにつなぐことは多いですね。介護と美容医療がいま中国でとても人気がある分野なので、いろいろお話をいただくことがすごく多いです。介護は共生大連につないだりしていますね。

共生大連:中国で介護施設を運営しているGenki Group の株式会社。

宮原)問い合わせが来るのは日本の会社からですか?

平川)いえ、全然。中国の会社からお話をいただきます。


宮原)社長がこの前おっしゃっていたんですが、今まで日本の美容クリニックが4社進出して、残ったのはうちだけって……?

平川)あ、そうですね。利益がなかなか上がらずに事業が続かなかったり、そもそも許可が降りなかったりでなかなか難しいです。いま残っているのはうちの聖心美容クリニック上海院だけですね。

星加)美容医療で許可が降りる降りないってのは何で決まるんですか?技術力とか?

平川)現状、上海では美容クリニックが乱立していまして、なおかつ質も担保されないので問題も多くて、上海はいま新規開設の許可を出していないですね。あとはそもそもレンタルした建物の許可が下りなかったり。
ご存じかもしれないですが、中国は行政の審査がかなり厳しいんですよね。

廣松)上海メディクルードがそんな中で成功した理由って何ですか?

平川)まず自前のクリニックを持たずに業務提携という形から入ったので、投資的なリスクは最大限抑えた上での参入だったんですね。加えて、グループとしてすでに10年以上中国で事業を展開しているので、中国事業の難しさは十分理解したうえでリスクヘッジを万全にしていたんだと思います。
さらに言えば、美容医療としては「とことん真面目に」を掲げていますし、患者さまひとりひとりにしっかりと向き合って医療を提供するという姿勢を大切にしていますよね。それを実際に統括院長にお越しいただいて、上海院のドクターやスタッフに伝えて、体現することができていることが要因なんじゃないかなと思っています。

☝制服の色は日本の受付カウンセラーとは違いますが、「とことん真面目に」は継承しています。


②上海メディクルードの仕事内容は?

平川)美容医療と、桜クリニックでの日本人医療のマネジメントが主な業務になっています。あとは先ほど言ったGenki Group 中国事業の連絡窓口ですね。

宮原)美容医療は日本でやっていることをそのまま中国で展開しているイメージですか?

平川)そうですね。同じ場所に別の組織が入っている点は違いますが、日本の「聖心⇔メディクルード」の体制をそのまま持っていっている形かなと思います。高さん補足ある?

高)同じだと思います。聖心上海院があって、ただちょっとした違いとしてはコロンビアという中国のローカルのクリニックと提携していまして、そこに私たちの聖心に所属しているドクターさんやナースさんがいて、上海メディクルードというのが事務職になりますので、現場の方々をサポートするという全く同じ構図になりますね。

平川)日本と違う点を強いて挙げるなら、日本だと医療法人社団美翔会に所属しているスタッフ(医療専門職:ドクター・ナース・カウンセラー)と、メディクルードに所属しているスタッフ(美翔会事務局スタッフ)がいますが、中国では全員が上海メディクルードに所属している形かなと思います。

上海院のホームページ

日本のホームページ


宮原)微妙に理解しきれていないのですが、コロンビアという既存のクリニックがあって、そこに聖心のドクター・スタッフが入っているんですか?

平川)コロンビアはもともと大きな医療グループなんですね。そのグループが事業の一つとして美容整形のクリニックを買収したんですが、買収したはいいものの運営する人がいないということで困っていました。そこで当時の事業責任者が私に声をかけてくれまして、提携が始まったという経緯があります。もともと知り合いだったので。
そういった経緯もあって始まった当初は、ドクターは聖心だけ、スタッフもほとんど聖心で構成されていたんですが、先方も自分たちでやってみたいということで独自にドクターやスタッフを雇用して、今は1つのエリアに2つの組織が混在している状態になります。非常にやりづらいです(笑)

☝上海院のエントランスの様子。このクリニックで2つの組織が美容医療を提供しています。


宮原)どういったところでやりづらさを感じますか?

平川)やはり経営的な考え方が違いますね。いまのコロンビアは売上重視・利益度外視といった方針なので割引をどんどんやるんですね。割引をやると客単価が落ちますので、お越しになる患者さまにはいろんな層が出てきます。そうすると今まで聖心が築き上げた患者さまの層と、コロンビアが引き寄せている層が合わなくなってくるので衝突が起こります。やはり2つの組織が同じ場所にいたらだめですね。

高)今日も値段関係でクレームがありました……

平川)最初はよかったんですけどね。定価に関してはお互いで話し合って統一していたんですが、中国は担当者が変わると方針がガラッと変わったりするんですよね。

宮原)想像していたやりづらさのレベルとかなり違いました……!


③上海メディクルードとしての目標は?

平川)聖心の看板を掲げたクリニックを作ることです。現時点ではその目標しかないですね。
宮原)それはコロンビアさんとの関係から独立して?
平川)そうですね。自分で出資して、株式をもち、発言権があって、自分たちが運営できるクリニックを作りたいです。

☝上海院では日本人のドクターだけでなく、中国人のドクターも活躍されています。


④上海メディクルードから見た社長はどんな人?

高)私は年に数回しかやり取りしないけど平川さんは日々…?
平川)日々はないよ(笑)。やり取りがあるときは立て続けにあるけど、平均すると週2,3回くらい?
宮原)そこも踏まえまして、社長ってどんな印象ですか?
平川)S?
高)ここカットでしょ(笑)
平川)ダメだった……?(笑)
新卒一同)いいと思います!

平川)でも真面目な話をするとすごいなと思いますね。私の場合は神成裕介社長のお父さんである神成裕会長の代に入職しまして、ずっとお父さんを見て仕事をしてきたんですね。会長は50歳くらいの時からずっと「引退する引退する」って言っていて、やっぱり「2代目がどうなるのか」という不安はありました。会長はそう言いながらも、70歳の今もまだ現役で活躍してるんですけどね笑
※神成裕会長はGenki Groupの創業者です。現在は神成裕介社長と、神成裕会長が監督役のような形でGenki Groupが経営されています。神成裕会長が築き上げた中国との関係性がGenki Groupの中国事業を支えています。

平川)私が美容医療に携わらせてもらった当時は10年前なのでまだ裕介社長は30歳前半くらいでしたけれども、考え方も方向性もしっかりしていて、周りが会長に流される中しっかりと自分の考えと信念を持っているなと思いました。非常に強い心を持っているというか、芯を持っているというか、周りのプレッシャーに負けない。
自分より若いけど、この人だったらついていけるなと思える方ですね。
本当は2代目になった時にやめようと思っていたんですよ。この会社潰れると思ったから。でも一瞬で大丈夫だと思わせてくれたんですよね。

宮原)変わり目の話は今まで誰からも聞いたことなかったので新鮮でした。
平川)私はグループの方からきているので、結構関わりは長いんですよね。社長がまだ大学生の時に一緒に中国に行ったこともありましたね。

高)社長よく中国語で注文したりしますよ。
星加)週に何回か中国語のレッスンをみっちりやっているらしいですね。
平川)今はカンボジアにいる斎藤さんが通訳したりするんですが、たまに通訳を社長が訂正したりしますね。こちらも変なこと言えないですね(笑)

高)話すスピードとか速くないですか?早口で聞き取れないですよね(笑)
平川)電話だと特にね(笑)
星加)みんなおっしゃいますね(笑)
平川)でもWeChatになってから良くなったんですよ。国際電話だと音質があまりよくなかったんですが、WeChat様様ですね。しゃべり方はお父さんにそっくりです。

高)あと記憶力がいいですよね。10年前にポロッと言ったことを覚えていたりします。あと、怖そうに見えるけど、すごく思いやりがある方です。
星加)業務のこともそれ以外のことも記憶力がすごいですよね。これだけ社員がいるのに。

平川)あとは私の寝顔写真をたくさん持っている人です。


⑤読者の皆さまへメッセージをどうぞ!

高)新入社員にとても優しいですね。新入社員に対しても、やりがいのあることを任せてくれるし、やりたいことがあれば部署関係なくやらせてくれる会社です。提案することに対してもプラスに見てくれて、「試していいよ、チャレンジしていいよ」と言ってくれる、社員の話をすごくよく聞いてくれる、成長できる場所です。

宮原)これって上海の話ですか……?日本の話ではなく??
高)そうです。
新卒一同)日本と変わらないんだ……!!

高)面談のときにも言われるんですよ。「うちの会社はフラットな会社なので、やりたいことがあったら言ってください」というふうに。業者との打ち合わせにも新卒の段階から入らせてもらえるので勉強になりますし、成長実感がありますね。

宮原)海を超えても社風が浸透しているんですね(笑)

平川)このグループ自体が、自分がやりたいことに対してチャンスをくれる会社だと思います。
私が上海に行ったのは23歳のときだったんですが、普通の会社だったら駐在員ってある程度経験を積んだ人が行くと思うんですよね。ただ神成裕会長も、裕介社長も、社員が積極的に「やりたい」と言ったことに対して反対するよりも、むしろ賛成してくれてチャンスをくれる会社だと思います。
そして挑戦できるチャンスは日本国内だけでなく、中国・カンボジアをはじめとしたアジア諸国にも開かれていますので、これからアジアが世界を引っ張っていけるような事業に挑戦できる会社だと思います。
自分の力を試したいという方はぜひ。

以上、上海メディクルードのインタビューでした!

前回と今回でGenki Group の中国事業についてご紹介しました。
個人的には海を越えても社風が全く変わっていないことに大変驚いています。

成長のチャンスに溢れた海外事業に携わりたい方はぜひ!

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