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真剣に、前向きに、課題と向き合う。学生バイトから見たUn-LEARNというコミュニティ

初めまして!2021年度入社の内定者の葛綿(かつわた)です。

HR部から「インフォバーングループについて、内定者からどんな風に見えるか記事を書いてほしい」とお話をいただき、筆をとらせていただくことになりました。

今回は私が内定を頂いて7月からアルバイトをしているUnchainedの事業を中心に、学生視点から感じた、インフォバーングループの雰囲気を率直にお伝えできたらと思います。

学生バイトから見たインフォバーングループ

コロナ禍中の2020年就活、インフォバーングループでは面接が全てオンラインだったので、アルバイトをすることになって初めてオフィスを訪れました。

リモートワークをしている方も多いので、人はまばらではありますが、フリーアドレスの空間で、時には談笑しながら真剣に仕事をされている先輩社員の方々の明るい雰囲気が伝わってきます。


↑Unchainedミーティングの様子。

何より印象的だったのは、小林CVO,今田CEOのお二人との距離の近さ

今田さんが「おはよ~!」と笑顔で挨拶しながらオフィスに颯爽と現れる姿はとてもカッコよく、オフライン初対面でカチカチに緊張していた私にも、とてもフランクに接してくださいました。

また、面接時にも映画や音楽の話で盛り上がった小林さんは、初めてお会いした日から「これ見てよ」と、届いたばかりというPink FloydのThe WallのDVDや自粛期間に息子さんと作ったというストップモーションアニメ(めっちゃかっこよかった!)を見せてくださったり、ドラマ・Game of Thronesではどの登場人物が好きか、という話で盛り上がったりと、一瞬、今私は友達とカフェで趣味の話をしているのかしら?というほど(言い過ぎです)、楽しくおしゃべりさせていただきました。

↑「Pink Floyd The Wall」のDVDのジャケット。

これからの世界を考える場・Unchained

さて、私がアルバイトとしてお手伝いさせていただいているのが、インフォバーングループの中でもちょっと特異な事業であるUnchainedです。


Unchainedは、上記の小林CVO先導の事業で、様々な方法で「これからの未来をどういう世界にしていきたいか?」を真剣に考え、その未来の実現に向けてアクションを起こしていこう、という場です。

具体的には、個人を対象としたラーニング&コミュニティであるUn-LEARNと、企業を対象としたラボであるRad-Labの2つの事業に分かれており、特に私が携わらせていただいているのは前者、Un-LEARNの方になります。


Un-LEARNは多岐にわたる領域で活躍される講師の方々を招いて、オンライン形式で講義、ディスカッション、ワークを行いながら、「これからの世界をよりよくするためにどうやってアクションを起こしていくか」を参加者全員で考えていくコミュニティです。

オンライン形式ということもあり、全国各地から、年齢・性別問わず様々な経歴を持った方々が参加されているのですが、バックグラウンドは違えど、「新しいことを吸収していこう!生み出していこう!」という共通した熱い思いをお持ちです。飛び交う質問やチャットでのやり取りの膨大さには毎度圧倒されます。画面越しにビシバシと皆さんの熱意が伝わってくるようで、正直な話、私の大学のオンライン授業もこのくらい白熱してほしい…と思うほど。

さて、そんなUn-LEARNの中で、私は講義の議事録の作成を担当しています。がっつり様々な講師の先生方のお話を聞かせていただき、私自身も毎回新しい発見だらけなのですが、今回は6月から8月末までに開催されたシーズン1の講義からいくつかの回をピックアップして、私の感想とともに少しだけご紹介させていただきたいと思います。

・大崎麻子さん(ジェンダー)回

→学生である私にとっても身近な話題である「ジェンダー」をテーマにした第9回&第10回。講師は、ジェンダー平等の社会を目指し、行政・民間問わず幅広くご活躍されている大崎麻子さん。過疎地域のおじいさんたちにジェンダー平等についての講義をした時に、「こんな価値観知らなかった!教えてくれて本当にありがたい」と言われた、というエピソードが印象的でした。また、大崎さん自身がおっしゃっていたように「ジェンダーの問題は誰もが当事者」であるゆえに、毎回熱い議論が巻き起こるUn-LEARNの中でも、最も質問や意見が飛び交い白熱した回でもありました。参加者の皆さんから矢継ぎ早に飛び交う質問に対して、朗らかに、しかしズバリと的確に答える大崎さんの姿そのものが「社会構造の内側から意識変革を起こすにはどうしたら良いのか」という問いの一つの答えのようにも映りました。


(*ちなみに…この分かりやすい&かわいいグラフィックレコーディングはインフォバーングループの部活動、グラレコ部のみなさんが書いてくださっています。グラレコ部のnoteはこちら

・山口周さん(コロナ後の経済)回

→シーズン1最後の講師は、パブリックスピーカーとして活躍する山口周さん。しょっぱなから「世界は全て成長しない方向に向かっており、これまでもこれからも経済成長はただの幻想に過ぎない」というショッキングなイントロダクションからスタートした第11回。だからこそ、経済成長という虚ろな概念に縛られ、未来を「予測」するのではなく、自分の喜怒哀楽を起点にして未来の「ありたい姿」を考えることこそが大切だというお話は大変面白く、聞き入ってしまいました。

「イノベーション」という言葉が、結局どこかビジネス的な成功や儲かることを目標にしたワードにも思えてしまっていた私としては、あくまでビジネスを利用しながら、本質的な意味での社会変革を起こすことの必要性、面白さ、難しさを感じた講義となりました。それまでの講義を総括したようなお話でもあり、ラストスパートで参加者の皆さんもよりいっそう力を込めて議論していた姿も強く印象に残っています。


(グラレコ部のnoteはこちら

真剣に、前向きに、現状と対峙する力

Un-LEARNを通して興味深かったのは、講師の皆さんはジャンルも職種もまったく違う方々なのにも関わらず、それぞれのお話の中に常にどこか共鳴し合うところがあったこと。

私はちょっとばかりネガティブで、いつも現状に不満は持ちつつも、「どうせ変えられないし…」と思ってしまいがちなところがあるのですが、このUn-LEARNで出会った皆さんは、決して楽観的にバラ色の未来を空想しているわけではなく、むしろ現状の課題をしっかりと捉えているからこそ、「どうせ…」ではなく、「じゃあ、それをどうやって変えようか」と真剣に考え、必死にあがいているのだ、とハッとさせられました。

たとえば「ジェンダーギャップ40位になるまでこの仕事はやめられない」と語っていた大崎さんも、「経済成長は止まった」と提言をされていた山口さんも、他の講師の皆さんも、現状の課題をシリアスに捉えているからこそ、そんな現状をどう変えていくか、に懸命に頭をひねって取り組んでいる方々でした。そして講師の方々だけではなく、参加者の皆さんも、新しいものを面白がり、分からないことでもどんどん吸収しようという熱意を持った人たちばかり。

社会に出たら、頭の固い「オトナ」ばかりに囲まれて、何もできなくなってしまうのではないか…という恐怖感をずっと持っていた私ですが、Un-LEARNに携わって、社会に出ても、確かにこうやって熱い思いを持って、学び続けよう・考え続けようとする人たちがいるのだということを知り、強い希望を持てました。私自身もこれから、「どうせ変わらない」ではなく、「どうやって変えるか」を真剣に考え取り組み続けられる社会人になりたい、と思うようになりました。

さて、初めての記事執筆、ということでガッチガチに緊張しまくりながらここまで書いてきましたが、いかがでしたでしょうか…。インフォバーングループに関わり始めたばかりの私ですが、みなさんとても優しくお話が楽しい方ばかりで、日頃はリモートワークですが、出社時にお会いするのも楽しみにしつつ、仕事させていただいております。

まだオンラインでしか会っていない同期やまだ見ぬ先輩社員の皆さん、これからもっと多くの方々とお会いし、一緒に働けることが楽しみです(あと、神泉駅周辺の美味しそうなご飯と近くの映画館も!)。引き続き、アルバイト頑張ります!4月からもまたよろしくお願い致します!では!

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