【Matcherインターン連載】は、Matcherで働くインターン生へのアンケートを通じてMatcherという会社を知ってもらおうという企画です。
今回お送りするのは今橋謙人。
都内名門私大の看板学部を卒業し、大手企業への入社が内定しています。充実の大学生活を送り、満足のいく形で就活を終えた彼をスタートアップでのインターンに駆り立てたものは何だったのでしょうか?そして彼はそこで何を見て、何を得たのでしょうか?
物足りなさの原因は自信の欠如でした。
質問①なぜMatcherのインターンを始めようと思った?
社会人になる前に、目に見える貢献を1つでも作り、ビジネスマンの卵としての自信を得るためです。
もともとわたくしは、大学時代には留学やバイト、サークル活動など、考えつく大学生らしいことは結構エンジョイしていたつもりでした。
そののち、就職活動中にほぼすべての人類が「こんにちは」と同頻度に聞かれるであろう「頑張ったこと」を作るべく、
・そこそこ大手の人材紹介会社
・外資大手メーカーの日本本社
と、合わせて1年半程度学生インターンをしていました。
就活も終えてさぁ社会人まであと半年、となったときに、
「あれ?俺あんなに大学でエンジョイ生活して、就活でアピれる頑張ったこともやって、実際に就活も終えて、描きたい将来も現実味出てきたっていうのに、何か・・・物足りない」
とわがままをいう自分が心の中にいました。
その中で欲しいものを言語化すると、先述の自信でした。
学生としての時間は一度きりだし、そのわがままを叶えてあげようとしていた折、
・社員数6人(2019年11月当時)
・創業4年目(2019年11月当時)
・世に大きな影響を与えている(自分や周囲の学生が多く利用していた)点
という、スピード感あふれるプロフィールのMatcherから学生インターンのスカウトを頂き、面接にお邪魔しました。
そこで面接をしていただいた代表取締役社長の西川さんの、面接中の会話のキャッチボールの速さに圧倒されたのと、そして何よりそこで自分が半年という時間でも、貢献できることがありそうだというイメージがわいたことから、Matcherでのインターンをスタートしました。
質問②Matcherで何をしている?
Matcher生活を初めて4か月が経とうとしている現在の僕の業務内容は、主に
① Matcher Scoutという、法人向けの新卒採用ツールの運用実務
② 所属チームのタスク目標達成のサポート
③ 各クライアントの企業ページ及びスカウト文言や、学生が見る各種画面の最適化のためのページ構成の検証・改善(A/Bテスト)
の3つです。
①は、簡単に言うと
クライアントのニーズに合わせた、学生へのスカウト送信
企業の魅力を100%伝えるための、自動メッセージやスカウト文言の改善
を通じ、各クライアント企業の求める学生の集客を行う業務です。
インターン生の通常業務でもあるこの業務ですが、
「欲しい学生をたくさん選び、その学生が来たいと思わせるスカウトを送る」って、作業だけを見れば簡単に見えるのですが、これが非常に難しいのです。
そもそも「何千・何万といる学生の中から、「求める学生のみを、求める数だけ、早期に集客する」というのは、企業間の新卒採用競走における「理想のスタートダッシュ」を言語化したものにかなり近い。
そんな業務を通じ、「企業のニーズを把握しつつ、それに合うポテンシャルを発掘する難しさ」を切に感じている一方、この経験が、採用という分野に大きな興味を持つ自分のキャリアに必ず生きるという実感を強く抱いています。
一方、②・③の業務は、インターンを初めて2か月ほどした際に、「ポン」と生まれた業務です。
②ではチームごとに割り振られたタスクを、インターン生だけで自走的に達成するための目標シートの改善を、③ではユーザー画面の配置の仮説検証・改善を行っています。
自分が「こういう課題があって、こうした方がうまくいくのではないか」と社員さんにポンと伝えたところ、「それいいね!じゃあやってみてよ!」とポンといっていただきました。
ベンチャー企業などの社員インタビューなどでよく見る、「それいいね!やってみてよ」からの挑戦を、初めて体感しました。
インターン生に限った話ではありませんが、企業としてのスピード感を感じると同時に、「指摘するだけ」をいい意味で許さない社風がよく表れていたシーンでした。
社員の方々の姿勢を見て、改めて自分の人生について自問自答しました。
質問③Matcherでのインターンを通じて何を思う?
社員さん方の生き方に対する尊敬です。
生き方というと大げさに聞こえますが、4か月間僕がこの会社の中で聞いたこと、見たこと自体が波乱万丈というわけではありません。
ただ、現状7人いらっしゃる社員さん方の全員が、それぞれ色々なバックグラウンドをもって、同じ理念・ミッションのもと、日々楽しそうに仕事をなさっているのを見ると、すごいなと思います。もっといえば、例えば昼休みに、社員さん同士の会話を聞きながら昼食をアホ面で食べていると、ふと
「余裕ができてきて、でも将来の選択肢が徐々に狭まってきていくであろう30代の時、自分はここまでいち個人としての理念を大事に生きられているか」
という、就活生もびっくりの深刻な自問自答をしてしまうくらい、Matcherの社員さんは充実した表情でお仕事をしています。
そんな充足感に満ちた環境で4か月勤務する中、僕が欲しかった「社会人の卵としての自信」が手に入ったかといえば、「そうかもしれない…」というこれ以上なく曖昧な返答になってしまいます。
なぜなら、得られた自信もある一方で、社員さんを見ていく中で、自分の中にもっと高い目標ができてしまったからです。
なので、これからもその高い目標を持ち続けて、いつでも「物足りない」と感じるくらい、ハングリーに仕事に打ち込んでいきながら、Matcherが会社として大きくなっていくのを夢見ていきたいと思います!