従業員のためのお菓子選びを本気で取り組む会社があります。

こんにちは。mtc.人事広報です。

mtc.では最近特に力を入れている取り組みの一つに「EH」というものがあります。

EHとは？

Employee Happiness、つまり従業員の幸せを考えることです。
人生の中の多くの時間を共に過ごし、切磋琢磨していく様子はまさに”生きる”こと。私たちは、一緒に働く人たちに少しでも「mtc.でよかった」と思ってもらえる会社でありたいと思っています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

今回はEHが実際にどのように取り組まれているかの一部をご紹介します！

人任せにしない。みんなで考える自分たちの幸せ

mtc.ではEHの進行を一部のメンバーだけに任せず、みんなで考えています。
導入当初は、代表の岡崎がオフィスづくりや制度を考えていましたが、「誰かに任せるより、自分たちで考えて話し合って決めていくのがmtc.らしいよね」ということから、お互いのため、そして自分のために何が必要かを考えています。

自分たちで考えるようになってから、岡崎が今までどんなことに気を遣ってくれていたのか、どんなこだわりを持って社員が気持ちよく働ける環境を作ってくれていたのか、少し理解することができました。これが普段の仕事にも繋がってきて、既存の方法に囚われないという「mtc.らしい考え方」を癖づけてくれます。

手指の消毒液がいい香り？

mtc.のEHはいくつかのチームに分かれています。
私が所属する嗜好品チームでは、「未知との対話を生む」を目的に活動しています。

そもそも嗜好品ってお菓子とかコーヒーだけでしょ？と思う方もいるかもしれません。

もちろんそれらも嗜好品と言えます。それに加えて私たちは、自分自身が1対1で向き合えるモノを嗜好品と捉えています！

例えば、今となっては欠かせないアルコール消毒。mtc.には2種類用意されています。
どちらもアルコール成分が十分配合されているのは当然として、片方は保湿はできるものの業務感のあるタイプ、もう一つはぱっと見アルコール消毒に見えず、しかもとてもいい香りがするタイプ。
どちらも用途としては手指の消毒ですが、使った時の感情は大きく違います。

もし私がアルコール消毒を買うとしたら、コスパを重視するので後者の商品は存在すら知らない可能性がありました。

普段の買い物をする時はコスパ・デザインなど、自分の物差しで測りますよね。

自分の物差しだけで買い物をしていると、
「アルコール消毒がいい香りがするだけでこんなに華やかな気持ちになるなんだ！」
という発見もなく、「消毒する」という機能面だけをみて買い物していたと思います。

「こんなにいい香りがする消毒液があるんだ」
「消毒液がいい香りだと意外と癒されるなー」

などなど、知らなかったモノと自分の間に生まれる対話＝未知との対話であり、それらを生み出すのが私たちの目的です。
そして、その場を提供するのが会社という関係性なのです。

10種類のカントリーマアム

mtc.では福利厚生の一環としてお菓子と飲み物を常備しており、自由に取ることが出来ます。メンバーも結構利用しています。

せっかくみんなが沢山使っているなら、このお菓子たちとも対話を生み出したい！

そう思ってチームメンバーのえびちゃんと私は色々案を出し合い、「お菓子の企画棚」を設けることにしました。
月に一回テーマを決め、それに沿ったお菓子を集めてきて、
「みんなが存在を知って・パッケージや違いを見比べて・食べて味の違いを感じてほしい！」
というものです。

記念すべき第一回は「カントリーマアムを食べ尽くす会」に決めました。

「カントリーマアムって地方限定とか色んな種類あるよね」
「サイト見たら限定以外もめっちゃ種類ある！」
「違う味を食べ比べする機会って自分じゃなかなか作れないよね」

という他愛のない会話から始まり、見事カントリーマアムが選ばれました。
実際、2店舗回っただけで10種類も集まりました！

「これ初めて食べたけど美味しかった！」
「こんな大人っぽいパケのカントリーマアムあるんだね」
「こんなに種類があるなんて知らなかった」

などなど、皆さん感想を共有してくれて嬉しいです。毎日何気なく摂取するものから何かしらのインプットがあれば、それだけでも楽しいですよね。

会社のお金で好き放題やっているの？

もしかすると「会社のお金を使って好き放題やっているの？」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはなくて、むしろ承認を得るのは簡単なことではありません。

なんのために、どういう目的があってみんなに提供するのか。それはみんなが平等に体験できるのか、会社がそれを提供する意味はあるのか。などなどたくさんの検討事項があります。

自分のやりたいことを会社のお金でする、ではないのです。

この概念に辿り着くまでには岡崎とかなり議論をしました・・・。
「それは会社が用意しなくても自分で試してみればいいんじゃないかな」
「その商品はどんな根拠があってみんなにとって”いいインプット”になるの？」
実際話してみると確かに、となることばかりで私たちもまだまだ勉強中です。

楽しくEHを高めたい

難しく書いてしまいましたが、最初にお話ししたように根底にあるのは「社員が楽しめる環境づくり」です。
こうした話をみんなで真剣に楽しく議論します。従業員の幸福度を上げるために社員一丸となって取り組む会社は珍しいかもしれません。

そんな私たちのEHの取組に対するご紹介でした。今回は嗜好品をピックアップしましたが、他にもいろんな取り組みがあります。
例えば、以前記事にもアップしたmtc.夏祭りは定期行事チームを中心に企画が実行されました。

こちらもぜひご一読ください！
他にも福利厚生を考えるチーム、オフィスの在り方を考えるチームなど…。それぞれが掲げた目標を軸に日々活動しています。

EHのおかげで日々色んなことが起こるので、オフィスはいつも賑やかです。
また改めてご紹介できればと思います。