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ディスカバリークリエイターという職種

こんにちは。mtc.の人事広報です。

今日は面接などで「会社の強みは?」「他の会社と違う部分は?」と聞かれたときによくお話で取り上げさせていただく、デザインリサーチャーについてご紹介します。

私たちはユーザーリサーチに関して、施策を考える上では必ず必要。という考えが会社の軸にあります。
また、一般的なマーケティングリサーチや、ユーザーリサーチよりもより深く詳細の欲求まで把握することを大切にしています。(この辺り詳細は別の機会に記事化したいです)

mtc.は10人程度のベンチャーですが、
実はその中にリサーチの専門家が存在しているのも大きな特徴です。

ディスカバリークリエイターとは?

言葉にすると、

Discovery = 発見する  Creator = 創造者


そして以下のような意味・ミッションが込められています。

①定性調査を通じて、ユーザーの本当の課題や欲求の創造・発見する
└観察やインタビューを通じて、ユーザーが言葉にできている/まだできていない複雑な気持ちの両方から、本質的な課題や欲求を発見・創造する

②発見したユーザーのインサイトをビジネス接続する場やプロセスを創造する
└企業がやりたいことベースやリサーチデータなしの想像の施策ではなく、リサーチで発見されたデータを元に、それをきちんとビジネスに接続するという場やプロセスを創造する

※一般的にはデザインリサーチャーという職種の分類になります。
※mtc.では自分で肩書を考え「◯◯クリエイター」と名付けます。


経歴など

mtc.でディスカバリークリエイターを務める住谷は、
前職ではサービスデザイン/人間中心設計の専門集団の中で「デザイン リサーチャー」として働き、ペルソナ作成やCJM(カスタマージャーニーマップ)作成をはじめ、ユーザー体験の構築やまだ世の中にない新規事業サービスの開発支援などに携わっていました。

デザインリサーチのプロフェッショナル(特に欲求の探索が非常に深く本質を捉える部分がすごい)として活躍していたところを代表岡崎に見初められ、mtc.にジョインしてくれました。

(デザインリサーチとはなんぞや?という話については、色々なところで色々な方がお話されているので、探してみてください)

わたくしはこの「デザインリサーチ」のプロフェッショナルに出会ったのが初めてだったので、彼女と出会った当時それはもう衝撃的だったのを今でも鮮明に覚えています。



雑談がすべてリサーチ

雑談だと思って彼女と会話していたコスメの話が実は、彼女のリサーチだったのです。
自然に会話をしている中で、彼女は
「相手の内なる課題を見つける(ここがディスカバリーの所以です)ために必要な情報」
「ヒアリングされている私がこれまで潜在的に思っていたけどうまく言語化できてない、気づけていなかったニーズ」を引き出し発見してくれていました。




魔法?いえ、リサーチの専門的手技手法がきちんと身についているプロの技

最初は「魔法かな?」と思っていましたが、それは「人間中心設計」「定性調査」「サービスデザイン」にある手技手法をきちんと技術に裏付けられた彼女のプロの仕事でした。

あとになって聞いたところ「もともと超がつく人見知りでコミュ障」だったけれど、そんな自分を克服したかったし人間に興味があったから、大学時代からお勉強をしてここまできたとのこと。

そして2018年には人間中心設計推進機構というNPO法人(HCD-Net)が認定する「人間中心設計スペシャリスト」という資格を取得しています。また、当機構でユーザー調査について当機構のセミナー登壇経験もあります。

色白で細身の、ぱっと見はとてもイマドキ女子の彼女ですが、仕事への姿勢がそれはもうストイックそのもので、近くにいるといつも気が引き締まる思いです。

と同時に業務以外の部分では、彼女に人生の悩みを相談すると、気づかなかった悩みの本質が見えてきたり、前に進むためのヒントをもらえたりする、カウンセラーのような存在でもあります。
(将来カウンセラーにもなりたいらしい)

模造紙と、たくさんの付箋と、お気に入りのサインペンと・・・彼女はいつも、自分の業務に必要なお道具を抱えて、ホワイトボードの前で考えを巡らせています。

業務でのアウトプットをちら見せ

多次元ペルソナ®
ターゲットについて考えるとき、年齢や居住地などの表面化しているプロフィールではなく、「その人がどのような気持ちや考え方を持っていて、どのようなきっかけで気持ちが動いて行動を起こすのか」こそ重要。表面化しているもの、表面化していない裏側、そしてその裏側の「さらに裏」に潜む気持ちや考え方までに目を向けるために、ターゲットを段階的に掘り下げていく

Gap Discover Map®
カスタマージャーニーを考える際は、今あるものを分析して改善しようとするスタンスだけでなく、顧客の潜在的なニーズまで掘り起こし、取り巻く環境・人物やタッチポイント(使用デバイス)などをすべて考慮することが必要。それを可視化するものとして開発された

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