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新卒で営業職を希望するならリユース業界。成長市場を開拓しながら、自らも成長できる上場ベンチャーの魅力とは

「マーケットエンタープライズでは主体的に動けるからこそ、会社や環境を自ら変えていける」

そう語るのは、HRディビジョンにて新卒採用を担当する齋藤修平だ。新卒入社でリユース事業部の営業職に配属され、入社2年目で副センター長に就任し、その1年半後の26歳のときにはセンター長として上場企業の拠点責任者を経験。しかし齋藤は、「入社当初は仕事ができない社員だった」と自身を振り返る。

そこで今回は、彼がマーケットエンタープライズ(以下、ME)に入社を決めた理由からリユースセンター長になるまでの道のり、またMEやリユース営業の面白さや事業の魅力、そして今後の展望について語ってもらった。

「会社や事業のことを深く語れるような25歳がいる会社はなかなかない」新卒入社でMEを選んだ理由

―― あらためて新卒入社でMEを選んだ理由を教えて下さい。

将来的には経営に携われるようなキャリアに憧れを抱いていたため、就職活動では「自分自身が最も成長できる環境はどこか」という基準で会社選びをしていました。

そして事業内容や業種を問わず、若いうちから裁量権を持って働ける環境があるかどうか、さらに企業としても成長していく可能性があるかどうかを企業選びでは見ていて、その中で「勢いのあるベンチャー企業」と聞いて面接を受けたのがMEでした。

他にもベンチャー企業を中心に面接を受けていたのですが、最終的にMEを選んだ理由は、会社自体が確実に成長していくだろうと思えたからです。
ベンチャー企業の中には設立して間もない、人数も5名以下といった企業もありますが、そうした企業は今後も本当に成長していくのか不安を抱くこともあり。

しかしMEは、リユースという成長市場でネット型の事業を先駆けて行なっている確実性に加え、説明会でも代表の小林が多角的に事業展開していくということを熱量高く明言しており、その実現に向けた可能性を強く感じました。また、選考が進む過程で社員の方と話す機会があったのですが、「主体者集団で在り続ける」という理念を皆が体現していて、熱量を持って仕事をしていました。

当時のリユース事業のセンター長が25歳の方だったのですが、与えられた仕事をただするのではなく、どうサービスを良くしていくかを自ら考えて主体的に行動されていて。会社のことや事業のことをここまで深く語れる25歳って他の会社にはなかなかいないなと感じました。

そうした1人ひとりがサービスを自分ごととして考えている主体者集団の集まりなら、会社としても成長していくだろうなと思えましたし、若くして裁量権を持って働ける環境、また理念を体現しているMEの “ヒト” の部分に惹かれ、これ以上チャンスがある会社はないと思い、入社を決意しました。

―― 入社後から今に至るまでに、どういったキャリアを歩んでこられたのでしょうか。

2016年に入社しまして、はじめはリユース事業部の東京リユースセンターに配属されました。2年目には埼玉リユースセンターに異動となり、そこで副センター長に就任、はじめてマネジメントに携わらせてもらうことになります。

さらにその1年半後にはセンター長に就任しまして、拠点のマネジメントはもちろん、事業部横断でのプロジェクトも担当させてもらったりと事業成長のために様々なことを担当させていただきました。
そして2022年6月より人事部門に異動し、今に至ります。

26歳でセンター長に就任。ヒト・モノ・カネ・情報に関する裁量が与えられ、ひとつの会社を経営している感覚だった

―― 新卒入社2年目で副センター長を任されたときの心境はいかがでしたか?

実はもっと早く任せてほしいと思っていたので、「やっときたか」と思ったのが率直な心境でした。やってやるぞという気持ちでいっぱいだったので、当時はとにかく成果を出すために組織として目につく課題点をひたすら改善していきながら営業としても実績を作っていくということを繰り返していました。

ただ、自分の中でターニングポイントだったのは、センター長に就任してからでした。副センター長のときも気持ちはセンター長のつもりで動いていたのですが、振り返ってみると当時のセンター長が裏で支えてくれていたからこそ、やりたいことを思う存分にできていたんですね。そのため、センター長になってはじめて、マネジメントとは何かを理解しました。

というのも、当時はどの拠点よりも連続で予算を達成している状況だったため、いざ自分がセンター長となって、その連続達成を止めてしまわないよう必死でした。そんな中、思うような結果を出せなくなった時期がありました。

とにかく数字を追い求めて、猪突猛進していたのですが、ふと立ち止まってメンバーのことを見ると、誰も私についてきていなかったんです。そのため、数字達成はおろか、メンバーとの意思疎通もままならない状況でした。

主体者集団と掲げているのに、私がやっていたのは数字を追いかけることをただ強要していただけで、メンバーが主体性を持って成果に向き合う環境をつくれていませんでした。そこでただの “リソース” としてではなく、 “ヒト” としてメンバーと向き合うことの重要性に気づかされました

また、そうしたことに気づけたのは、まわりの先輩方から「チームで成果を達成していくためには、メンバーに納得してもらった上で一緒に走っていくことが大切だ」というアドバイスがあったからでした。

MEには、若くして役職について活躍しているメンバーが多いですが、そんな輝かしく見える先輩方も同じ苦労や失敗を経験をしています。そうした先輩方のアドバイスがあるからこそ、くじけずに前へ進み続けられました

―― あらためてこれまでを振り返り、MEで働く魅力はどういったところにあると感じられていますか?

ひとつは、成長環境があるということです。私は入社1年目から早く役職につきたいと思っていたわけですが、実は入社当初は視野が狭くてミスも多く、仕事をこなす感覚で働くような、どちらかと言えば “仕事ができない社員” でした。

ただ、成長機会がある度に自ら手を上げていて、その結果、社長直下の研修プロジェクトメンバーに選らんでもらったことがありました。そこで「仕事とはなにか」「なぜマネジメントが必要なのか」といった話を代表の小林から直接聞き、そこから仕事に対するマインドセットが大きく変わったんですね。

普通に考えて、新卒社員が上場企業の社長と話す機会があること自体、すごいことだと思いますし、そうした成長機会が仕組みとしてあるということもMEの魅力だと思います。

また、やはり主体者集団であるというのは、MEで働く大きな魅力です。私がセンター長を務めていた際も、人材を採用をするかしないか、メンバーの給与をどうするか、また運営にあたって何に注力するかなど、上場企業でありながら拠点運営に関わる数多くのことが私の裁量で決められる環境でしたので、ひとつの会社を経営しているような感覚でした。

私は26歳でセンター長に就任しましたが、そうやって若くから主体的に動けるのは、主体者集団で在り続けるという理念に基づき、しっかりと若手に任せる風土があるからです。

そのため、学生時代の友人とひさびさに会うと「会社を休みたい」などの愚痴をこぼす友人もいるのですが、MEでは主体的に動けるからこそ、会社や環境に不満があれば自分で変えればいいという発想なんですよね。

他の会社であれば、不満があっても変えられないことも多かったりすると思うのですが、MEは実際に自らアクションを起こせますし、まわりも建設的にどうすればより良くなるかを一緒に考えられるヒトたちばかりのため、何事にも前向きに捉えられる環境だと思います。

MEは上場ベンチャーだからこそ、若くしてマーケットにインパクトが与えられる経験ができるチャンスがある

―― リユース事業部から人事部への異動について、ご自身ではどのように捉えているのでしょうか?

正直、驚きました(笑)。異動を言い渡されるまでは、リユース事業をもっと伸ばしていくためにどうするかということばかりにフォーカスしていたため、まさか自分が採用を担当するとは思ってもいませんでした。

ただ、人事部門に異動になろうとも、手法が変わるだけで事業成長を実現していくという部分では同じだなと。実際にリユース事業部を伸ばしていくためには、採用を強化することのほうがインパクトが大きいわけです。

そのため、理念である主体者集団で在り続けるということはブラさずに、新卒メンバーを少数精鋭ではなく、多数精鋭で採用していくということが直近の私のミッションです。

―― 自身もリユース事業部にいた経験から、MEのリユース事業で働く面白さはどういったところにあるとお考えですか?

“リユース” はまだ学生には認知度が低い業態であると思います。ただ、ファーストキャリアとしては非常に魅力的な事業だと思っていて、その理由はたくさんありますが何よりも市場規模の大きさにあります。

リユース市場というのは、数十兆円の隠れ資産が眠っていると言われるほど大きい市場に対して、いまだ6割以上の方がリユースサービスを利用したことがないという状況です。一方で少子高齢化やごみ問題といった日本の社会問題に対して、リユースというアプローチで解決していくことができる非常に社会的意義のある仕事でもあります。

人口が減少していく日本で、リユース市場のような成長市場というのはなかなかありませんし、市場が伸びているからこそ、成長に向けた幅広い裁量権が与えられ、チャレンジできる環境があるというのはMEのリユース事業の面白さだと思っています。

そして設立間もないベンチャー企業であれば、裁量権があったとしても、そもそもできることが限られてしまうこともありますが、MEは “上場しているベンチャー企業” なので、資本力を持って大きなマーケットにアプローチができることも魅力です。

マーケットにインパクトを与えられるような仕事を若くして経験できるチャンスがあるのは、非常に面白いと思います。

―― 最後に、今後の展望を教えてください。

まず私個人の展望としては、事業を創出することにチャレンジしていきたいと思っていて、MEがコングロマリットグループとして1千億円企業を目指す中で、その一角を担う事業をゼロから作り上げられる人材になりたいと考えています。

人事部門としては、MEという会社自体、そしてリユースの認知度を高めていきつつ、より多くの仲間を迎えていきたいです。目指しているのは、日本のだれもが当たり前のようにリユースのサービスを使っていて、そんな世の中でMEを知らない人がいないような世界です。また、ただ採用するだけでなく入社後に活躍してもらうための研修設計にも携わっていき、人材価値を伸ばしていける土台をつくっていきたいと考えています。

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