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BizDev(事業開発)として入社し、20代でメディア事業のカンパニー長に。元学生起業家が、挑戦の場としてMEを選んだ理由
「これまで自分がやってきたことよりも断然大きいことができると思った」
そう語るのは、経営者としてのキャリアを歩んできたにも関わらず、2021年7月よりMEに入社し、現在メディアカンパニーのカンパニー長を務める大塚だ(※事業の多角化に伴い、2022年7月よりカンパニー制に移行)。
大学在学中にベンチャーキャピタルより資金調達を実施し、会社を設立、代表取締役に就任。その後もWebマーケティング事業を展開する会社を起業し、代表取締役社長を務めるなど、起業家としてチャレンジし続けてきた大塚。
そんな彼がなぜMEという会社にメンバーとして入社することになったのか。今回は自身のこれまでのキャリアからMEに入社した理由、また今後の展望について大塚が語った。
大きな結果を出せるなら必ずしも経営者である必要はない。さらなる可能性を感じたことがME入社の理由
―― あらためて、これまでのキャリア遍歴を教えて下さい。
一番最初の起業は大学在学中で、19歳のときです。当時、アメリカで製造される機器が日本でほとんど流通していないことを知り、個人輸入をはじめたのが最初のビジネス経験でした。
ただ、もっと思い入れがあるビジネスがしたいと思うようになり、個人輸入のビジネスは友人に譲ってしまいました。そして次に何をしようかと考えたときに、ちょうど私の妹が大学に入学するというタイミングで、「大学に何を着ていけばいいかわからない」と悩んでいたんですね。
そこで妹や、妹と同じような悩みを抱えているヒトたちにとっても役に立つものをつくりたいと思い、ファッションスナップのWebサイトを立ち上げます。そして街中でファッションスナップを自ら撮ったりしているうちに、読者モデルの方々とも繋がるようになり、イベントをやったりもしていました。
並行して、サービスの立ち上げやSEOなどの知見を深めたいと思い、インターンという形で企業に属しながら、サービス開発のイロハを学びました。
その中で、学生起業家に特化したベンチャーキャピタルの存在を知り、連絡をしてみることに。投資担当者と話す中で構想を固めつつ、サービスを開発していく内にその企業に出資いただくことになりました。
そうして会社を立ち上げ、独立したのですが、マネタイズに苦戦してしまったんです。そこでもっとマネタイズを学びたいと思い、次はインターネット広告代理店に就職。1年後にはふたたび個人事業主として独立し、その後に法人化してWebマーケティング事業を展開してきました。
―― 経営者としてのキャリアを歩まれてきた大塚さんですが、なぜ経営者を続けるのではなく、MEに入社するという決断をされたのでしょうか?
訪日外国人向け事業や越境事業を行っていたのですが、コロナ禍で継続するか売却するかの意思決定を問われました。結果、コロナ禍の影響が長引く可能性が高いと判断し、最終的には事業を売却しました。そこであらためて今後の自分はどういった道へ進むべきかと考えたときに、「いまの思考のままだと、大きいことは成し遂げられない」と思い至ったんです。
先輩経営者らにも相談したところ、「別の経営者のもとで働いてみるのも1つの手」とアドバイスをもらい、偶然にも複数の経営者から別々にMEを勧められたんです。ひとりから勧められるならまだしも、複数の経営者が勧める会社ならよほど自身とマッチしている企業だろうと。
「組織に属することに懸念はないのか」と聞かれることもありましたが、経営者であろうが組織に属そうが、それは手段でしかないと思っていて、同じ志を持つ仲間と大きな結果を出せるなら必ずしも経営者である必要はないと私は考えています。
学生時代の起業を含めれば経営者を5年以上もやってきたからこそ、視野が狭くなっていてもおかしくないと思い、自分の視野を広げられる環境に身を置きたいと思っていました。
そこで実際にMEの面談を受けたのですが、MEの企業理念や考え方、ビジョンに強く共感したんです。経営陣らの言葉にはいままでMEが積み上げてきた歴史や想いが込められていて、その言葉一つひとつにME “らしさ” を感じました。また、そうしたMEの魅力に惹かれて入社しているヒトたちと一緒に働けるということ自体もとても魅力的だなと感じました。
面談で私からビジネスの質問をしても「なるほど」と思う回答ばかりで、MEであれば自分のやりたかったことをこれまで自分がやってきたことより断然大きくできそうだと思ったのが、ME入社の決め手でした。
「商売」の気概を日々感じる現場。お互いの強みを理解し、主体者集団として前に進めていくことがMEの面白さ
―― 2021年7月にMEに入社されましたが、MEではこの1年間どういったことをやられてきましたか?
入社当初はMEが抱える経営課題の解決をミッションに、事業開発(BizDev)を担当しました。BizDevでは各事業に研修という形で入り、横断的にどういった動きをしているのかと事業理解を深めていく中で、フレッシュな視点を持つ自分だからこそ感じる違和感をレポーティング。
そして、具体的にどう課題にアプローチしていくかを上長らとディスカッションしていき、具体的なアクションに落とし込んでいくというのを行ってきました。
その後、メディア事業にアサイン。メディア事業のマネージャーを務めた後、カンパニー制に移行したタイミングでメディアカンパニーのカンパニー長に就任。現在は6媒体のグロースをミッションに動いています。
―― あらためてMEのメディア事業について教えて下さい。
最適化商社を掲げるMEでは、賢い消費をサポートするようなメディア、具体的には『ビギナーズ』や『iPhone格安SIM通信』、『SIMチェンジ』、『UMM』、『OUTLET JAPAN』、『最安修理ドットコム』といった媒体を運営しています。
MEのメディア事業というのはまだスタートして3年ほどで、これまでSEOで成長してきたものの、検索流入はアップダウンが激しいため、さらなる成長のための一手を打っていく、第二成長フェーズにあると捉えています。
具体的には3つの軸で展開していく予定で、1つは既存領域のさらなる拡大。まだ獲得できていない領域を狙っていく予定です。そして2つ目がチャネルの拡大。オウンドメディアだけでなく、SNSなどのメディア群を構築していこうとしており、この領域はインターン含め、メンバーに権限移譲を行い進めていく予定でいます。
最後に3つ目がドメインの拡張で、新規メディアを立ち上げたり、外部のメディアを買収するなども視野に入れながら、ドメインの拡張を進めます。
このようにメディア事業はいろいろなことにチャレンジしていくフェーズのため、主体性を発揮しやすい面白いフェーズにあるなと感じています。
―― メディア事業にはどういったメンバーが多いと感じられていますか?
現在メディアカンパニーは約30名ほどの組織ですが、編集者的な動き方をするメンバーもいれば、マーケター的な動きをするメンバーもいたりと、画一的でない多種多様なメンバーが揃っています。
ただ、メディア事業に限らずME全体に言えることですが、みなビジネスというよりも「商売」という表現をするメンバーが多いですね。
新卒1年目であっても「売上がいくら」「粗利がいくら」といった話を普通にしていて、まさに「商売」という気概を感じるシチュエーションは多いですし、メディア事業も数字を見ながらロジカルに企画を出していくような動き方をしているのは、MEのメディア事業の特徴かもしれません。
また面白いなと思うのが、自分は数字を見ながら分析や施策を進めますというタイプだけでなく、コンテンツを磨き上げていき結果を出すタイプ、戦略面が得意な別のメンバーを巻き込んで結果を出すタイプもいたりと、みな各々に勝ちパターンを持っているということです。
そして「私の強みはここだ」と自己理解ができているだけでなく、グループワークを通じてチームメンバーの強みも相互に理解しているからこそ、一人ひとりが主体者となり、成果を最大化させるためには誰とどう協力しながら取り組むべきかというマインドが醸成されているのは、MEの面白さだと感じています。
事業成長のスピードが本当に早い。まさにこの会社はこれからがベンチャーであると感じた
―― あらためて、大塚さんはどういったところにMEで働く面白さを感じていますか?
MEは主体性を持っているメンバーしかおらず、みなが「より良くしていきたい」という思いを持って仕事を進めるので、ポジティブな気持ちがベースにある会社というのは本当に面白いなと感じています。
そういったメンバーが集っているからこそ、事業成長のスピードが早いのだと思いますし、実際に私が思う2倍くらいの早さで事業が進んでいくんですよね。
たとえば私自身、入社して半年後にはメディア事業のマネージャーに就任するというのもそうですし、代表の小林と話すと今後の人口動態どうなっていくかなど、常に社会課題レベルの話題が出てきたりするため、週単位で思考がアップデートされていくなと感じていますし、アップデートし続けることが求められる環境。
そうした事業スピード、成長スピードが求められるからこそ、主体性溢れる方にとってはチャンスを掴みやすい、最高の環境なのではと思います。
ME、そしてメディアチームではインターンや新卒、また中途メンバーの採用を行っていますが、どんなベクトルであっても「こういうことをやりたい」という志を持った方であれば、MEでどういったことが具体的にできるかクロスポイントを見つけられるでしょう。
また、中途の方であればこれまでの経験を活かしてこんなことをしたいなど、MEの理念に共感し、主体性のある方であれば活躍できる環境があるので、ぜひ一度いろいろとお話ができればと思います。
―― 最後にメディア事業の展望、また大塚さん個人の展望を教えて下さい。
メディア事業はまさにいま、さらなる広がりを見せていくフェーズです。既存のやり方にしばられることなく、新たな挑戦を展開していき、さらにこれまでメディアチームの管轄でなかったプラットフォームメディアも管轄下になるため、どんどん若手に権限移譲をしていき、ダイナミックに事業を推進していきたいと思っています。
そして個人としては、何かあったときには具体的な解決策をスパッと提示できるような、大局観を持ちながらも頼りになる人材になりたいと思っています。
またMEだからこそつくれる未来があると信じていますし、明るい未来をつくれるようなチームをつくり、さらなるMEのグロースに携わっていきたいです。
そしてMEはいま1000億円企業を目指していて、そのためにはまだまだ事業が足りないですし、私のようなポジションがどんどん増えていかないといけません。
「この会社は、これからがベンチャーだ。」と掲げている通り、新規事業の立ち上げやグループ会社設立などがどんどん増えていくため、そうしたことに携わりたい方、またMEが持つアセットを活用してより大きなことにチャレンジしたいという方は、ぜひ一緒に働きましょう。