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教育コンテンツ制作の舞台裏:社員インタビュー

manebiのeラーニングコンテンツ制作を手がける高橋さんに、キャリアの転機や業務の裏側を聞いてみました。教育業界で培った経験や、eラーニング動画の制作にかける情熱に迫りつつ、manebiでの日々の業務や仕事のやりがい、チームメンバーとのエピソードをお伝えします。

profile:高橋 涼哉
2023年8月にmanebiに入社。入社後はコンテンツプランニング部に配属され、eラーニングコンテンツの制作を担う。趣味は散歩で、1時間以上散歩で放浪していることもある。

教育業界の魅力とmanebiとの出会い

これまでのキャリアを教えてください。

2020年に新卒で社会人向けの総合スクールを運営している会社に入社しました。入社当時に営業を担当し、その中で教材に関して改善点やもっとこうしていきたいと思いが募り、商品企画・開発へと異動しました。商品開発では、主にIT教材の制作を担当しました。その後、行政営業部へと異動となり、行政案件の研修の運営や、プロポーザルへの参加などを行いました。

これまでのキャリアでも教育に関わっていたんですね。教育業界に興味をもったきっかけは何ですか?

就職活動をしている中で様々な業界の話を聞きに行っていました。その中で、大学で授業を受けた教授が生徒が集中して聞けるような、面白いと思ってもらえるような工夫をして教育を提供してくれていて、それがとても印象的でした。教育の中でも面白みをもって学習できるような機会を提供したいと思って教育業界を選びました。

では、manebiに入社しようと思ったきっかけは何ですか?

もっと自分自身が教育コンテンツの制作にかかわっていきたいと思い、転職を考えるようになりました。

manebiは一次面談の時から、「今後自分がどうなっていきたいか」「教育業界は今後どう変わっていくか」など、先の視点の話にも触れる機会が多くありました。それが自分自身のキャリアを考えることに繋がりました。改めて自分自身を見直すきっかけにもなったため、入社後も自分自身が目指す像に近づけるのではと思ったのでmanebiを選びました。

採用選考の中で印象的なエピソードがあれば教えてください。

「今後のコンテンツ制作はどうなっていくと思いますか」というざっくりとした質問をいただいたことが印象的でした。自分もそのことについてはずっと考えていたのですが、これからはAIなど様々な機能・ツールが出ていく中で、「ただ作るだけ」というのは終わるのだと思っています。だからこそ、コンテンツを制作する目的や考えの部分が重要になると話しつつ、自分自身もそういう力を身に着けなければならないと考えていました。

他社の採用選考も受けていましたが、先の視点まで話をふってもらえたのはmanebiだけだったので、印象に残っています。

自らの学びとコミュニケーションで創る「学ぶ人の挑戦を助ける」動画コンテンツ

manebiでは現在どういう業務を担当されていますか?

eラーニングの動画コンテンツの制作を担当しています。自社コンテンツだけでなく、企業さまからご依頼いただいた内容でのコンテンツ制作をしています。

原稿作成から始まり、絵コンテの作成、動画編集をして完成させるのが業務の流れです。

また、オンライン研修を実施させていただいた際に、お客様のご要望に合わせて10分のダイジェスト版にするなどの振り返り動画も制作しています。

入社前後で業務へのイメージギャップはありましたか?

VYOND(ビジネスアニメ制作ツール)を使用すると聞いていたのですが、実際に使ったことがなかったのでなんとなくのイメージしかありませんでした。実際に触ってみてまだまだ色々できるなと感じたところが大きな印象です。

今まで自分が見てきたのは先生がいて話すという固いイメージでした。VYONDを使った教育コンテンツを見たときに、いい意味での軽い見せ方ができるという表現の仕方や、年代によって見せ方を変えられるということを感じました。

日々の業務で困難や課題を感じることはどのようなときですか?

コンテンツの見せ方、動画の表現、言葉の伝えかた…。様々な面で悩みます。また、相手が思う見せ方や表現をくみ取ることも難しいなと感じます。

絵コンテをお客様にお見せした際に「お客様のイメージと違うんだろうな」と感じることがあります。そういうときに、別パターンをすぐに提案できるようにすることが今の課題です。

例えば、Excelの教材を制作するときに「表をもうちょっと違う見せ方をしてほしい」等のご要望をいただいて、「”もうちょっと”ってどういうことだろう」と分解するのに戸惑ったことはありますね。笑

なるほど。たしかに実際に絵コンテを見てみると「思ってたのと違う」ということは起こりそうですね。

はい。お客様のイメージと自分の絵コンテがどこまで乖離しているのかを整理しながら、見せ方・表現の仕方を変えています。

どうしても原稿だけだとお客様もイメージが膨らまないと思います。絵コンテをお見せすることでイメージと違うということがわかったり、逆に「もっとこうしたい」というご意見が出てきます。そういうご意見を自分の中で吸収して今後に活かしていきたいと思っています。あと、VYONDで制作された動画をYoutubeなどで見ながら、表現の仕方を一から学んでいます。

では、業務においてやりがいを感じるのはどういうときですか?

社内・社外問わず、作ったコンテンツをほめてもらえた時ですね。お客様からも直接、絵コンテや原稿の時にもほめてもらえるとやりがいになります。最近だとご依頼いただいた教材の絵コンテをお渡しし、打ち合わせした際によくできてると言っていただき、うれしかったことが印象に残っています。

実際にお客様にお褒めいただいた教材の絵コンテ。内容やお客様のご要望に沿って見せ方を工夫しています。

お話を伺っていて、お仕事をすごく楽しんでらっしゃるのが伝わってきますね!

楽しいです、とても!

元々自分がやりたかったことができているので、のらりくらり頑張ってます。他にもコンテンツを作ることだけではなく、データチェックやコンテンツ作成の社外との打ち合わせ、カスタマーサクセス部の方との情報共有などなど、いろいろなことに関れることがうれしいです。

高橋さんが仕事において大切にしている価値観や考え方を教えてください。

学び続けるにはどうしたらいいのか、今のコンテンツで学べたと思えるのか、学ぶ人の挑戦の手助けができているかを考えています。

自分自身も前職で商品開発を行う傍ら、教材を利用して自己学習を行っておりました。その際に「学んで、形にできた楽しさ」を経験することができたので、せっかく学んでいただくのであれば何かしらその人のためになるもの、その人が今後挑戦したいと思えるきっかけになるコンテンツが作れたらと考えています。

ご自身の成長やスキル向上のためにどのような取り組みをしていますか?

様々な教育コンテンツを見ることや、学んでみたいと思えることはとりあえず手を付けるようにしてみています。教材も動画だけではなく、参考書籍や新聞など、1つに拘らず様々な角度から情報をキャッチしていけるように、自身からアンテナを張ることを意識しています。

最近読んだ書籍をご紹介いただきました!

学びと成長の機会をくれるCP部の仲間たち


CP部の雰囲気やメンバーの特徴を教えてください。

CP部内は和気あいあいとしていますね。フラットな打ち合わせでは雑談を交えながら、「こういうことができたよね」とか「これができなかったのはなんでだろう」と反省点も踏まえながら進められています。喋りづらいとかそういう雰囲気はないので、話したいことや相談したいことは話しながら進められてますね。

10周年の社内向けイベントの様子。「世界縁満」(manebiのパーパス)をイメージしてCP部メンバーでイラストを描きました。

チームメンバーとの印象深いエピソードや共同作業の成功体験があれば教えてください。

チームメンバーからは様々な観点でアドバイスをいただけるのですごく助かっています。
コンテンツ制作を担当しているメンバーからは、VYONDの使い方や表現方法などを教えてもらっています。自分が制作したものと見比べると、まだまだこんな表現があるのかと勉強になります。
コンテンツのデータチェックをしてくれているメンバーからは、作り手とは異なる観点で意見をもらえるので自分が作るときに気を付けようと考えさせられる機会が多いです。
部長は自分の考えや今のタスク等整理する時間を多く与えてくれます。現状の課題や対応方法の確認など、自身の現状を振り替えりながらお仕事ができるので、タスクに追われすぎず助かっています。

高橋さんが語るmanebiで活躍するための力

同じ職種や業界に興味を持っている人たちにとって、manebiやCP部のお仕事はどのような魅力があると思いますか?

教育という業界の特徴だと思いますが、「知識を得る」のに「自身も学ぶ」ことが多くあると思います。そのため、学ぶことが面白い、この学んだ内容を拡げて貢献したいと考えていける人がお仕事も楽しんでいけるのかなと思っています。

また、コンテンツ制作といっても、動画編集だけではなく企画も含まれていますので、自分自身で考えることも多くあります。そういった考えることも、手を動かすことと同じくらい楽しめる人には魅力あるのかなと思います。

高橋さんが考える「manebiで活躍できる人」ってどういう人だと思いますか?

たぶんですけど、めちゃめちゃ考えられる人だと思います。

どの業務をするにしても自分で考えて実践したり、考えたことに理由をつけて話す場面が多いと感じています。考えたものを理由もつけてアウトプットできる人が向いているのだと思います。

アウトプットできる人、アウトプットのために逆算して考えるということを意識してできる人だと参考にもなるし、一緒に仕事したいなと思いますね。

将来の目標や挑戦したいことを教えてください。

作るだけではなくコンテンツの企画開発にも、もっと関わっていきたいと思っています。そのためにはまだまだ分析力が足りていないし、手も動かせていないなと感じていいます。

先日のmanebi10周年感謝祭でお客様のお話を聞いている中で、明確なゴール像やそれに対して必要なスキルを、お客様も自分も把握しきれていないと感じました。そういったことの分析力、細分化する能力、そして競合調査などマーケティング論理、業界知識をもっと身に着けたいです。

最後に、読んでくださっている方へのメッセージをお願いします!

自分自身がそうなのですが、映像制作・動画編集はツールが使えなかったとしても学んでいけば使えるようになります。「やったことがない」で諦めてしまうのではなく、コンテンツ制作をやってみたいという思いがある人であればぜひ考えてみてほしいです!

manebiは教育を扱っている会社なので、教育するための動画を作るのだという思いと、教育でどうしていきたいのかという思いがあれば、より良くできると思います。なので、そういう思いをお持ちの方はぜひ一緒に働ければと思います!

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