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「事務職から技術職へ異色の経歴 │次の挑戦の場にまほろば工房を選んだ理由」社員インタビューVol.06

こんにちは!

まほろば工房 採用担当です。


社員インタビュー第6弾は、事務職から技術職にキャリアチェンジした異色の経歴を持つ、技術部 井上さんにお話を伺いました。

まほろば工房に転職するまでの多種多様なご経験や、キャリアチェンジの際の努力や苦労も交えて、ご紹介していきたいと思います!


―まずは、自己紹介をお願いします。

2024年1月に入社しました。技術部 井上です。

FMラジオ局などを経て、20代半ばを過ぎた頃、IT業界に異業種転職しました。

私生活では20代前半の息子をもつ母親でもあります。

今は家で猫2匹を飼っていて、家族全員が猫ファーストな生活を楽しんでいます。


―猫ファースト!まほろば工房の社員は猫好きが多いですね。笑 

まほろば工房に入社する前はどんな仕事をしていましたか?

FMラジオ局などで営業事務を担当した後、知人の紹介でテレマーケティング会社でインターネットサービスプロバイダー(以降ISP)のユーザーサポートをすることになりました。

たまたま自宅でインターネットを使い始めた頃で、PCを自作したりもしていたので、技術サポートに配属。ユーザー向けの設定手順書の作成や、受電、メール対応などを行っていました。

その後、結婚・出産を経て、ISPの会社に転職し、サービス企画開発を担当。この頃から、JANOGやInteropに参加するようになり、業界の方との交流の機会が増えてきました。

そこから紆余曲折あり、サーバー運用・監視などを行う技術職に鞍替えすることになりましたが、 当時は子供を寝かしつけてからが唯一の勉強タイム。DNSサーバーの移行や、スイッチの設定などを必死に勉強する中、アラート対応で深夜やお盆、年末年始も電話がかかってきたりと、かなり生活リズムはぐちゃぐちゃで、こうして振り返るととても大変な時期でした。

その後は、会社買収をきっかけに転職し、転職先ではNOCチームに配属することになりました。運用・監視の実務は外注することになったため、メインの業務は対応手順書の作成や、外注先からの成果物のチェックなどでした。


―すごく色んな業務を経験されてきたんですね。

大変な時期もあったと思いますが、なぜ転職しようと思ったのですか?

新しい領域との出会いを求めてです。

前職は上場企業だった事もあり、役割や権限も細かく分かれていて、新しい分野の業務に携われるチャンスが少ないと感じていました。

サーバーだけでなくネットワークの領域にも足を踏み入れて、挑戦してみたかったというのが一番の理由です。



―こんなに色んな経験をしても、まだ新しい領域にチャレンジしたいと思うマインドが素晴らしいです…!

まほろば工房を選んだ決め手はなんでしたか?

ネットワークに精通している方々がいる会社だということを以前から知っていたので、私が踏み入れたい領域に強いという方向性がマッチしていたのが大きかったです。実は、社長の近藤さんや取締役の高田さんとは20年前くらいから面識がありました。

また、コアタイム無しのスーパーフレックス勤務という働きやすさと、前職の仲間が居たことも決め手になりました。10年ほど前に頸椎の手術をした関係もあり、出勤時間をラッシュ時間帯とずらす事ができるのが大きなメリットでした。


―そうだったんですね。実際に入社してみて感じた会社の印象や雰囲気はいかがでしたか?

社内が驚くほど静かだなと感じています。笑

必要な情報交換や雑談はSlack、業務のタスクはRedmineやメールで十分取れている事もありますが、皆さん黙々と自分の仕事に真摯に向き合っている感じが伝わってきます。

かといって皆さん無口という訳では無く、定期的に開催されている社内イベントや飲みの席で はよく笑い、よく喋るという印象です(笑)。きっとON/OFFを明確に分けているのでしょう。

まほろば工房のエンジニアは、ネットワーク分野と開発のスペシャリスト集団です。

ネットワークも範囲が広いのですが、それぞれが得意分野を持っていて、尊敬できる諸先輩方です。私もネットワークの分野でもお役に立てるよう、これから経験を積んでいきたいです。


―確かに業務中の皆さん、飲みの席と比べるととても静かですよね。笑

今、まほろば工房ではどんな仕事をしていますか?

現在は、社内サーバーの運用をメインとして担当しています。

サーバーの運用は、実をいうと範囲がもの凄く広くて、OSバージョンの更新や、セキュリティパッチ適用、アカウント管理、利用状況に応じてリソースの追加や、ログの分析など多岐にわたります。サーバー内で動かすアプリケーションの選定なども入る場合が多いです。

PDCAのサイクルを壊さないよう、常に世間の情報にアンテナを張っておき柔軟に対応できるようにしていきます。

まほろば工房ではサーバー運用をメインにしている方が居ないため、皆さん が各自の業務に集中できるよう、今後巻き取っていくのが当面の業務になります。


―これまでの経験をいかした業務をされてるんですね。

悩んでいることや課題はありますか?

社内の技術的な情報の蓄積方法の統一です。

社員数も増えてきているので、情報の共有・蓄積・活用は、企業にとってより重要になってくると思います。散らばっている情報(過去も含めて)を集約していくことにより、個々の生産性向上にも繋がりますし、記法を複数習得しなくても済むメリットもあります。

Redmineのwikiにだいぶ集約できたので、今後入社していただく方には、ぜひ参照していただければと思っています。


―ぜひ今後、活用していただきたいですね!

これからやってみたいこと、挑戦したいことはありますか?

現在は、社内サーバーの運用がメインですが、転職のきっかけでもあるネットワークの領域にチャレンジしたいと思っています。

実機に触れながら、運用・設計・構築・保守と全般的に取り組みたいと思っていますが、若手の育成にも携わっているので、しばらくは、そちらが優先になりそうです。

これまで、若手エンジニアの採用をすごく積極的に行ってきたという訳ではないので、正直なところ、社内に充実したノウハウや教育体制があるとは言えない状況です。

定例ミーティング等で進捗管理を行ったり、レビューやフィードバックの機会を設けたりはしていますが、少しずつ社内研修なども充実させていきたいと思っています。



―先日は社内研修の舵取り、ありがとうございました。

最後に、応募を検討されている方に向けたメッセージをお願いします!

ネットワークを利用するサービスは、昨今のDXブームで非常に広い分野が存在しています。

当社では、IVR(自動音声応答)サービスの自社開発提供も含め、ネットワーク構築支援やコンサルティング等、ネットワークレイヤー(Layer1~3)にとらわれず、ルーターやスイッチ等の実機を使って幅広くスキル習得ができます。

また、業界各団体コミュニティにも積極的に参加することができます。

そういったコミュニティに参加することで、業界の最新の動向を追いかけたり、各事業者様の困った話や解決した話などを相互に語り合う事で、業界全体の底上げがされているように思います。そのため、そういったコミュニティに参加できるのは、素晴らしい環境のように思います。

サーバーにしても、ネットワーク機器(ルーター、スイッチ等)にしても、家庭用の機器と企業で導入する機器でかなり違った機能を持っています。

大きなネットワークで扱う機器や機能を存分に触ることができる当社で、スペシャリストを目指してみませんか?

そして、自社サービスを売る営業さんも採用募集中です!



井上さん、営業のアピールまで、ありがとうございます!笑

まほろば工房には、本当に多種多様なバックグラウンドのある方がいらっしゃる事を、あらためて実感しました。

井上さんのまほろば工房でのチャレンジを支えられるよう、微力ながら採用担当もサポートしてしたいと思います。

井上さん、ありがとうございました!



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