就活準備で始めたインターンで見つけた挑戦と自分。

お世話になります。madoguchi株式会社 取締役 の福士です。今回はインターンとしてmadoguchi株式会社にジョインして以降、営業として少数精鋭チームの一員として力をつけた後、新規事業開発本部の立ち上げを任されたインターン生、 髙橋平明へのインタビューをお届けします。

プロフィール
髙橋 平明 (タカハシ ダイア)
慶応義塾大学 4年生。
2023年2月 インターン生として同社にジョイン。
主要事業のセールスとして成果を上げる。
2023年9月 新規事業の事業部長補佐兼営業、マーケティングと幅広い業務を任される。

長期インターンシップに参加しようと思ったきっかけや理由はなんですか？

大学2年から3年に進級するタイミングで就職活動や社会に出るための準備を意識し始めた中で、何か新しいことに挑戦してみたいと思い長期インターンに応募しました。

当時は職種を絞っていたわけではないのですが、学生であっても裁量権があり、自分のやりたいことに自由に挑戦できる職場を選びたいとは思っていました。

弊社のインターン選考で面接官の方とお話しさせていただいた際、営業である程度経験を積んだ上で徐々に営業以外のことにも挑戦できるというお話を伺い、最終的に株式会社madoguchiをインターン先に決めました。

初めての長期インターンで不安や心配はありましたか？

初めは法人営業を任せていただけるというのを入社前から伺っていたのですが、法人営業に関して何の知識もスキルもない自分がやっていけるのか、業務を遂行する上で学生であることが枷にならないかは気にしていました。

しかし、実際に始めてみると案外心配するほどでもなかったのかなと感じています。

僕は長期インターンをやることで大学生活といった他の活動を犠牲にしているとは思っていませんし、あくまで両立した上で自分の働いている時間内で吸収しつつ、それ以外の時間で勉強の時間をとりながら自己成長できていると思います。

インターン選考の対策についてアドバイスをお願いします！

企業にもよって選考の色は違うと思うため一概には言えませんが、僕の場合は対話ベースでの面接だったので、準備してきた回答をするというよりかは自分のしてきた活動についてありのままに伝えるようにしていました。

そのため、そこまでかしこまることなくリラックスして自分を出し切れると良いのかなと思います。

長期インターンシップでの業務内容を教えてください。

入社後1ヶ月間は、デジタルツールの使い方や営業の基本的なノウハウのインプットとテレアポ実践をすることで、基礎固めをしていました。

基礎が身についてきたら、1企業に対して1人のインターン生が専属でつき、社員と同様に法人営業を行います。 アポを獲得した後は、クライアント企業が弊社のサービスを上手く使っていただけるようにコンサルティングを行う加盟店対応という業務まで一貫して担当しています。

僕の場合はその後部署異動をし、他のインターン生と一緒に新規事業の立ち上げを行っています。

部署が変わっても基本的な業務内容としては同じく法人営業を行っており、最近は少しずつ事業が軌道に乗り始めたところです。

法人営業や新規事業開発のやりがいや楽しさを教えてください。

自分がインターン生というよりかは自分の力を試すことができるところにやりがいを感じています。

特に法人営業ではインターン生でありながら社員の方以上に契約数を獲得することができたこともありますし、それが正当に評価されるのが弊社の魅力だと思っています。

このように、社員とインターン生の垣根なく、自分が出した成果の分だけ評価されるのはすごくやりがいに繋がっているなと思います。

クライアント企業と関わる中で気をつけていることはありますか？

クライアントの方からすると僕たちが学生であることは関係なく、あくまで会社と会社の取引です。

そのため、毎月自分の担当するクライアント企業数が増えていく中で、一社一社丁寧に誠実に対応するように心がけています。

長期インターンシップを通して身についたスキル・成長した部分はありますか？

1つは、傾聴力によって信頼関係を構築する力です。

法人営業を始める前は、営業は一方的に売り込む仕事というイメージが強かったのですが、実際はクライアントと対話する中で自社サービスが適切なのかを検討したり、企業に合わせて特別対応をするなど、傾聴力が求められる職種だと気がつきました。

もう1つは、自分の興味に対して行動を起こす力です。

新規事業の立ち上げに携わるまでは、社員の方がトップにいる下にインターン生がいるというイメージを持って働いていました。

しかし事業を自分が担う立場になってからは、現状や与えられた仕事に満足するのではなく、今足りていない部分や問題点に対して常にアンテナを張るようになり、これによって当事者意識を持って取り組む力が身についたと思います。

1週間の勤務スケジュールを簡単に教えてください。

大体週に3〜4日勤務していて、そのうち1日ほど終日勤務しています。

その他の勤務日は大学の前後に出勤することが多いです。

現時点ではシフトの提出が1週間前でOKですし、就活やテストを考慮してくださるので、他の活動との両立は比較的しやすい環境です。

長期インターンでの学びを他の活動でどのように活かせましたか？

営業マンとしてトップセールスを目指すというよりかは、法人営業以外の分野にもマルチタスクに挑戦することで事業全体を見ていきたいと思っています。

このような経験をすることで、他の企業で働くことになったときに活かせるスキルも幅広くなるのかなと思います。

そのため、多方面で自分の武器を磨いていきたいと考えています。

今後長期インターンを検討している大学生に向けてメッセージをお願いします。

アルバイトと比べるとなかなか踏み出すハードルが高いと思いますし、僕自身も感じていた部分ではありました。

しかし、学生だからこそ沢山挑戦して失敗ができると思いますし、失敗も良い経験にできると思います。
そのため、勇気を持って一度始めてみて、社会人の方と肩を並べて働いてみる経験をすることで、自分のスキルを磨くことや自分の内面を知る良いきっかけになると思っています。

みなさん長期インターンをする目的は違うと思いますが、ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。