マクビープラネットにもついにCTOが!
こんにちは!創業メンバーの一人、廣瀬です!
2021年8月、マクビープラネットグループに株式会社Alphaがジョインしてくれました!
当社は設立来ずっとCTOを探してきましたが、ついにM&Aという形で実現することに!AlphaのCTOである露木に、当社のCTOにも就任してもらえたんです!これにより当社の成長戦略の実現がより加速することとなります!
本記事では、なぜ急成長し、順風満帆に見えるAlphaがジョインしてくれたのかということに加え、露木についていろいろご紹介できたらと思います!
ー まずは経歴について教えてください!
大学は経済学部出身の文系エンジニアです。学生時代から自分で起業を志していて、起業をするにあたりアプリケーション・サービスを創れる方が有利だなと感じる機会が多く、学生時代からエンジニアとして働いていました。当時はSNS各社のオープンプラットフォーム化の影響もあり、中小のゲーム会社が数多く勃興していて、その波に乗ってエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。PHPやFlash, Flash Liteでブラウザゲームを開発していました。
卒業後は、大規模サービスのインフラを支える技術力を磨くためにグリーに就職します。グリーのCTO室でエンジニアとして働いていました。当時のグリーには優秀な人材も多く、技術的な素養を培う上では十分満足していたのですが、やはりどうしてもゼロから事業を作りたいと悶々としていました。そんな折、会社の同期が紹介してくれたのがAlpha代表の正田でした。
マンションの一室で会ったのを覚えています。フリマアプリを開発していたのですが、2年後に2,000万MAUになるという目標をマンションの壁に書きなぐっていてこいつは面白いヤツだなと意気投合したのを覚えています。会社のオーナーシップへのこだわりはなかったので、一緒にやろうかとなりました。
正田が起業したのが10secという会社で、北米向けにフリマアプリを提供していました。創業メンバーとしてジョインして、それからの付き合いは長いですね。
私は、10secを経て、iCareという会社でCTO、Alphaの前身であるVRizeでCTOとして働き、そして現在マクビープラネットでもCTOとして働くことになりました。マクビープラネットでは技術面をドライブすることで成長に貢献していきたいと考えています。
ー CTOってどんなことやってるんですか?
現在の比率でいうと、開発4割、採用3割、組織運営・育成が3割です。創業当初は自身の手を動かすということも多く、特に最初は全てのプロダクトのコードを全部書いていました。最近は人が増えてきたこともあり徐々に手を動かすよりも採用や組織運営・育成に力を割くようにしています。教育という程でもないですが、同じプロダクトを開発する過程で技術や考え方を伝えていっています。
Alphaの経験だと如何に必要最低限にも満たないような人数で最大の売上を作っていくというところに集中してきましたが、マクビープラネットでは上場企業のCTOとして、強い開発組織を創ることと、プロダクトを創れる組織にすることにはコミットしたいと思います。人を増やしていく過程にありますが、15人以上のエンジニア組織をマネジメントした経験がないので私にとっても挑戦です。
社内のエンジニアは素晴らしいメンバーにも恵まれて、開発力と技術力には自信があります。素晴らしいプロダクトを提供できる自負もあります。ただ、いくら技術が素晴らしくても市場選択やプロダクト戦略がダメだとうまくいかないので他の経営陣にはそこを期待しています。
ー できる人からすると「自分がやった方が早い」と考えると思うんですが、エンジニアを育てるって難しくないですか?!
自分で書いた方が早いと感じることもありますが、自分で書くことに固執するといつまでも自分がボトルネックになってしまうので、意識的に後継を育てて知識やスキルは伝承していくようにしています。この機能開発やこの要件定義・仕様策定はあの人でも出来る、出来そうだと思ったら積極的に任せています。任せきりというよりも伴走する形が多くて、こうした方がいいんじゃないか、ああした方が上手くいくんじゃないかというのは適宜議論します。開発って正しいことを正しくやっていくことの連続なので、基本的には自分の意見には固執せず誰の意見でもフラットに考えて、チームとして正しい選択が出来るように心がけています。
知識・スキルの伝承についてはマインドマップのようなイメージで、スキル習得のロードマップをイメージしています。フロントエンドだったらフロントエンド、バックエンドだったらバックエンドなど特定の領域において必要なスキルがマッピングされていて、その中で足りないものを経験させるようにしています。
私の強みとしては守備範囲が広いことが挙げられます。開発領域だけでも、インフラやバックエンドからWebフロントエンド、Andoroid・iOSだけでなくVRもやっていたのでUnityやUEも開発してきました。基本的には全部出来ますし全部やります。どんなプラットフォームの開発でもやっていることって結構似ているんですが、抽象化したところで開発手法を抑えるようにしてきました。
一緒に働くメンバーには表層的な開発技術以上に、そうやって蒸留してきた知見や知恵を伝えるようにしています。
今までと同様、これから入社してくれる人には、私達が培ってきた技術は継承できると思います。
特に、機械学習とMLOps周りには力をいれてきたので、この周辺の開発に興味がある人は是非ご応募ください。
3DADが前期比で7倍の成長を実現したのは、独自のAIアルゴリズムにより高精度な配信が実現したことが大きな要因です。まだまだ改善の余地がありますので、一緒に優秀なアルゴリズムを作っていければと思います。
ー テクノロジーは日進月歩で大変だと思いますが、どんな人がエンジニアに向いています?
プロダクト志向のラーニングアニマルです。ITの業界は特に技術の進歩はとても速く、変化に適応出来るように日々のインプットは欠かせません。息を吸うように常に学習し続ける習慣を持って開発に向き合える人は非常に強いと思います。また、その過程で培っていく技術力がちゃんとプロダクトの成長に貢献することも同じぐらい重要だと考えております。
プロダクトの特性上、Alphaの考え方とマクビープラネットの考え方は少し異なっていると感じています。Alphaは技術志向寄りで、マクビープラネットはプロダクト志向寄りだと感じています。両方大事な観点です。
なので採用も、事業を創りたい人と技術で挑戦したい人と半々くらいで採用したいと考えています。
ー とても高い技術力があることはわかりました。でも業績も好調だったAlphaがなんでマクビープラネットに?!
当時手を挙げてくれた会社はいくつもありました。正田とも相当ディスカッションしましたが、キーマンズロックに関わらず、「どういうことができるか」ということを念頭においていました。
正直に言うと、マクビープラネットは上場企業ですが、まだまだ小さな会社で組織的にも成熟していなかったので、数百人数千人という組織と比べると自由に働けて、貢献もできると感じたからです。
正田も同じでしたが、楽しく働けるかということは重要です。その点マクビープラネットの人たちは印象がよかったです。
ー それは嬉しいですね!マクビープラネットに期待することがあれば教えてください!
正田と長く付き合えている理由は相性の良さがあると思います。相性が良いといっても考え方は逆でぶつかることはしょっちゅうです。お互いガンコでいつもバチバチしてます。
ただ、結論は同じなんですね。事業を進捗させるうえで、技術側と事業側とで噛み合わないと立ちいかなくなってしまうことがお互いにわかっています。大事なのはお互いの主張ではなく、事業をうまくいかせることなんです。
だから、マクビープラネットのメンバーともバチバチやりあってでも良いものを創っていきたいと思っています。先ほども言いましたが、Alphaのチームからは素晴らしい技術は提供できます。マクビープラネットにはそれを活かして大きなことを実現してもらいたいですね。
ー 起業願望をお持ちの印象があります。ぶっちゃけキーマンズロックがあけたら?!
方向性が合わなくなってきたら可能性として(起業は)はありますね。
ただ、今それを前提に考えているわけではありません。せっかくのご縁ですし、一緒になればもっと大きなことを仕掛けられると思って決断してますから、一緒に楽しいものを創っていけたらと思っています。
ー 最後に、応募を検討されている方に向けて一言お願いします。
現在、マクビープラネットでは10~20名規模の開発組織が形成されていく過程にあります。その過程で、変化を楽しみながら開発組織の文化や環境を整えつつプロダクトを開発していくことに興味をお持ちの方は楽しめる環境だと思います。
また職種としては全方位でエンジニアを募集しています。特にインフラ/バックエンド/フロントエンドまで幅広く見たい、またはSREや機械学習の領域を突き詰めていきたいといった意向をお持ちの方は、楽しんで開発に取り組めるのではないかと考えております。
少しでも気になったら是非お話させて下さい。
▼エントリーフォーム
https://recruit.macbee-planet.com/entry/
※ストーリー登場人物の役職は2021年12月現在のものです。