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モダンな技術とスピーディーな開発。新卒でヤフーに入社後スタートアップ感を求めエムスリーへ!!

こんにちは、ピープルサクセスグループの友永です。今回はプロダクト支援チームのソフトウェアエンジニアである田口健介さんをご紹介します。大手Web企業であるヤフージャパンに新卒で入社した田口さん。エムスリーのどういった点に魅力を感じたのか、なぜエンジニアを志したのか、またエムスリーでの仕事の楽しさや今後目指していく姿などを伺いました。

――こんにちは!今日はよろしくお願いいたします。

田口:よろしくお願いします。

――まずは田口さんの自己紹介をお願いします。

田口:田口健介です。プロダクト支援チームでソフトウェアエンジニアとして働いています。現在は、デジスマ診療にてバックエンド、フロントエンド、インフラなどを担当しています。エムスリーには2022年の5月に入社しました。

――田口さんはソフトウェアエンジニアとして働いてらっしゃいますが、エンジニアを目指したのはいつ頃なんですか?

田口:本格的に意識し始めたのは、大学3、4年の頃です。僕の父は大手通信会社に勤務していて、日頃から「これからはスマートフォンが普及する。情報系が強くなる」と聞かされていたんです。僕もそれに共感していたので、高校のときに情報系の勉強ができる学校に行こうと思って、慶應義塾大学の理工学部に入学しました。

そこで初めてプログラミングに触れました。情報系の学科なので、もちろんエンジニアという選択肢は最初からあったのですが、エンジニアを意識し始めたのはプログラミングが面白いと思ったからですね。

――初めてプログラミングに触れたのが大学のときなんですね!それが楽しいと感じてエンジニアを目指したんですか?

田口:そうですね。プログラミングをやっているうちに「自分に合っている」と思ったんですよ。

――合っている、というのは?

田口:プログラミングで自動化するのが楽しかったんです。例えば大学で研究室に入ったとき、学生が授業で作ったプログラムを採点する手伝いをしたんですよ。そのときに、採点を自動化するプログラムを作ったのですが、期待通りにすっと採点ができたときはとても気持ち良かった。こんな風に、自動化して効率化するのが自分に響いて楽しいなと思いました。

――なるほど。それは何年生のときですか?

田口:大学4年のときですね。ちなみに最初にプログラミングをしたのは大学2年のときで、言語はC言語でした。

――田口さんにとって自動化の魅力とは何ですか?

田口:楽ができることも魅力だと思うのですが、自分の書いたものがうまくかみ合って、ボタンひとつで複雑な動作をしてくれることに惹かれています。

あと、書いたプログラムを見るのも好きなんですよ。仕事でも趣味でも、キレイにプログラムを書きたいというか……キレイなプログラムを追求するのが好きです。

――キレイなプログラムも、田口さんにとっては魅力なんですね。キレイなコードにこだわる理由は何でしょうか?

田口:キレイなコードは保守しやすくなります。何がキレイかはプロダクトやその時々によって変わりますが、業務では対象ドメインをどうコードで表現するか、保守しやすいコードかなどを考えながら書いています。そういう意味で、ドメインが整理されているコードは、とてもキレイに感じますね。

――効率化や美しいコードが好きなんですね。就職活動はどのように進めていたんですか?

田口:エンジニアとしての就職を考えていたんですが、学部生で就職活動した時は、エンジニアとしてアピールできる技術がありませんでした。なので、どういうエンジニアになるのかを考えることも含めて、大学院に進学し、そこで機械学習に興味が出たんです。それで機械学習やデータを活用するようなWeb系の企業に就職したいと考えていました。

――田口さんは新卒でヤフージャパンに入社されたんですよね。大学院の時はどのように就活を進められたのですか?

田口:特にインターンには行っておらず、普通の選考に参加したところ内定をもらうことができました。 ヤフーも機械学習やデータで今後企業を伸ばそうとしていたところだったので、上手くマッチしたんだと思います。

――他に受けていた企業はありましたか?

田口:サイバーエージェントも受けていました。でもヤフーが1番、選考が早かったんです。ヤフーは就職先として申し分のない企業でしたので、内定が出てすぐに就職を決めました。

――ヤフーには何年くらい勤務したんですか?

田口:3年ほどです。

――ヤフーに勤務して最初の業務は?

田口:「Yahoo!ロコ」のリニューアルです。飲食店向けの予約管理サービスなんですが、7、8年くらい稼働していて仕組みが古かったんです。モノリスでバックエンド、フロントエンドなどが全部ひとつのサーバーに詰まっている状態でした。これをドメイン単位で分解してシステムを設計し直し、Javaを使用したクラウド寄りのサービスに作り替えるのを長くやっていました。

――何人くらいで作業していたんですか?

田口:そのときはヤフー社員のエンジニア5、6人と、業務委託が10人くらいでした。

――田口さんの役割は?

田口:先輩が最初のざっくりした設計をやってくれていたので、分解後の詳細な設計や実装、テストを行っていました。2年くらいやっていましたね。

――転職を意識したのはいつ頃ですか?

田口:3年目の中盤くらいですね。次のプロジェクトをやり始めたあたりです。

――なぜそのタイミングで転職を考えたんですか?

田口:僕のやりたいことと、実際の業務にズレが生じ始めたんです。新しいプロジェクトが始まって、僕はそのリードエンジニアになりました。メンバーは僕と業務委託の数名。社員は僕だけなので、業務委託の人のアウトプットレビューや全体のスケジュール調整をしなければなりません。これによってプログラミングを書いている時間が減ったんです。でも僕は、自分の手を動かす仕事をしたかったんです。

――管理業務が増えて、自分のしたいことと違ってきてしまったということですね。転職活動はどのように進めていたのですか?

田口:自分の手を動かせる仕事を探しました。あとはプログラミングに使っている技術も見ていました。

――エムスリーのことはどこで知ったんですか?

田口:初めて知ったのはどこだったか覚えていないんですが、もともと知っていたんですよ。テックブログも読んでいましたし、技術力が高いエンジニアが多いという印象でした。たまたまエムスリーでの人材を募集しているエージェントを見つけたので、興味があると声をかけてみました。

――自分から声をかけてくださったんですね!それは嬉しいですね、ありがとうございます!エムスリーでの選考はどうでしたか?

田口:山崎さんとの面接が印象的でしたね。働いてほしい人材が明確で、エムスリーに向いている人材かどうかを大事にしていると感じました。山崎さんに「田口さんはエムスリーに向いている」と言われて安心しましたね(笑)

――エムスリーに入社を決めた理由は何だったんですか?

田口:デジスマ診療やエムスリーデジカルなど、技術が新しくモダンで、スタートアップ的な環境で開発できるのが良いと思いました。自分が気になって応募した企業ですし、ここで1番働きたいと感じました。

――実際に働いてみて、エムスリーのどんなところにスタートアップらしさを感じますか?

田口:チームが一丸となってプロダクトを議論する機会が多いことでしょうか。朝会でKPIを確認したり、プロダクトに関わっている全員が課題を報告し合ったりしています。あと週に1回は何かしらリリースしていて、開発サイクルが速いのもスタートアップらしいと思います。

――ありがとうございます。では改めて、今の業務内容を教えていただけますか?

田口:今はデジスマ診療を担当しています。アプリ以外の機能開発は何でもやるという感じです。

――特にモチベーションが上がった仕事などはありますか?

田口:家族機能とAI搭載クラウド電子カルテ「エムスリーデジカル」との予約連携ですね。家族機能はアプリに家族を登録することで、本人以外の家族でも予約や受付ができるシステムです。予約連携と併せてどちらも現場からの要望が強かったですし、ビジネスインパクトも大きい機能です。システム全体に関わってくるので、設計もやりがいがありました。

――転職のときに使っている技術も気にされたとのことですが、エムスリーに入ってから技術的なチャレンジはありましたか?

田口:あります。ヤフーは社内技術が発達していたので、AWSのような外部技術を使ったサービス運営をやったことがなかったんです。自分が触れてこなかった技術なので、とても興味があります。また僕の担当しているデジスマ診療は、まだ新しいサービスです。将来的に保守しやすく、機能拡張もしやすいコードを考えて設計するのも、勉強になっていますね。

――田口さんは今後自身のキャリアの方向性をどのように考えていますか?

田口:正直今はエンジニアリングが楽しいので、数年は自分の手を動かすことを中心にやっていきたいと思っています。そのあとプロダクトマネージャーになるのか、リーダーになるのかは、やっていきながら見極めていきたいです。

――エンジニアとしてチャレンジしたいことは?

田口:ゼロからサービスを立ち上げるのをやってみたいですね。僕はプロダクトを大きくしたり、リニューアルしたりはやったことがあるのですが、ゼロから作ることはやったことがありません。もちろんプロダクトを大きくしていくのも楽しいのですが、上流工程にも興味があるので、いつかゼロから作るのを実現したいですね。

――ちなみにエムスリーへの転職に点数を付けるとしたら、何点ですか?

田口:90点くらい……と思ったけど、あと10点が何かと聞かれると答えられないので、100点ですね(笑)

――ありがとうございます!今のデジスマチームに入って楽しいと感じられるエンジニアは、どんな人だと思いますか?

田口:スピード感やスタートアップ感を楽しめる人でしょうか。成長も変化も速いプロダクトを扱っているので、開発はとにかく目まぐるしいです。モダンな技術も学べるので、そうした点も魅力だと思います。

あと、エムスリーのプロダクトは実際に現場に喜んでもらえるものです。喜ばれるプロダクトに魅力を感じられる人は向いていると思います。

――田口さんはプロダクトの魅力を大事にするタイプなんですね。

田口:そうですね。転職するときも社会貢献性は気にしていました。自分のやっている仕事にプライドを持てると、仕事へのモチベーションにもなりますよね。

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