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mixi、ナビタイムを経て複数プロダクトのメインPdMに「エムスリーPdMのチャレンジ」

こんにちは、人事の友永です。本日はエムスリーの主要プロダクトであるMR君やweb講演会などを担当されている業務執行役員・プロダクトマネージャーの相原 健一さんにお話を伺いました。エムスリーのPdMにどんな人がいるかを紹介したいと思います。

─こんにちは。ついに相原さんにインタビューをする時がきました笑。今日は相原さんとはどんな人か?バックグラウンドなどもお伺いしていきたいと思っていますので、いろいろと聞かせてください!よろしくお願いします。

相原:了解です。こちらこそ、よろしくお願いします!

─まずは自己紹介をお願いします。

相原:初めまして、相原 健一と申します。2012年にエムスリーに入社し、現在は業務執行役員・プロダクトマネージャーとして、新規プロダクトの開発や既存プロダクトのグロースを担当しています。もともと私は小学生の頃からサービスやモノ作りが好きだったので、将来はインターネットを使ってサービスを作っていきたい思っていたことがキャリアのスタートです。

─おお!小学生の時からモノ作りが好きだったんですね。

相原:そうなんですよ。オタク気質・・・カッコよく言うとクリエイター気質があるというか。小学生の時も一人でカードゲームを作っているような少年でしたし、他にも小説や漫画も書いていました。中学に入ってからは、家のPCでゲームを作ったり、学校でもアニメーション制作部という部活で小麦粘土を使ったクレイアニメーションを一人で作っていましたね。高校に入ってからは友達と映画を撮っていたのですが、大学はどこに行こうと考えた結果、慶應のSFCに進学しました。SFCであればインターネットを活用したサービスやプロダクト作りに触れることができるのではないかと考えたからで、大学に入学してからは、学園祭の実行委員としてイベントの企画などをやっていましたね。

─たしかに、相原さんは実行委員をやっていそうですね笑。

相原:学園祭ではマリンバと和太鼓のコラボステージを企画したり、地元のアーティストの作品の展示イベントなど。それ以外にもITライターで生計を立てていたりと、ヘンなことばかりやっていました笑。今も仕事の原動力に繋がっているのですが、喜んでくれるユーザーを想像しながら新しいサービスやビジネスを考えることが本当に好きなんですよね。

─そうなんですね!ライターとしてはどのような記事を書いていたんですか?

相原:パソコン関連の雑誌にいくつか連載を持っているITライターでした。他にもラジオ番組を作るなど、メディアを活用してコンテンツを作ることもしていたりと、モノ作りが本当に好きなんですよね。なので、当時は就職せずにライターとして一生食べていくことも考えてはいて笑。ただ当時、ライターの先輩が体力が尽きるまで書いては仮眠する生活を繰り返していたところ、その先輩が体を壊していたんですよね。その状況を目の当たりにしたため、私はちゃんと就職しようと思いました。

─新卒ではどの企業に就職されたのですか。

大学卒業後は3大キャリアのひとつのJPHONE(現ソフトバンク)に入社をしました。当時、これからのインターネットはモバイルの時代だ!と思っていたので、ケータイのキャリアに就職するのが良いのではと考えたんですよね。

当時のケータイには公式サイトというビジネスがあって、ガラケーで壁紙や着メロを月額300円くらいを課金してダウンロードできるサービスがあったんです。その公式コンテンツに載せるためには事前審査が必要だったので、出版社やゲーム会社等のコンテンツを載せたいサービスプロバイダーの方々と一緒に企画のディスカッションをするなど、コンサルのような仕事をしていました。当時は月間100-200の企画書を見ていて、その中でどんな企画がヒットするのか・外れるのか追うことができたので、流行るサービスを嗅ぎ分ける力を身に付けることができたと思います。大量の企画書を見る経験ってあまりできないと思うので、その点は学びも多かったですね。

その後3年ほど働いた頃に、企画を捌くだけでなく、ゼロからのサービス作りに関わりたいなと思ったことがきっかけで転職を検討しました。

─なるほど、2社目はどちらに入社されたのですか。

当時社員数が20名程だったナビタイムジャパンに入社を決めました。その頃は、携帯電話にGPSがどんどん搭載されていった時期で、そうなると乗り換えや地図のサービスが伸びるだろうと思いがあって入社を決めました。ナビタイムでは6年くらい働いたのですが、入社当時は企画ができる人がほぼいない状況で。入社後は企画職のトップとしてBizDevやプロダクトマネージャーとしてナビタイムのサービスを作っていました。その結果、グッドデザイン賞を受賞したり、世界初の携帯カーナビを作って、今でいうGoogleのアプリアワードのようなものがあって、サンディエゴでアワードを授賞するなど、色々とおもしろい経験ができましたね。

─すごい!とんがったことをされていましたね。

そうなんですよ!ガラケーでナビを実現したのって、なかなか凄いと思うんですよね笑

ナビタイムでは色々な経験をさせてもらいましたが、ある程度やりきった感も出てきたので、その後は楽天に転職し、さらにミクシィに転職しました。ミクシィへの入社理由は、これからのインターネットサービスはソーシャルが盛り上がると思ったことですね。ミクシィではソーシャルグラフを活用したアライアンス企画をしたり、自分のキャリアの幅を広げるためにいわゆる営業職のような経験も積みました。ミクシィは2年程在籍して、2012年にエムスリーにジョインしました。

─当時のエムスリー興味を持ったきっかけなど教えてくれますか。

当時のエムスリーはまだ知る人ぞ知る企業という感じだったと思います。

私の妻は看護師なのですが、妻と医療の話をしているうちに医療業界そのものに興味を持ったというのが最初のきっかけですね。医療業界は歴史も長く、安全性と効率化を両立させることの難しさを感じたのと同時に、ITの力で解決できる課題がたくさんあるのではとも思いました。

例えば、病気になった時どこの病院に行くことが最適なのか、病院の待ち時間の問題など、これまでの自分の経験を活かして解決できるのではと感じました。また、医師などの医療従事者の方々に対してサービスやプロダクトを提供することも、社会に対してレバレッジが効くインパクトが大きい取り組みだと感じました。

─なるほど。

他にも会社を調べていくなかで、少数精鋭で優秀なメンバーが集まっていることもわかりましたし、私自身ももう一段階成長したいという思いを持って入社を決めました。

─ありがとうございます。では、次にエムスリーで働く面白さを教えてもらえますか。

はい、大きく3つあると思っています。1つ目は「社会貢献性が高い」こと。2つ目が「マーケティング的な面白さ」で、最後の3つ目が「プロダクト数が多いのですぐに打席に立てること」です。

1つ目の社会貢献性については、最近のコロナ禍もあり、MR君やWeb講演会といった製薬企業のデジタルトランスフォーメーションを促進するプロダクトのニーズが非常に高まっている中で、本当に日々感じているところです。

また、エムスリーには一生活者として自分の身に返ってくるプロダクトも多いんですよね。例えば、エムスリーが提供しているPSPというサービスがあるのですが、実際に利用する機会がありまして。PSPを通じて自分の家族がどの病院で手術をしたらよいか安心して決めることができ、その時に本当に素晴らしいプロダクトだなと私自身感じることができました。

─自分自身が良いと感じられる事業やプロダクトに関われることはいいですね。

はい。そして2つ目の点は、マーケティング的な観点からの面白さ。エムスリーのPdMは医療業界でしか通用しない経験に閉じてしまうのではと心配される候補者の方もいらっしゃるのですが、そこは全く心配する必要がないですね。日本最大級の医療従事者向けポータルサイトであるm3.comは、ニュース、コミュニティ、ショッピング、動画配信サービス等、幅広いサービスを提供しており、いわゆるtoC向けのサービス、そのものなんですよ。これまでtoCの分野で培ってきた経験が活かせますし、また、将来の可能性が広がる多くの経験を積むことができると思います。

また、m3.comは日本の医師の9割以上が会員になっている医療従事者専用サイトなのですが、完全会員制サイトなので、様々なターゲティング・セグメント別の施策を行いやすい環境なんですよね。弊社では、年100件以上のABテストの実施や数千以上のサイト要素の出し分けを行うなど行っています。AIエンジニアやデータサイエンティストの仲間と一緒になって、サービスのグロースをここまで徹底して推進できる環境ってなかなか他にはないのではと思っています。インターネットサービスは個別化・最適化が重要な流れは今後も変わらないはずで、とても意味のある経験が積めると感じます。

3つ目の打席に立てる、という点ですが、エムスリーではプロダクトマネージャーの人数よりプロダクト数の方が多いんですよ。

─この話をすると驚かれることも多いですね。

これって面白い環境ですよね。入社してすぐに担当プロダクトを持つことができるので、チャンスに巡り会う機会が必然的に多くなります。

0⇒1のPhaseのプロダクトから、1⇒100のグロースのPhaseのプロダクトまで幅広くあるため、自分の経験と今後のキャリアを意識しながら柔軟に経験を積んでいくことができると思います。

創業以来エムスリーは成長を続けており、強いビジネスモデルだから放っておいても成長していくのではないか…と外部の方から思われることもあるのですが、実はそんなことは全くないんですよね。既に日本の医師の9割以上がエムスリーの会員ですので、更に事業を伸ばしてくためには新しいプロダクトをどんどん生み出し、新たな価値を提供していく必要があります。なので、実は我々はいい意味ですごく焦ってるんですよ笑 新しいプロダクトや事業をもっともっと生み出していかないと、と。

そのような状況ですので、全力で、自ら打席に立って新しいプロダクトを作り出すことができるプロダクトマネージャーの方のご応募をお待ちしております。ぜひ一緒に日本や世界の医療を前進させましょう!

─本日はありがとうございました!

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