〈Mobile Mover〉施設栽培での防除・草刈りの実証実験

Mobile Moverをハウス栽培でも活用へ

2024年6月から7月にかけて、茨城県内でトマトやキュウリの施設栽培を行う試験農場にご協力いただき、Mobile Moverの実証実験を行いました。

①ハウス内での防除作業　②ハウスまわりの草刈り

施設栽培の生産者にとって大変な作業（特に夏場！）でもあるこの２つの作業を、同じ車体のMobile Moverで。どちらもリモコンで操作を行っています。

防除仕様。カートジェッターのノズルを利用。電動弁のオン・オフもリモコンで。両側散布、片側散布が可能。

防除では、感水紙を使った試験の結果、Mobile Moverによる散布は葉表・葉裏ともムラが少なく、きれいに散布できていたことが分かりました。

そして、同じ車体で、ワーク（作業機）を付け替えてハウスまわりの草刈りを。夏のこの時期、雑草との戦いはつらいもの。機能としてもとても好評でした。

草刈り仕様。お茶刈り機メーカーさんのプロ向けの草刈り刃を使わせていただいているので、丈夫でパワフル。

露地栽培だけではなく、施設栽培でのMobile Moverの実用化にも向けて、今後も実証を重ねていきます。