なにをやっているのか
エムアウトは、時価総額約1兆円のミスミグループを創業した田口弘によって2002年に誕生。「マーケットアウト」という独自の哲学を礎として、これまで自社で取り組んだ新規事業は50以上。
創業以来約20年間、スタートアップ創出の成功と失敗の中から蓄積してきたナレッジを、独自のプロセスやフレームワークである「組織で取り組む日本型新規事業生産方式」としてまとめており、新しいビジネスを高い成功確率で創出可能となっております。
事業シーズの発見から新規ビジネスプランの策定、事業会社の設立、EXITまでを全て自社で手がけており、さらに弊社の「新規事業開発」では既存サービスや自社リソースに依存することなく「徹底した顧客視点」で全く新しいビジネスの創造にチャレンジすることが可能です。
2002年 創業
2008年 スタートアップファクトリーとして6つの新規事業を開発後EXIT
2012年 蓄積したノウハウ・知見を体系的に整理し、「マーケットアウトビジネス6つの条件」としてフレームワーク化、外部へのノウハウ提供も開始
■直近のEXIT事例
・paiza株式会社(2020年 J-STAR株式会社へEXIT)
日本の人材業界や転職市場の仕組み上、IT人材のスキルが正しく評価されにくいため、転職でもミスマッチが起きやすいという課題感をテーマに事業開発をスタート。エンジニア向けの学習コンテンツと評価ツール、それらをもとにした転職支援サービスを展開。
■その他のEXIT事例
・株式会社アイデクト(2016年 PEファンドにEXIT)
・株式会社ユーザラス(現:発注ナビ株式会社)(2015年 ITメディア会社へEXIT)
・株式会社メディパス(2012年 介護ソフトウェア会社へEXIT)
・株式会社キッズベースキャンプ(現:株式会社東急キッズベースキャンプ)(2008年 鉄道会社へEXIT)
なぜやるのか
日本の現状と未来に危機感を覚えたところから、エムアウトは誕生しました。
労働人口が減少し続ける日本は、一人当たりの生産性も下降し続けており、2000年には世界2位だったところから、現在は20位以下の順位となっています。
「このままでは日本は衰退してしまう。」
そういった危機感から、この現状を打破するために「スタートアップが多く誕生し、成長する環境をつくる」ことで日本を豊かにしたいと考えました。そして、ミスミグループ内でも多くの新規事業を立ち上げてきた経験やノウハウを体系化し、多くの新規事業を開発する会社として、エムアウトが生まれました。
しかし、どれだけノウハウやナレッジがあってもすべてのスタートアップが成功するわけではありません。外部環境も目まぐるしく変わる中で、絶対成功するビジネスは存在しないからです。それでも、成功する確率をあげることはできます。
私たちは、今までに50以上の新規事業を立ち上げ、10社をEXITしてきました。豊富なノウハウ、ナレッジ、構築したフレームワークだけでなく、実際に経験してきた失敗と成功からの学びをエッセンスに加えることで、確実性の高い新規事業開発を行っています。
私たちが理想とする新規事業開発の形には、まだまだ到達できていない部分も多くあります。ただ、多くの失敗と成功の経験を経て、確実性は間違いなく上がってきています。今後も失敗を数多く経験することになると思います。それでも、その結果として多くの社会的インパクトのある事業が生まれ、日本が豊かになる未来を創るために、私たちは新規事業を創り続けています。
どうやっているのか
エムアウトでは、マーケットアウトという哲学を軸に、日本型新規事業生産方式という独自の方式で新規事業開発を行うことで、高い成功確率で事業を創出できています。また、スタートアップファクトリーとして、事業のフェーズごとにプロのサポート体制が整っているため、EXIT、EXIT後の事業拡大もスムーズに進みやすくなっています。
■マーケットアウトとは
社名の由来ともなっている「マーケットアウト」という哲学。顧客の視点だけでビジネスを発想することで、マーケットから本当に求められているものを創り出します。
■日本型新規事業生産方式とは
強い「個」が牽引し新規事業を開発する海外型の方式は、組織力を強みとする日本の文化にフィットしないため、エムアウトは分業で新規事業開発を推進する方式を提唱しています。
■スタートアップファクトリーとは
エムアウトは事業の立ち上げに特化した、スタートアップファクトリーです。
事業拡大フェーズになった段階で、マネジメントのプロの大企業へとバトンタッチします。
■エムアウトの特徴《第三の道 ミドルリスク・ミドルリターン》
エムアウトは立ち上げ段階から、分業で新規事業を推進します。
ハイリスク・ハイリターンの個人創業、ローリスク・ローリターンの大企業内での事業づくりではなく、ミドルリスク・ミドルリターンという新規事業づくりにおける「第三の選択肢」を提供しています。
■エムアウトで新規事業を立ち上げるメリット
<報酬を得ながら事業開発ができる>
事業開発中(プロジェクトフェーズ)も当社の社員として収入を得ながら事業開発に集中していただくことが可能です。
<新規事業のプロになれる>
豊富な新規事業人材の育成経験から導き出したノウハウを基に、新規事業を開発できる人材を育成します。
<EXITインセンティブ>
イグジットによるリターンから貢献度に応じてインセンティブが得られます。
※ 数億円の過去実績あり
※ EXIT金額、回数によりインセンティブの割合増加
<取り組む新規事業テーマは自由>
エムアウトとして設定している重点テーマはあるものの、「現場視点で非合理な仕組みを革新する」という軸から外れていなければ、取り組む新規事業テーマは自由です。今まで経験してきた様々な社会課題やユーザーの抱える課題を、多様な切り口から新規事業で解決することができます。
■エムアウト代表で、0→1のスペシャリスト 田口 弘について
略歴
1963年:大竹農機(現:大竹製作所)を経て 三住商事設立に参画、専務就任
1969年:三住商事社長に就任
1998年:ミスミ東証一部上場
2002年:ミスミ取締役相談役就任と共に、 エムアウトを創業、社長に就任
2010年:ミスミ特別顧問就任
■ミスミグループ 事業概要
金型部品事業(メーカー事業)
・自動車や電子・電機機器などの金型部品を主に扱う。
・ミスミQCTモデル発祥の事業。
FA事業(メーカー事業)
・自動車やエレクトロニクス向けに自動機の標準部品を主に扱う。
VONA事業(流通事業)
・製造副資材から消耗品まで幅広い商品群を販売する通信事業。
・ミスミブランドの他、グローバル3,000社以上のメーカーが参画。