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【社員紹介】「モチアカを通じてこの世に何を語り継ぎたいか」

★プロフィール

吉野謹也

・大阪府出身

・神戸大学 発達科学部 人間環境学科(※現 国際人間科学部)卒業

・2015年リンクアンドモチベーショングループへ新卒入社

 2017年モチベーションアカデミアへ出向

・趣味は散歩、ギター、ロードバイク

幼少期から大学、そして現在までの自分~「素直・本音・本気を大切にする」~

Q1、幼少期から大学生時代まで、どのような人生でしたか?

 私は5人家族2姉弟の末っ子として生まれました。幼くして末っ子気質を存分に発揮していた私は、家族の中でも一番わがままで、好きなことや興味を持ったことなら、何でも、どこまでも追求するような好奇心の強い子どもでした。両親も「好きなことなら、とことんやってみなさい」とドンと構えてくれていたこともあり、ピアノ、水泳、サッカー、テニス、学習塾など、とにかく好きなことにのめり込んでいきました。

 その頃の一番の原動力は「家族の笑顔」で、自分が好きなことに挑戦していると、家族みんなが「よく頑張ってるな!すごいじゃん!」と、自分事のように喜んでくれました。私はその笑顔を見たくて、「もっとみんなを喜ばせたい!もっと頑張ろう!」とさらに挑戦していくようになりました。

 そんなふうに楽しく充実した生活を過ごしていましたが、小学5年生のときに転機が訪れます。些細なことをきっかけに学校のクラスでの人間関係が悪くなり、居場所を失ってしまったのです。どうすればまた仲良くなれるのか分からなかった私は、「自分の気持ちや本音を表現すること」ではなく「周囲へと同調すること」を優先するようになりました。そうなると、自分が何かに夢中になる「楽しさ」ではなく、傷つかず「楽(ラク)」ができる道へとドンドンと流れていってしまう。気づけば高校時代、部活やクラスの仲間たちはそれぞれの夢に向かって本気で生きている中、「どうせ自分は何もやり遂げられない…」「しょせん自分なんて何も頑張れない…」と塞ぎこむようになっていました。

 「本当は失敗を恐れず、挑戦していかなきゃいけないんだ。」「やってみなきゃ、分からないじゃないか!」そんな「心の声」はいつも聞こえてくるのに、怖くて肝心の一歩を踏み出せない。「やらない言い訳をしている自分」に気付きながらも、それを乗り越えようとしない。そんな「一歩を踏み出せない自分」が嫌で嫌でたまらず、頭と心をグルグルさせて高校時代を過ごしました。

ーそうだったんですね。その後はどうなっていったんですか?ー

 そこからまた一つ、転機が訪れます。大学受験を現役で失敗し浪人をすることとなったのですが、そこでの経験が人生を大きく変えました。きっかけはとても小さなことで、高校時代に好きだった子が神戸大学に行くことになったんです。そのニュースを聞いた私は「自分も絶対神戸大学に行きたい!!」と思うようになり、一気に受験へのモチベーションが極大化していきました(笑)。当時の学力からすれば神戸大学は遥か彼方…きっと今回も駄目なのでは…そんな悪魔のささやきが聞こえてくることもありました。ですが、先の「自分の本当の想い」に覚悟を決めたことで、「今は出来なくても良い。でも絶対最後には勝利してみせる!」と現実から逃げず、踏ん張ることができました。

 すると面白いことに、自ら「前向き」になり努力を続けるうちに、勉強への認識が変わっていったのです。これまでの「ただ辛く、つまらない苦行」という認識から、「自分の知性や世界観を広げてくれる、やりがいのある修行」へと変わっていきました。また、志望校について情報収集をするうちに、現代社会に起こる諸問題について「なぜこんなことが起こるのだろう?」と考えるようになり、気づけば目指したい学問の方向性も見えてくるようになりました。

 結果として一年間で偏差値は20ポイント上がり、悲願の神戸大学に第一志望合格。この経験を経て、「どんなことであれ、その人の素直な本音を本気で大切にすることで、可能性は無限に広がる」と思うようになりました。大学入学後は、この学びを下の世代の子たちに教えたいと考え、地元の大学受験対策の塾講師として4年間活動しました。「自分はどうしてその大学に行きたいのか」「自分はどんな想いでその学校・学部を目指すのか」を、目の前の生徒さんと一緒に考え抜くことに注力し続けました。もちろん順風満帆ではありませんでしたが、それでもひとり、またひとりと自分の想いに気付き、覚悟を決め、勉強に励み、輝いていく生徒たちの勇姿を見て、「素直・本音・本気の可能性」により強く確信を抱くようになりました。こうした経験を通じて、将来は「人が育つ領域」において「人が自信を持っていきられる土壌作り」に少しでも力になりたいと強く思うようになりました。

「自分の"生"を大切にしてみよう」と思える機会を作りたい

Q2、就職活動では何を意識されていましたか?

 就職活動期は、とにかく「自信を持って生きられる人を増やしたい」という想いで活動していました。「企業は”メッセージ”を世に発信していく基地である」と捉え、同じ目的を持ち、強くメッセージを発信していける「同志」を探しにいったのです。当時私が抱いていた違和感というのが、「本音・本気を込めて意思決定することの難しさ」でした。本屋さんに行けば「自分の気持ちを大切にして生きましょう」というメッセージにたくさん出会います。しかし、それを実行するにはとても勇気が必要で、その勇気を与えてくれる「味方」の存在こそが今本当に必要とされているものなのではないか、と考えていました。そして、そんな「味方の存在」を一人でも多く増やしたいという想いを抱いていました。

ーそこから、就活はどうなっていったのですか?ー

 そして就活を通して出会ったのがリンクアンドモチベーショングループです。「ひとりひとりの本気がこの世界を熱くする」というコーポレートキャッチを聞き、「あ、俺この会社に決めた」と、その場で確信したのを今でも覚えています。最終的には同グループの一社である株式会社リンク・アイに新卒入社し、約3年半にわたりキャリアアドバイザーとして大学生の支援を行いました。年間でも300名以上の学生さんたちと、朝から晩まで対話をし続けました。また、休みを返上してプライベートでも同志たちとキャリアイベントを作り、150名を超える参加者たちとともに「自分らしく生きること」について多面的に考えてみる機会を作ったりと、様々活動をしていきました。

そして教育へ

Q3、そこからどのような経緯でモチベーションアカデミアに入られたのですか?

 きっかけは当社代表の柿木から声をかけてもらったことでした。入社して1年たったころ、教育に志を持つ人間が集まる機会があり、そこで柿木と出会いました。当時、大学生たちと対話を繰り広げる中で、「人が自信を持って生きるためには、大学生からではなく、もっと若い段階から関わっていく必要があるのではないか」という想いを抱いていました。

 そして入社して3年がたったころ柿木から「一緒に教育をやらないか」と声をかけてもらい、「行きます!」と即決。そこから同グループ内での人事異動というかたちで、株式会社モチベーションアカデミアにジョインすることとなりました。

ーなるほど。今はどのような活動をなさっているのですか?ー

 今は同社の横浜校にてスクールマネジャーの仕事をしています。校舎では、中学受験に挑む小学生から大学受験を目指す高校生まで、小中高校生に対し一気通貫でのキャリアサポートを行っています。小学生たちが授業を受けている横で、中学生たちが「自分にあった勉強の仕方」を学び、さらにその隣では高校生たちが「人生の歩み方」について先生と激論を繰り広げるという光景が広がっています。生徒たちに向き合っていく先生もまた一人の人間として、「自分はどのように生きたいか」を考えながら日々生徒さんと向き合っています。これほどの「濃い空間」が生まれているなかで、「自分も負けていられない!」本当に身が引き締まる思いです。

Q4、これからはどのような活動をしていきたいですか?

 まずは横浜校をもっともっと大きくすること。仲間を増やし、さらに多くの生徒さんをサポートしていけるよう校舎を成長させていきます。また、全社をあげて「”生徒ひとりひとりが成長できる時空間”をデザインする力」に磨きをかけていく必要があると考えています。小中高校生に対し「モチベーション」というテーマから向き合い、長期に渡って成長の軌跡を辿れるというのは本当に大きな強みです。そこで生まれる「時空間をデザインする力」をより磨いていき、未来はそれをモチアカ内部で展開するのみに留まらず、教育に関わる全ての人たちへと、その力を還元していこう考えています。

Q5、ぜひこのような方はモチアカへ

 私は「先生」という存在は、生徒さんたちに対して、「自らの"生"を大切にする姿勢」を「行動と言葉を通じて」伝えていく「伝道師」だと考えています。「教える能力」はいくらでも鍛え上げることはできます。しかし「その人の志や想い」は誰にも真似することはできません。だからこそ、「能力」以上に「想いを持った人たち」と一緒に働けたら本当に幸せだなと想います。以下は私がモチアカに合っているなと思う人の持つポイントですので参考にされると良いかもしれません。

・自分なりに本気になれる「何か」を持っている

・「人」が好きである

・「対話」が好きである

・人が変わるシーンや人の心が動くシーンに感動する

・「多様な働き方」「多様な生き方」を知ってみたい、経験してみたい

・教育に興味や関心・問題意識がある

 上記のポイントに限らずもし一緒に働けることになったときには、少しでもその人がモチアカ内外関係なく活躍していけるよう、ひとりの校舎長として全力でサポートをしていきたいなと思っています。

 最後になりますが、もしモチアカに少しでも興味を持たれたりした方は、ぜひお気軽にご連絡ください。ここで話し切れていないこともたくさんありますし、何よりお互いの顔が見える距離でもっといろんなお話をしてみたいなと思います。ここまで長い話にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

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