―なぜ転職をしようと思ったのでしょうか。
新卒で入った会社は、金融系の自社開発のSEでした。
投資信託を扱うシステムで、最初は「動かなくなったものを見つけて直す」みたいな、問題解決とかですね。僕、高校二年からプログラミングをやり始めたんです。高校、大学とプログラミングをしてきたのもあり、技術面でもっとガッツリ書きたいなという思いがありました。
もともと独立志向もあって、サービスを作ってそれをやりたいなと考えていたんですよ。副業としてやりたかったけれどその会社は副業がだめで 。残業も多くて、夜間の呼び出しがあることもあったので、自分で何かを作れるような環境じゃないなと。
それで転職をしようと考えました。職場の人間関係に困っていたとかではなく、ただただやりたいことができなくて。投資信託は専門的すぎて他で活かすのが難しい技術だと感じたのも大きいですね。
僕、ゼロイチが好きなんですよ。ゼロイチは難しいですけど、学生時代はそれをやっていたから土台はあったのかな。高専だったんですが、文化祭でアーケードレーシングゲームを出したりもしましたよ。ちゃんと席も作ってハンドルも作って車を走らせるんです。遊び心を込めたものを作って、楽しかったですね。
―転職活動はどのようにされていたのですか?
自分でシステムを作って、いろいろな会社に持ち込むっていうような転職活動をしました。
ゼロから自分で作ったシステムですが、会社によって反応が全然違いましたね。「ここはどうやって作ったの?」って聞く会社もあれば、「で、実務経験は?」って聞いてくる会社もありました。面白いですよね。会社が求めている人物像がとてもわかりやすいなって。
あとは副業可なのが大前提ですね。実際に面接まで行ったのは10社いかないくらいでしょうか。条件や話し合いで3社くらいにしぼられました。
Luxyは佐藤社長と話していて、自由にやれそうな会社だなって思ったんです。あとは、Luxyはフリーランスの方が多いですよね。今はコロナもあるし難しいですけど、色んな人といろいろな会話ができるのは大きいなって。僕がやりたい副業ですけど、独立してみたいという前提でやっている副業なので、そういう経験とかを聞けたらいいなと思って決めました。
―今後の展望を教えて下さい。
もちろんLuxyの業務もきちんとやりつつですが、最近は広告とかマーケティングの勉強をしたいなと。どんな広告を出したらどんな反応が帰ってくるのかを実験して、経験していきたいなと思っています。
Luxyでは新規事業の案件に参画していますが、新規事業の成功する確率って2割程度らしいんですよ。広報とか運用とか、そのあたりがネックになりがちみたいで。そのあたりを上手くできるようになりたいですね。
いつか独立したときに、そのあたりも活かせるといいなと思っています。