電話の獲得単価を下げたいという企業様が増えています。そこでStockSun株式会社のYoutubeチャンネルで、代表の藤本がお話しした内容を紹介します。(本対談は2020年7月に実施)
コールデータバンクのご紹介
Q.ログラフではどのような事業を行っておりますか?
弊社ではコールトラッキングツールの開発・提供を行っております。聞きなれない言葉かもしれませんが、お電話による問合せ(電話コンバージョン)というオフラインデータを、GoogleアナリティクスやGoogle広告・Yahoo!広告などでも取り扱えるようデータ変換を行い、広告の最適化・運用に活かせる仕組みになります。
Q.どの様な業種のお客様が多いですか?
例えば冠婚葬祭の企業様や士業の先生方、居酒屋さんなど、今すぐ予約が可能かを確かめたり相談したかったりする業種ですね。他にも「ブランド品で2年前に買ったヴィトンのエピのちょっと傷ものがあるんですけど、いくらで売れますか」という具体的なご質問に対して、すぐ回答を得たいという時に、消費者の行動として電話でご相談したくなることが多いです。
LINE やチャット、メールだとコミュニケーションの時間のロスになるような業態の企業さんに多くご導入頂いております。
電話CVにおける効率化の課題
Q1.Google広告とYahoo!広告の管理画面上のコンバージョンと実際の入電の定義はどう違うのでしょうか?
※コールデータバンクを導入していない状態だと一致しません※
- 実際の入電→企業側で受電した全ての電話問合せ
- Google広告とYahoo!広告の管理画面上のコンバージョン→スマホの電話ボタンがタップされた回数
※コールデータバンクを導入していると一致します※
- 実際の入電→企業側で受電した全ての電話問合せ
- Google広告とYahoo!広告の管理画面上のコンバージョン→PCとSP経由の実入電数の計測が可能、且つ、データをAPIで媒体に連携する事が可能
弊社のサービスをご導入頂く企業様のサイトの多くは、サイトの右上に電話番号が載っていて、いつでも連絡してくださいとなってます。消費者は"パソコンで情報収集している際に電話番号があったので、そのままポケットから携帯を取り出して電話をする"ことがあります。しかし、その行動をGoogle Analyticsで分析をすると、単にサイトを回遊しただけでコンバージョンをしなかった人として扱われてしまう為、このキーワードは意味なかったよねという形で除外されてしまいます。
コンバージョンデータが計測できないは運用では致命的ですよね。コールデータバンクを利用頂くと、セッション毎に、電話番号を動的に計測用の電話番号へ切り替える事が可能になる為、スマホで電話をかけたとしても、PCを見てコンバージョンしたと分かります。
またスマホで検索をして電話をする場合、ボタンをタップをして電話しますが、ボタンをタップしたタイミングで媒体の計測だとコールコンバージョンとして計測しています。ただ本来電話するボタンを押した後に電話のアプリが立ち上がって、実際にそれをかけるというボタンを押して初めて入電になりコンバージョンになるべきですが、管理画面では番号が出てきた時点でもうカウントされています。
Q2.御社の導入案件にて、実際の入電との乖離による課題をもたれている企業様は多いですか?
多いですね。ツールを導入して分析した結果、想定していた以上にPC経由で電話CVがあり、入札を誤っていた。というのはよく聞くお話しです。PCとSPの両方の実入電を見える化した上で運用するのがあるべきと考えております。
Q3.これまでのコールトラッキングツールだと、キーワードまで追えないものが多いですが、キーワードまでも追えますよね?しかもGoogle広告・Yahoo!広告に自動でインポートもできるんですよね?
そうですね。現状(2020年7月時点)でいうと弊社のみの機能です。
Q.御社の場合はデバイス別も取れるし、正しい定義でキーワード別のコンバージョン実績が管理画面に反映されて、正しい定義で自動入札を走らせることができるということですね?
その通りです。
最適化を図ることで、今までと同じコストでコンバージョンが1.3~1.4倍になるケースもかなり出てきたので、正しい定義で最適化を回す重要性というのは媒体側の推奨としても、理に適ってるなと思います。実例としてもかなり出てきてるので、電話コンバージョンを最大化させたいというお客さんにとって、かなり有用なツールではないかなと思ってます。
ありがとうございます!
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