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Drupal10で簡易サイトを作ってみた!


そもそもなぜDrupalなんだ!という声が聞こえてきそうですが、
というのも、最近Drupalを使ったお仕事をさせていただいたり、個人的に少しずつ勉強していたりするので、
自分の備忘録も兼ねて、Drupalについて書きたいなと思った次第です!


一体Drupalって何なのよ…と思ったそこのあなた!ちょうど良い記事がありますよ!
弊社社員が執筆した「Drupalって何なのよ…と思ったので機能について調べてみた(出会い編)」を覗いてみてください!!


基本を抑えた記事にしていきますので、是非最後までお付き合いください!

環境

  • Windows11
  • wsl 2
  • Ubuntu 20.04
  • Docker Desktop 4.17.1
  • lando v3.18.0

ローカル環境の構築方法は検索するとたくさん出てくるので、割愛させていただきます。


サイトマップ

どんなサイトにしたいかを予め考えます。

考えずに着手し始めると、「このコンテンツも必要やったやん…」と後々嘆く羽目になります。(多分)

■TOP
・About
・Schedule
 -一覧
 -詳細

本当はもっとコンテンツを増やしたいですが、
これ以上増やすと長くなっちゃいそうなので、今回は上記で進めます。


実践

Aboutページ

Aboutにはライブハウスについての情報を掲載します。
頻繁に更新するページではないので、コンテンツの「基本ページ」で作成します。

画面上部のバーから「コンテンツ」をクリックします。


「コンテンツを追加」をクリック後、「基本ページ」を選択します。


「タイトル」と「本文」の項目が用意されているので、掲載したい情報を記入していきます。


メニューの設定も行います。
「メニューリンクの作成」にチェックを入れるとメニューの詳細設定が可能になります。

「親リンク」の項目を「<メインナビゲーション>」にすると、ホーム画面の右上に表示されるようになります。


また、コンテンツを作成すると、自動的に「/node/1」のようなURLになります。
このままでは何のページかわかりにくいため、URLエイリアスの設定からURLを変更しておきます。


これでAboutページの完成です!


Scheduleページ

Scheduleにはライブの予定を掲載します。
一覧ページとして掲載し、そこでクリックすると詳細ページに遷移するイメージです。


■Schedule詳細ページ

まずは詳細ページを作成するために、コンテンツタイプを新たに作成していきます。


画面上部のバーから「サイト構築」をクリックします。


「コンテンツタイプ」を選択し、「コンテンツタイプの追加」をクリックします。


「名前」と「説明」の入力、その他詳細設定を行えます。
投稿者と日付の情報はいらないので、「表示設定」の「投稿者と日付の情報を表示」のチェックを外します。
それ以外の設定はデフォルトのままにしておきます。


「保存してフィールドを管理」をクリックすると、フィールドを編集できるページに遷移します。
簡単に言えば、そのページでどんな情報を表示させたいかを管理することができるページです。


Scheduleの詳細ページで表示させたいものは、
「開催日」「ライブ名」「画像」「出演アーティスト」「ライブ情報」「リンク」なので、
それらのフィールドを用意していきます。

コンテンツタイプを作成した時に、既にタイトルが用意されているので、
「開催日」と「ライブ名」はタイトルを代用します。Bodyも用意されていますが、今回は使いません。
では、開催日とライブ名以外のフィールドを作成していきましょう。


「新しいフィールドの作成」からフィールドを新規作成できます。
「新しいフィールドの追加」からフィールドタイプを選択します。


「画像」は参照の画像、「出演アーティスト」はテキスト(プレーン)、「ライブ情報」はテキスト(フォーマット付き、長文)、「リンク」は参照のリンクをそれぞれ選択して作成します。
「ラベル」はサイト上で表示する名称です。「システム内部名称」はDrupalのシステム上で使用する名前になるので、わかりやすい英語で入力して「保存して次へ」をクリック!


「フォームの表示管理」で記事を作成する時にどの順番でフィールドを並べるかを設定できます。
上から「タイトル」「画像」「出演アーティスト」「ライブ情報」「リンク」にしておきます。


「表示管理」はフロントでどのように表示したいかを設定できます。
順番はフォームの表示管理と同じにしておきます。使わないフィールドは「無効」にドラッグしていきましょう。
ラベルを表示させたくないフィールドがあれば「-非表示-」に変えると良いです。

保存したらコンテンツタイプの作成は完了です!

続いて、Scheduleの詳細ページを作成します。
コンテンツ>コンテンツを追加>ライブスケジュールとクリックしていき、作成画面に移動します。


あとはライブの情報をそれぞれ入力していくだけです。
Aboutページと同様、URLエイリアスの設定からURLの変更も忘れずに行いましょう!


Schedule詳細ページの完成です!


■Schedule一覧ページ

一覧ページはビューを使用します。
画面上部のバーから「サイト構築」をクリックします。


「ビュー」を選択し、「ビューを追加」をクリックします。


このビューではScheduleの詳細を表示したいので、「ビューの設定」で
先ほど作ったコンテンツタイプの「ライブスケジュール」を選択します。


Schedule一覧のページを作成したいので、「ページの設定」の「ページを作成する」にチェックを入れます。
他は後々設定するのでそのままでOKです。「保存して編集」をクリックして詳細設定に移ります。


Schedule一覧ページもメニューに加えたいので、「ページの設定」の「メニューなし」になっているところをクリック。


「通常のメニューエントリー」を選択し、「メニューリンクのタイトル」を入力し、「ウェイト」を「2」にして適用します。


ページの下の方でどのようなページになるかプレビューを見ることができます。
Schedule一覧ページでは、日付とライブ名に加えて、登録した画像も見れるようにしたいので設定していきます。


「フォーマット」を確認すると、表示モードが「ティーザー」になっていると思います。
ティーザーという表示モードの時は、「タイトル」と「画像」を表示するように変更していきましょう。


今のページでは変更できないので、先ほど作った「ライブスケジュール」のコンテンツタイプに移動します。
サイト構築>コンテンツタイプ>ライブスケジュール>表示管理>ティーザーとクリックしていくと編集画面に辿り着けます!


表示させたいのは「タイトル」と「画像」なので、ドラッグで移動させます。


画像にはラベルの表示は必要ないので、「-非表示-」を選択します。画像の大きさは横の歯車から変更できます。


「画像のスタイル」から「中(220×220)」を選択して更新します。全て設定し終えたので保存してビューの設定に戻ります。


プレビューを確認すると、タイトルと画像が表示されていると思います!


これでScheduleページの完成です!


完成

ついにライブハウスの簡易サイトが完成しました~!

Drupalの大きな特徴でもある「翻訳」まで書きたかったのですが、文量的に今回はやめておきます…。
次のブログの機会で翻訳のことを書けたらなと思います!

最後に

Drupalでのサイト作成いかがだったでしょうか!
まだまだ紹介しきれていない機能もたくさんありますので、
是非一度、実際にDrupalを触りながらいろいろ試してみてください!


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