株式会社リバネスに入る前
科学が好きだからこそできる仕事
私大学に入ってからずっと科学を伝える仕事をしたいと思っていました。生命科学を専攻し、生命の巧妙かつ、完璧なメカニズムに感動しました。この凄さをみんながもっと感じてくれればいいのにと、ぼんやり思っていたのです。文系の友だちに話してもわかってもらえないのが寂しかった。そんな折に、サイエンスコミュニケーションの授業を大学で立ち上げた恩師から「理系だからと言って、研究職をするだけが将来の道ではない」と言われました。それが「伝える仕事」を意識した瞬間でした。 科学が好きだからこそできる仕事が、研究職の他にもあるんだ、と一つの光が見えましたね。
社員全員、超人!同時に複数のプロジェクトを管理し、処理する能力と頭の回転の速さが半端じゃない!
incu・beを手にして将来を決めた
その後、「科学を伝える」という仕事を模索して、新聞やテレビなどのメディア業界の方に話を聞いてきました。けれど、メディア業界にとってサイエンスは1トピックでしかないので、「科学」が大好きな自分がそこにいるイメージができませんでした。そんな中、博士後期課程1年生の秋にたまたま研究室にあった「incu・be」を手にしたのがリバネスとの出会いです。リバネスはメディア業界と違って、「科学でできること」を主眼においていました。「私が探していたのはこの会社だ!」と思いました。「科学が好きな人だからできる仕事がある」と信じてもがいた結果、科学が好きな人が集まって、科学でできることを考え続ける会社に辿りついたんです。すぐにインターンシップに登録しました。
現在
やりたいことに挑戦させてくれる
インターンシップでは、高校生向けの科学雑誌『someone』の制作を中心に経験を積みました。ここではみんなが意見を持っていて、大学や学年を越えて対等に意見を言い合える関係が刺激的でした。そして何より、やりたい、といったことに挑戦させてくれる度量やサポートがあることが魅力でしたね。『someone』では編集長まで任せてもらえました。入社してより深く編集長の仕事に携わると、高校生に冊子を届けるために営業から配布に至るまで多くの人が関わり、地道で膨大な仕事の一つ一つによって、「高校生8万人に配布する」という他にはない仕組みができていることがわかりました。営業活動にも参加し、人との出会いも多様になりました。届ける先や関わる人が見えたからこそ、伝えられることも増えてきたと感じています。 自分の目標は科学に興味を持っていない人に科学のエッセンスを届けること。全員が誰かのために頑張っているこの場所で、自分もさらに頑張っていきたいです。