前回は「メンバー編」をお送りしました。
「どんなメンバーがどんな思いでリンクアンドモチベーションに入社したのか」
伝わっていれば嬉しいです♪
今回は「技術編」!
7/14(水)に開催したイベント、『CTOが語る、テックカンパニーに向けた未来の話。』のお話を織り交ぜながらご紹介してまいります!
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・私たちがテクノロジーでどのような未来を目指しているのか
・どのような技術的な取り組みをしているのか
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をお伝えします!
テクノロジーで目指したい未来
技術的な取り組みをお伝えする前に、
私たちがどういう未来を描いているのか、少し触れさせてください。
これまでのレポートでもご紹介してきましたが、リンクアンドモチベーションの事業は、組織の問題、いわば組織の「病」を治すことです。
主力商品であるモチベーションクラウドは、従業員が答えたアンケートから組織の状態を可視化する「健康診断」。
闇雲に、もしくは漠然と組織の問題に対処するのではなく、この診断結果を一つの指標として組織改善に取り組むことができます。
ただ、現在はまだ、問題が起こった後の「事後対応」になることが多くあります。
医療で例えると「病気が見つかった後の治療」がメインなのです。
私たちが目指したいのは「健康な組織(エンゲージメントの高い組織)」が増え、
なおかつ、その健康な状態を「自分たち(お客様自身)」で維持できることです。
「病気が見つかったが、専門家の力がないと解決できない」ではなく、
「自分自身(お客様自身)で事前に組織状態の悪化を察知し、病気になる前に予防できる」状態を目指しています。
そのために私たちがどういうアプローチを考えているのか、次でお伝えします。
BtoCのヘルスケア領域で起こった技術革新が組織領域でも起こる
2020年代にBtoCのヘルスケア領域で大きく進化することが2つあります。
一つは、バイタルデータによるリアルタイム診断。
ウェアラブル端末の発達により日常的に自分自身の健康状態がわかるようになりました。
もう一つは、AIによる診断。
AIが発達したことにより、医師などの専門家でなくても、健康状態を知り、
より早く健康に向けたアクションができるようになりました。
これを「組織の病」つまり私たちの事業領域で置き換えてみます。
①リアルタイム診断
現在は、従業員が答えたアンケートの結果によって、組織状態を診断しています。
しかし将来的には、アンケート以外の方法でデータを収集できると考えています。
あくまでも想像の範囲での一例ですが、FitbitやAppleWatchのようなウェアラブル端末からデータを得たり、Web会議の際に表情をPCカメラからデータを得たり。可能性は無限にあります。
②コンサルタントの思考・行動をテクノロジーで再現
組織の問題を「改善」する部分では、コンサルタントのノウハウが必要不可欠です。
将来的には、コンサルタントという「人」に蓄積されたノウハウをテクノロジーで再現。
分析の自動化や打ち手の提案ができるようになれば、
「自分自身で(お客様自身で)」健康な状態を維持することに繋げられます。
自分自身の体調を自然に感じ取れるように、誰もが組織の状態を自然と感じ改善に向けたアクションを自主的にとれるような世界を、テクノロジーの力で目指していきたいのです。
未来実現のために技術的に何に取り組んでいるのか
そんな未来の実現に向けて、現在はこのような取り組みをしています。
①データ活用の深化
リンクアンドモチベーションには創業から蓄積されてきた、7,350社、183万人以上の組織に関するデータがあります。
これは国内最大級のデータベースです。
このデータをより一層活用するために、各プロダクトの共通プラットフォーム化(※)を進めています。
各プロダクトのユーザーや組織データの規格を統一・連携することで、さらなる価値を届けていきます。
※ 認証機能や各プロダクトのユーザー及び組織に関するデータとサービスを切り出すマイクロサービスアーキテクチャ
②コンサルタントの思考・行動をテクノロジーで再現
2000年の創業からこれまでの間、2000社以上の企業の組織コンサルティングを行ってきました。
組織の真の課題は何か、目指したい状態に向けて何がキーアクションになるのか、といったノウハウとデータが蓄積されています。
コンサルタントの思考・行動をプロダクトに落とし込むための第一歩として、
組織改善項目のレコメンドエンジンや解約予測モデルの構築といったAI/ML/DL領域にも力を入れています。
目指したい未来の実現に向けて足を止めません!
私たちが挑戦しようとしていることは、まだ誰もやったことのないことです。
技術的な課題はたくさんあり、一つ一つの取り組みは、ときに泥臭いこともあります。
でも、目指したい未来の実現に向けて、足を止めることはしません!
テクノロジーの力で新しい領域にチャレンジしたい方。
是非一度お話しいたしましょう!
※参考:現在の技術スタック
最後に・・・
今回お伝えした内容は、『CTOが語る、テックカンパニーに向けた未来の話。』でもお伝えしています!
登壇資料はこちら!是非ご覧ください♪
最後までお読みいただきありがとうございました😆
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