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遅刻厳禁!「時間を守ること」=「相手への尊敬」〜日本社会のダイバーシティを考える

「5分前行動」が一般に美徳とされ、日本の社会では3分でも電車が遅れようなものなら「電車が遅れましたことをお詫び申し上げます。」とアナウンスが流れる。
我々の社会では「時間を守ること」=「相手を尊重している」、「相手を大切に思っている」と言う姿勢の表れだからだろう。

一方、一般に諸外国では時間をきっちりカチカチに守ることは少ないように思う。
日本人はこれについて「侮辱された」「馬鹿にしている」ように感じ「遅れてきて!」と怒りを感じることは多いのではないだろうか。

しかし、私たちが普段接する外国人の子たちは、例えば私たちが遅刻しても余裕をかます。
相手が遅れたとしてもそれを受け止めるのがオトナの余裕というやつのようだ。

どちらが「常識」なのかと問われると、その文化に属している人間は自分の属している社会の常識が正しいと認識する。
正しいとか正しくないではなく、どういう理由があるからこういう行動になるということを分かり合えるだけでも大きな違いだ。

お互い相手を尊重した上で、「時間を守ること=相手を尊敬することにつながる」と日本の社会ではどれだけ重要なことか口すっぱく伝えていくこと。
これが解決策なのではなかろうか。

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