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福岡大学商学部の講義に登壇いたしました

2020年12月4日(金)福岡大学 商学部で開講されています「クリエイティブ・マネジメント論」の講師として昨年に引き続きお招きいただきました!

<昨年の様子はこちら>
https://linkedbrain.jp/20191125-1/
https://linkedbrain.jp/20191204/

福岡大学商学部では「クリエイティブ・マネジメント・プログラム」を開講し、クリエイティブ業界でのマネージャーやマーケターとして活躍出来る人材育成にも力を入れています。
今年はschooと連携した講座も開講されていました!(私も拝聴し勉強させていただきました)
今年も2コマ分の講師としてお招きいただき、1コマ目は「営業視点で見るゲーム業界」
「ゲーム業界におけるキャリアパスについて」というテーマについてお話させていただきました。
今までの講義では、名だたるプロデューサーやクリエイターの方々が登壇されていますので、ちょっと視点を変えてゲーム業界を見ていければと思い、このような内容にしました。
前半の「営業視点で見るゲーム業界」では3つのポイントが伝わるように、講義を進めていきました。

①業界全体の基本知識や現状を捉える
営業活動をするためには、業界の基礎知識はもちろん、業界の今と今後についての情報を
得ていくことが大切です。ゲームの開発体制や流れ、商流の基礎知識を振り返り、各社の決算情報やゲームタイトルについて細かく見ることで、どのように業界の現状を捉えていくかをお話しました。

②役割を果たすためにどのような行動が必要か考える
どのように情報を得て、どう活かすか、事例と併せてお伝えしました。
各企業の特徴や制作方法、コンテンツマーケティングについてなど、視野を広く持ち
業界全体を見ることで、ターゲットや営業方法を検討しているということをお話しました。

③担当業界意外の知識を活かす機会がある
マンガやアニメなどから派生してゲームが開発されたり、逆にゲームから他のエンタメコンテツが制作されることも多くなっています。ゲームについて詳しいのはもちろん強みになりますが、ゲームと関係の深いサブカルチャーや他のエンタメ業界に造詣が深いことも強みになるとお伝えしました。


後半の「ゲーム業界におけるキャリアパスについて」は、下記3つのポイントについてお伝えしました。

①キャリア形成の機会を自分で探していく
自分が目指したいキャリアへの道は、会社や周りが必ずしも用意してくれるとは限りません。経験を積む機会や勉強をする機会に、自分で気づいて挑戦出来るかが大切ということをお話しました。

②それぞれの職種でどのようなキャリア形成ができるか理解する
職種によるキャリアアップの流れや、各職種でもスペシャリストやゼネラリストという目指す方向があることをご紹介しました。

③変わりたい時は偶然の機会に気付けるようにする
「計画された偶発性理論」を元にキャリア・マネジメントの考え方をお伝えしました。
※理論の概要は下記の画像をご参照ください!
不測の事態にも対応が出来るよう、日頃から備えておくことでチャンスを広げていけるということをお話しました。


当日は80名ほどの学生さんに聴講いただきました。
オンラインでの講義でしたので、学生さんの反応が見えづらいかな…と心配でしたが、チャット機能を使って積極的に質問していただけたおかげで、とても話しやすい雰囲気となりました!

今回は、ゲーム業界のクリエイターとは少し違った目線での講義をさせていただきましたが、業界問わず、営業という職種やキャリアについて考えるきっかけになりましたら幸いです。

次回のブログで2コマ目の講義「チームマネジメント」「ゲーム×デジタルトランスフォーメーションの関係性について」の様子をお届けします。

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