イベントマーケティングチーム 山下 拓也/宮後 彩
LINEにはイベントマーケティングチームという、イベントに特化してサービスの認知拡大や販促のためのマーケティング活動を行うチームが存在します。今回はLINE公式アカウントや運用型広告プラットフォーム、店頭販促ソリューションなどの法人向けサービスを展開するマーケティングソリューションカンパニーのイベントマーケティングチームの山下さん、宮後さんにインタビューを行いました。知られざるその仕事内容について紹介したいと思います。
LINEのコアビジネスをイベント企画・運営から支える
ーイベントマーケティングチームの役割について教えてください。
LINEの売上の50%以上を占めるのは広告事業です。そのマーケティングを担うB2Bマーケティング室はポータルサイトの運営やインサイドセールス機能を持つストラテジーチームと、事例やコラム記事、営業マテリアルなどを制作するコンテンツチーム、そしてイベントマーケティングチームの3つに分かれています。
私たちが所属するイベントマーケティングチームは、LINEの広告ビジネスの認知拡大、ブランディングや営業の売上につながるリードの獲得を目的としたフィジカルのイベントを開催しています。事業会社のマーケターや代理店が対象で、来場者数20名規模のものから1,000名規模まで、大小様々なイベントを年間約30本実施しています。
東京だけでなく、LINEが注力している大阪や福岡など、様々な地域で実施しています。
参考:LINE Biz-Solutions Day 2019
https://www.linebiz.com/jp/column/seminar-report/20190301-01?list=10
イベントマーケティングの仕事内容
ー仕事内容について教えてください。
イベントマーケティングの仕事は、イベントの企画から当日の運営、そして実施後の効果検証と多岐にわたります。
まずイベントの企画段階では、営業チームやプロダクトチームと連携して、イベントの目的やターゲット、コンテンツなどを検討します。
企画がまとまると、イベント会場の手配や装飾をデザインチームや協力会社と取り組み、理想の世界観を形にしていきます。
また、営業チームやプロダクトチームと共に、イベントの講演資料の作成などにも携わります。
事前準備だけでなく、イベント当日の受付、会場への誘導、全体の進行管理なども私たちの仕事です。
イベント後は、アンケートを実施してレポートを作成し、イベント自体を振り返るとともに、来場者情報を営業と連携し、フォロー状況やどれくらい商談につながっているのかを営業と日々確認していくことになります。
イベントチームはイベント毎で担当制をとっていて、イベントをリードする人を一人決めて、企画から運営、効果検証まで責任を持ちます。とはいえ、大規模のイベントになると全員で得意なところを分担して対応していきます。
チームの雰囲気
ーどのような環境で働いていますか?
現在イベントマーケティングチームは男性1名女性4名の5名体制。平均年齢は29.6歳の若いチームです。仕事中は全員集中力高く業務に取り組んでおり、日頃から色々なアイディアをみんなで出し合って協力しています。
業務以外では、メンバーの誕生日にはカフェにケーキを持ち込んでお祝いしたりと、和気あいあいとした環境です。
ー宮後さんは昨年末にイベントマーケティングチームに異動してきたとのことですが、実際に働いてみてどうですか?また、どんな人が向いてるでしょうか?
2018年11月からイベントマーケティングチームに所属しています。現在のチームに入る前は、LINEの広告営業として、大手クライアントにLINEの広告ソリューションを提案する仕事をしていました。入社当初からマーケティングに興味があったため、これまでの営業経験や広告の知識を活かせる、B2Bマーケティング室への異動を希望しました。
現在は、50名規模のセミナーや400名規模のイベント企画・運営をしています。コンテンツ作成やイベントページの立ち上げ、登壇資料やノベルティの作成など、業務は多岐にわたりますが、イベントを通して、LINEの世界観を伝えていく仕事に楽しさを感じています。
イベントで獲得したリードが大型商談に繋がったときや、作成した資料が他の場面でも活用されたりすると、やりがいを感じますし、モチベーションにもなります。
イベントマーケティングは、”イベント”という手段でLINEの広告ソリューションの価値を世の中に発信していく仕事なので、LINEへの興味が強い方やビジネスマインドをもった方が向いていると思います。
イベントの直前や当日は、遅くまで仕事をすることもありますが、会話の多い楽しい職場なので、ユニークな強みをもった方にぜひご応募いただきたいです。
仕事で得られること
ーイベントマーケティングチームで働く面白さはなんですか?
7,900万人のユーザー基盤を持つコミュニケーションアプリであるLINEを活用した最先端のマーケティングを学ぶことができます。また、イベントマーケティングという立場ですが、キャンペーンの企画立案から実施、効果検証まで、マーケティングプロセス全体にふれることができるのはLINEならではだと思います。
大切なのはチームワーク
ー求める人物像はありますか?
イベントは文化祭に似ているところがあります。チーム総力戦でイベントを無事に開催できたときの達成感は格別です。チームワークがとても重要なので、チームにどのように貢献できるのか、常に考えられる人が向いていると思います。
イベントは営業やプロダクト、デザインなど様々なチームと連携しなければ実現できないため、他部門と折衝していくコミュニケーションスキルも必要になります。
また、LINEの広告ソリューションは次々と新サービス・新機能をリリースしているため、日々の情報収集、サービスの理解も非常に重要となります。
「こういうイベントをやりたい」とか、「こういうブースにしたらもっと人がくるんじゃないか」とか、自分からアイディアを出せる人は重宝されます。
広告業界やマーケティングの経験があれば、比較的馴染みやすい環境ですが、イベント経験や広告業界出身でない人も活躍していますので、LINEのサービスが好きで、マーケティングに興味がある方に応募いただければと思います。