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2年間で2回オフィスを移転し、「50平米」が「500平米」になった話

Limeは2022年~2024年の2年間で

  1. 2022年4月~:渋谷オフィス(明治通り)
  2. 2023年7月~:渋谷オフィス(道玄坂)
  3. 2024年5月~:中目黒オフィス(上目黒)

と、2回オフィスを移転し、2年間で計3か所を拠点としてきました。

さらには、2024年10月現在、事業拡大に伴い人員を増やしているため、「来年の夏にはまた移転になるか…!」などといった話が社内で話題になっております(笑)

「人員の増加→事業拡大→人員の増加→事業拡大….」というサイクルが上手く回り、Limeメンバーとしても、人事としても誇らしい限りです。

今回はオフィス移転に合わせて、会社の変遷をご紹介させていただきます!

僕が初めてオフィスを訪れた日

僕が初めてオフィスを訪れたのは2022年の12月19日です。代表と取締役とオンライン面接をした次の日のことで、「見学も兼ねてオフィスに来てみないか」と誘われたことがきっかけでした。

当時、オフィスは渋谷の明治通り沿いにあり、雑居ビルが並ぶ中にオフィスを見つけた時には「本当にここ!?」と二度見したのを覚えています(笑)


入社時に温かく招いてくれたメンバー

当時のLimeは「エステサロン」と「眉毛サロン」を都内に15店舗ほど展開している会社でした。

創業時(2017年)は「フィットネスメディア」や「パーソナルジム」を展開していましたが、コロナ禍により2021年に事業転換をしています。

2021年からは、当時需要が高まりつつあり、黎明期でもあった美容業界への参入を決断したのです。

そして、僕が入社した2022年の冬からサロンの全国へのフランチャイズを計画し、それに応じて代表から「人を採用して欲しい」と頼まれたのが僕の最初の業務でした。

勢いのある学生を集めるために200を超える求人を作成

採用の知見がなかった僕は、まずはindeed、エンゲージ、求人ボックスといった掲載日無料の求人媒体で計200を超える求人を掲載しまくりました。

費用も認知もない僕らにできることは、とにかく量で攻めること一択だったからです。

また、普通の会社と同じような求人を出しても仕方がないと思い、思い切って学生向けの尖った求人を追加で50件ほど掲載していました。

実際にwantedlyやindeedに掲載していた求人タイトル

当時は正直ヤケクソで作った求人でしたが、PV数のaverageは250を超え、毎日PVを見るのが楽しく、応募が入ってはお祭り騒ぎの採用チームでした😆(この異質な求人から採用したメンバーが3ヶ月連続で月間MVPに選ばれたこともあります....!笑)

早稲田、慶応、筑波といった高学歴のインターン生を大量採用

当時は「週5以上必須」としていたため、履修に余裕のある大学3、4年生からの応募が中心でした。学歴は重視していなかったものの、次第に学歴が高く、意欲に溢れた学生の採用も進み、みるみるオフィスに人が増えてきました。

なかには、愛知や京都の大学から毎週通って出社していたメンバーもいます(このときはとにかく覚悟が決まったメンバーの入社が多かったです)。

当時は事業の立ち上げ期でフランチャイズオーナーの対応から出店対応と忙しく、オフィスに寝泊まりして月250時間以上働くメンバーも多くいました。

起床時に撮影した写真

採用を開始して半年で組織は25名を超え、いよいよ「俺の座る席がない!!」という状況に至りました。(ベランダのハンモックで仕事してるメンバーがいたほどです)

2023年7月、道玄坂のオフィスへ移転

フランチャス店舗も半年で50店舗を超え、さらに事業を拡大すべく、200平米の道玄坂オフィスへ移転することになりました!

これから夏が始まるという暑い季節でしたが、移転先が近かったこともあり、レンタカーを借りて自分たちで荷造りをして荷物を運びました。

引っ越し作業の様子

移転先のオフィスにはキッチンがついており、各々がスーパーで材料を買ってお昼ご飯作っていました。夜中に眉毛のサロンメンバーでホットケーキを作ったこともあります◎

夜中に眉毛メンバーで作ったホットケーキ

移転先のオフィスは広々としており、25人のメンバーでは持て余すほどでした。60人は席につける想定でしたが、「1年後にはすぐに移転!」と僕や人事チームは既に意気込んでいました🔥

移転後、これから組織が拡大することを見据えて評価制度を刷新しました。今までの人事制度に対して、「何が成果につながっているかわからない」「毎月の評価を定量的に測りたい」といった声が多かったことも評価制度を刷新した大きな要因です。

他企業の人事の方に相談したり、あらゆる情報をかき集めて試行錯誤した結果、毎月のLimeメンバーの生産性に「成果」と「行動」の観点から点数を付ける制度、「L価値」が誕生しました。

そして、夏以降は中途採用に力を入れ始め、経理や営業を中心に中途のメンバーが増え始めました。

引っ越しが完了した道玄坂オフィスの様子

新規事業をひたすら探す日々

エステサロンや眉毛サロンの集客は軒並み順調で、店舗数が日を追うごとに増えていったものの、「このまま美容だけでは生き残れない」というのが僕らの本音でした。

美容業界は流行り廃りの激しい業界であり、長期で見た際に会社の軸となる事業としては脆さを感じていたからです。

そのため、2023年は美容サロンに取って代わる事業を創り出すことが僕らの至上命題でした。

求人にも起業家集団と打ち出し、本気で0→1の事業創りに挑戦したい若手層のみをターゲティング。

その結果、面接はまるで事業プレゼンのようになり、事業を立ち上げたいという強い意志を持った学生や第二新卒の応募が後を絶ちませんでした。

連続して事業を立てるも上手くいかず

社内でも新規事業のプレゼン大会を開き、「寿司屋の大将を海外へ人材紹介する事業」「助成金のコンサルティング」「前髪特化の美容院」「ネイル商品のEC販売」「ペット事業」など、あらゆるメンバーが複数の事業をこぞって提案する場を毎月設けていました。事業内容を経営者の方に採点をしていただいたこともあります。

僕ら人事が、採用を行いつつ人材紹介の事業を立ち上げ、3人のチームで売上目標を設定し、ひたすら契約数を追っていた時期もありました。

他にも、既存事業の「パーソナルジム」や「美容サロン」が店舗型であったことから、赤坂に寿司屋をオープンしたり、池袋に麻雀大崎にガールズバーの出店を計画したりしていました。

寿司屋のオープン祝い(赤坂)

しかし、色々な事業を計画したものの、そのほとんどが軌道に乗らず、会社の士気も落ち始めてきていました。

さらに、複数の事業を立ち上げる中で、

「そもそもLimeという会社がこの日本やこの世界に存在する意味とは何か」

このような問いと向き合う機会が多くなりました。

僕自身も「なぜ自分達は人材紹介の事業に注力しているのか」と目的を見失っていました。会社のビジョン達成の手段であるはずの事業が、目的化してしまっていたのです。

「パーソナルジム」と「美容サロン」を始めた理由

2017年の会社設立時に、数ある事業の中でジム事業に着手した理由は「すべての人の自己実現を達成させる」という代表の想いによるものでした。

自己実現とは、マズローの欲求5段階説において、最上位に位置する欲求であり、自分の可能性を追求して理想の自分に近づきたい、自分の能力や才能を最大限に発揮したいという欲求のことです。

美容サロンにおいても、メインターゲットである女性の「綺麗」を追求し、すべての女性の自己実現を目的として立ち上げた事業です。

そして、顧客のみならず、フランチャイブに加盟してくださった加盟店様や、僕らLimeメンバーが自己実現を達成し、理想のジブンを手にする場として存在するのが、このLimeという会社です

会社本来の存在意義を再確認した僕らは、新規事業の計画を見直すことにしました。

親和性のある事業を新規事業として展開

Limeに関わるすべての人が「理想のジブンを手にする」。

会社の目的を再確認した僕らは、自分たちにしかできない事業を展開しようと決意しました。

そして、2024年から始動したのが「フランチャイズのコンサル事業」「スモール案件に特化したM&A事業」でした。

加盟店舗の拡大に悩んでいる企業様の課題解決のためにスタートしたのが、今までのフランチャイズ事業を活かした「フランチャイズのコンサル事業」です。

そして、パーソナルジムや美容サロンにおけるM&Aの経験を活かし、新法人を設立して「スモール案件に特化したM&A事業」を立ち上げました。

どちらも事業継承という点で事業目的は共通しており、Limeの営業力やノウハウを活かしつつ、経営者や店舗オーナーの自己実現を後押しする事業でした。

目指す方向性が明確になったことで、組織が活性化し、Limeの成長は飛躍的に加速していくことになります。

2023年ベストインターン賞を受賞

学生が主体となって事業を推進していたことを評価していただき、2023年の冬にチアキャリア様からBestインターン賞をいただきました。

学生が考案した新ブランドが都内に10店舗展開されたり、営業担当の学生が毎月3000万の売上を達成するなど、社会人に引けを取らない実績を評価していただきました。

また、年間で60名近くのインターン生を採用した点や、地方(愛知や京都、茨城)から上京してインターンに参加するメンバーも多かったことから、このような賞をいただくことができました。

満を持して、500平米の中目黒オフィスに移転

フランチャイズコンサルやM&A事業に注力する中で、中途のメンバーも増え、ついに道玄坂でも「俺の座る席がねぇぇ!!」という状況が発生しました(笑)

特にミーティングルームの不足が深刻化しており、これから人員を増員することを踏まえ、2024年5月にオフィスの移転を移転することを決めました。

新オフィスは中目黒から歩いて3分足らずの場所に位置し、2フロアの物件です。1階はサロンスタッフが研修をするスペースミーティングルームが7つあり、2回がデスクワークを行うスペースとなっております。

移転当日の2階の様子

今後について

ここまで、オフィス移転になぞらえてLimeの変遷についてお話しさせていただきました。

求人票やホームページからは読み取れないような、Limeの一面が伝わっていましたら幸いです。

この記事は2024年の10月に書いているため、まだオフィスを移転してきてから5か月しか経っておりません。

しかし、この5か月でLimeメンバーは20名ほど増え、加盟店や現場スタッフも増え続けています。

会社は急成長を遂げており、組織は良くも悪くもカオスな状況です。

Limeでは、この0→1のカオスな状況を一緒に楽しめる方を募集しております。

会社の成長を通じてあなたの自己実現を達成させましょう!

興味がある方のご連絡をお待ちしております。

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