LIFE PEPPER の幸せの番人。"誰よりもみんなに感謝できること" が自分の最高の強み。社員インタビュー:長橋 悠。
LIFE PEPPER と自分
株式会社 LIFE PEPPER の長橋 悠と申します。実はこう見えてフランス出身で、20年現地で生活した後、日本へ帰国した後に立教大学へ入学しました。その在学中に、株式会社LIFE PEPPERの立ち上げへ参画しました。当時の帰国子女仲間と一緒に創業し、創業時より事業推進、バックオフィスの立ち上げをやりました。今は主にバックオフィス業務全般に、経理、労務、総務、情シスを兼任。成長過程のベンチャー組織の中、裏方として会社全体の業務を支えるべく日々挑戦をしています。
創業期からいる自分だからこそ、味わえる "醍醐味"
先ほどお話をしたように、私は社員が0人、つまり創業からいて、立ち上げの瞬間に立ち会えている。振り返ってみると、こうして今のLIFE PEPPER のメンバーが揃ったことが奇跡に思えてなりません。
振り返ってみると、会社として転機になったなと思ったのが、現役員の高橋が入ったこと。
創業からすぐの間は帰国子女の仲間内でやっていたこともあり、ぶっちゃけ会社として機能していなかったように思えます。しかし、高橋は経済産業省を辞め、ウチに入ってくれる、いわば本気で人生をかけてくれると言う。そんな価値がウチにあるのか!と驚いた記憶があります。
高橋のインタビュー記事はこちら
最初は高橋と私で分担してバックオフィスをまわしていた。というよりも、本当のシード期って、ともかく "何にもない" ので、なんとかまわしていたというのが近いです。
そこから徐々に会社が成長し、バックオフィスに求められる業務が拡大していき、今に至ります。
私自身バックオフィスだけにこだわっているつもりはなくて。昔から自分は誰かの役に立つことが好き、さらに言うと、自分が価値を出せること、その結果としてみんなの持つ価値が最大化することに、やりがいや喜びを覚えます。だから今のフェーズで何だろうと思ったときに、自然と今のポジションになったというか。
LIFE PEPPER に限らず多くのベンチャー企業って、どちらかというと"攻め"の属性を持った人が多い印象があって(笑)そのことが悪いとか悪くないかじゃなくて、自分はどちらかというと、「守り」と社会から判断される業務の内訳が多い。けど、気持ちはかなり"攻め"です。そうじゃないと、LIFE PEPPER のバックオフィスは務まりませんから。誇りを持ってやっています。
フランス育ちの日本人という矛盾した自己存在
私は強力な原体験に基づいてベンチャーで挑戦しているタイプではないのですが、LIFE PEPPER で挑戦している理由の一つが、己の存在への違和感の解消です。
私は幼少期よりフランスで育ち、日本にはほとんど来たことがありませんでした。その一方で、家族は日本人なので家では日本語だし、フランス人からは日本人として扱われる。そのカルチャーというか、アイデンティティの隙間に落ち込んだような、自分の中の何かが埋まらないような感覚をずっと持ってました。
一つ例を出すと、私が小学生の頃、たまたま家族が日本に帰り、日本のお土産で文房具を買ってきてくれた。フランスの文房具って可愛いものが多いんですが、機能性では日本製に軍配があがる。そんな文房具を持っている、学校ではヒーローになれる瞬間です。その一方で、それが気に入らない友達もいる。そんな友達からは「日本に帰れ」など、心ないことを言われたりしました。自分の中でフランスは故郷とも呼べるところなのに、アイデンティのない「日本」に帰る事が自然なのかもしれないというのは、すごく不思議な感覚でしたし、もやもやが晴れない。
この問い自体、自分の中で忘れていたくらいなのですが、とあることがきっかけで思い出し、今では解消されています。
先ほどは自信満々に「バックオフィスであることに誇りを持ってやっています」と言いましたが、実は自分の中で葛藤を抱えていた時期があって。
やっぱり初期のベンチャーだとスターは売り上げを上げるセールスだったり、サービスをリリースするサービスの責任者だったりする。自分は守りの業務でもあるんですが、気持ちは攻め。この葛藤について悩んでいたときに、メンバーの一人から「悠さんは、LIFE PEPPER の番人です」と言われて、ハッとしました。攻めとか守りとかそんなことはどうでもよくて、大事なのは「自分がどうありたいか、自己認識を持つこと」と「ちゃんと会社が成長し、みんなが幸せでいること」だと。
この自己矛盾を解消したことをきっかけに、幼い頃から抱えていた「自分のアイデンティ」に関しても、霧が晴れたような気分になりました。フランス人とか日本人とかどうだってよくて、大事なのは自分がどうありたいか。そのことにもっと向き合っていこう、そうやって思って気が楽になりました。だけどこれって海外育ちあるあるだろうし、もっと言うと日本育ちの多くの日本人も抱える悩みなんじゃないかと思います。
そういった悩みの根本は「一つに視点でしか価値観が形成されていないのに、複数の価値観にさらされること」で起きるのかなと思っていて。
LIFE PEPPER では国籍、生まれ、言語、価値観などそれぞれが異なる人材が多く在籍しているので、価値観がグルングルンします。毎日発見の連続で、自分が思っていたことってただの固定観念というか、一面しかみれてなかったなーって感じることが多い。かなり鍛えられます。
それと、大きな目標に向け、本気でお互いを助け合える組織だからこそ、迷っている暇がない。私も創業メンバーですが、本当にいいメンバーと出会えたなと、いつも感謝しています。
こんな人にLIFE PEPPER の仲間になってほしい
色々な要素がありますが、一番は「感謝されることよりも、感謝できる人」ですね。どうしても自分の関わっている業務的に、感謝されにくい。だから感謝をインセンティブにする人だと辛いと思います。自分の場合は、誰よりも他人に感謝できる自信があるので、うまく両立できています。
次に「不確実を楽しめる人」ですね。まだまだ事業も、社内の仕組みも未完成の会社だからこそ、新しい課題やチャレンジに挑戦し続けられる。
これからジョインするメンバーには、自分自身の作りたい事業や組織を掲げ、一緒に組織を作っていく過程を楽しんで欲しいと心から思います。そうやって本気で自分で掲げたものを実現できる環境、それも大きな挑戦の中で形にできる機会って、ほとんどないと思います。
将来的にLIFE PEPPERは、日本が世界に誇るグローバルカンパニーとして、我々LIFE PEPPER のメンバー自身が国や文化の垣根を超え、海外で展開できるようにしていきたいし、そのための仕組みを全員で、全力の本気で、作っています。
私たちが提供する事業を通して、お客様の可能性を発掘していくことはもちろん、LIFE PEPPER の 組織としても、多様性を強みにメンバーそれぞれが人生の可能性、ワクワクを発掘できる機会を作っていきたいと思います。
日常に退屈している方、言語化できないモヤモヤを社会に対して感じている方、LIFE PEPPER で一緒に挑戦して欲しいです。ご連絡をお待ちおります。