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次の中核事業を立ち上げる!クリエイターの自由をサポートするLibalentが新たに漫画家を応援!

クリエイターのデジタル戦略をサポートするLibalentが、新たに漫画家や漫画クリエイターの活躍を応援する新規事業を立ち上げました。この新規事業を企画したのが、Libalentの次の柱となる事業作りを行うべく2022年に新設された社長室です。社長室の初代リーダー恩田に、そのミッションと新規事業の立ち上げに求めるメンバー像を聞きました。

恩田真丈:ビジネスプロデューサー
Libalent設立当初より、代表の相澤の元で数々のサービス立ち上げやデジタル戦略の仕組みづくりに従事。2022年に新規事業の立ち上げを担う社長室のリーダーに就任し、次なる中核事業のサービス開発に取り組んでいる。

新規事業第1弾は、漫画家のためのクラウドサービス

──新設された「社長室」のミッションを教えてください。

今後のLibalentの中核事業となるような、新規事業を立ち上げて運用していくことが社長室のミッションです。現在は複数のアイデアがあって、第1弾としてスタートさせたのが、プロ、アマの漫画家さんや漫画で生計を立てたいと考えているクリエイターをサポートする事業です。

Libalentではタレントの方や芸人さん、YouTuberなどのクリエイターのデジタル戦略をサポートしてきました。一貫しているコンセプトは「デジタルフィールドを起点に、才能ある人材が活躍できる場所を作る」こと。今回、立ち上げた新規事業もマンガに関わるクリエイターが活躍できる場所を作る事業です。

──どうして「漫画」なのでしょう。

漫画を始めとする出版の世界でもデジタル化が進んでいますが、漫画家さんがデジタル化の恩恵を受けているかといえば、そうでもない。特に流通面では、作品の権利を出版社に預けて、取次(出版社と書店をつなぐ流通業者)を介して書店や電子書籍で作品を広めていくといった昔ながらのやり方が今も主流です。それはそれで多くのメリットが漫画家さんにある一方で、漫画家さん個人が自分の作品を電子書店で販売したいと考えても手続きなど含めて簡単ではありません。

タレントさんに例えてみましょう。自分をタレントとして世に売り出そうと考えた場合、昔ならオーディションを受けて事務所に所属してテレビ出演の機会を待つといったことが必要でした。でも今はスマホ1台あればYouTubeやニコニコ動画で自分をアピールできます。個人で作品を世に送り出せるような仕組みがあれば、漫画家さんも、より自由に作品を発表できるようになります。

──具体的に、どのような形でサポートするのですか。

漫画家さん個人が、大手電子書店で作品を発表しようと思っても現状では、出版社や取次を介さないと事実上不可能です。そこで漫画家さん個人でも電子書店で作品が発表できるようなサービスをつくってサポートすることを考えています。いわば漫画家さん個人と電子書店をつなぐ、新しい形の取次ですね。

あくまで理想ですが、スマホで作品をアップロードしたら、すぐに漫画を発表できるような仕組みが作れるといいなと思っています。すでに複数の漫画家さんに協力してもらってβテストを行っています。βテストの結果次第でサービスの中身は変わってくるでしょうが、最終的な目標は漫画家さんが個人で作品を発表しやすくすることです。

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新規事業で「漫画家」の既存の概念をぶっ壊す

──漫画家さんをサポートする事業で、Libalentにはどのような強みがありますか。

Libalentには、これまで多くのクリエイターをデジタル面でサポートしてきた実績があります。ですからクリエイターさんとの付き合い方といいますか、距離感のようなものを理解しているつもりです。

通常の企業がクリエイターさんをマネジメントしたり、サポートしたりする場合、往々にして契約で縛り付けて「抱えて」しまいがちです。でもそれだとクリエイターさんの自由を奪ってしまいます。私たちは、あくまでクリエイターさんに自由に使ってもらえる「ツール」を提供する立場。クリエイターさんの自由を尊重できる距離感が保てるところがLibalentの強みでしょう。

──漫画家さんをサポートする事業で目指すのは、どのようなことでしょう。

電子書店で作品を気軽に公開できるようになれば、漫画家さんの稼ぐ手段が広がります。今は大手出版社で連載しているような売れっ子の漫画家さんたちが最も儲かる構造となっていて、その下にもっと小さい出版社や漫画アプリで作品を発表している漫画家さんたちがいる。これまで出版社さんや既存の取次さんが相手にしてきたのは、それくらいまででした。

しかし商業出版以外にも、漫画に関わるクリエイターはたくさんいます。たとえば確定申告を説明した漫画が SNS でバズったり、夫婦の出来事を4コマで綴っているだけの作品がSNSでは共感を呼んだりしています。

これらはデジタル化によって、漫画の表現方法が大きく変わったことを意味しているのですが、それを流通させて収益化する方法が、まだ確立されていません。その「流通させて収益化する」部分を確立させれば、既存の出版業界とは異なる新しい市場ができると思うんですよね。

──市場が広がれば「漫画で稼げる」クリエイターさんも増えますね。

漫画家さんに話を聞くと「いつかはジャンプで連載を持ちたい」となるんですよ。でもそれは「AKB48のようなテレビに出演するアイドルになりたい」といっているのと同じ。今はテレビに出なくてもYouTubeやSNSでアイドルになれる時代です。

「アイドル=テレビが作るもの」という概念はすでに壊れています。同じように「漫画家=人気雑誌が作るもの」という概念を壊せればいいですね。既存の概念を変えていくのが、自分がLibalentで新規事業を立ち上げる意義かなと思います。

新規事業の立ち上げに必要なのは「やりきる力」

──恩田さんが新規事業の立ち上げに関わる前の活動を教えてください。

Libalentでは主に吉本興業さんのデジタルフィールドでの活動をサポートしてきました。吉本の芸人さんたちが出演するYouTubeのMCN(マルチ・チャンネル・ネットワーク)『OmO (オモ) 』を事務局でマネジメントしたり、吉本がプロデュースするクラウドファンディングサービス『FANYクラウドファンディング』のサービス設計、立上げ、事務局設立など包括的な支援をしたりしてきました。

それまでバラバラだった吉本のさまざまなエンタメサービスを『FANY(ファニー)』ブランドに統合するお手伝いもさせてもらいました。FANYは、名称やロゴマークを考える部分から一緒にやってきました。ですから順調に回っているのを見るとやはりうれしいですね。

──社長室に所属する前から、新規事業の立ち上げに関わってきていたのですね。

結果としてそうなったわけですが、もともと「仕組み」を作ることが好きなのかもしれません。仕組みを作って、自分がいなくても運用できる環境を整える。そしてうまく回り始めたら、また新たな仕組みを作る。これまでやってきたのは、その繰り返しだったかもしれません。マニュアル通りに仕事をこなすのではなく、新しい仕組みを作ってみたい方に向いている仕事といえます。

──一緒に仕事をしているメンバーと、募集メンバーについて教えてください。

新規事業の立ち上げに関わっているのは、私を含めて5人です。その中で現在進行中の「漫画クリエイターのためのサービス」に関わっているのが3人。他の2人は別の新規事業を考えています。

「漫画クリエイターのためのサービス」で募集しているのは、電子書店の販路開拓や登録してくれる漫画家さんを集めるための営業の役割を担ってくれる人です。

社長室全体でいえば、新規事業の立ち上げに興味のある方に来てもらいたいですね。実際に新規事業の立ち上げに関わっていた人は大歓迎です。前の会社でやっていたノウハウをぜひお教えください。

──Libalentの新規事業の立ち上げメンバーに必要なものとは。

大切なのは、成功するまで「やりきる」力だと思います。新規事業ですから、失敗することもあります。ですが失敗してもあきらめないで「だったら次はこんなのどうだろう」とチャレンジを続ける力が必要かなと思います。

Libalentの新規事業の立ち上げでは、アイデアを否定されることがありません。むしろめちゃくちゃ自由にやらせてもらえます。その分、失敗できないという思いがプレッシャーになったりもします。

ですがアイデアが形になったときの高揚感も格別です。自分のアイデアを否定されずに、形にしてアウトプットできて達成感を得られる。私自身は、それがモチベーションになっています。そんな考え方に共感できる方と一緒に、新規事業を立ち上げていけたらいいなと考えています。

【新規事業の立ち上げにご興味お持ちいただけましたら、まずはカジュアルにお話ししましょう!】

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