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組織のその変化は、本当にポジティブなのか?

年のはじめに予想もしていなかった大きな変化が、LEGIKA(レジカ)で起きています。

LEGIKAが迎えた変化

LEGIKAでは、マンガ制作とコミュニティ運営を手がけています。

マンガ制作事業「レジカスタジオ」の現場では、一般向けのマンガ商業誌向けの制作や、タテ読みマンガ「Webtoon」の制作、一般企業がクライアントになるマンガ制作を手がけています。

こちらの取り組みが急加速しています。


レジカスタジオの制作事例

新しい作品づくりが常に行われており、最高にレベルの高い作品をつくろうとチームワークで対処しています。

小さなマンガ系出版社ができたようなものだとお考えください。編集長もいて、日々作品づくりをしているのです。


さらにマンガ制作事業の動きに引っ張られる形で、マンガ家育成事業「トキワ荘プロジェクト」において、よりプロに近づく人材づくりが加速しています。

▲トキワ荘プロジェクト最大の住まい「多摩トキワソウ団地」(約55名居住)

良い人材をつくるためには、作家が集まり、伸びていくための環境づくりが欠かせません。

そのための研究・分析・実践のサイクルが、マンガ制作の取り組みとセットになることで、高速で回るようになってきているのです。

マンガ制作を行っている会社さんはいくつかあります。しかし、住まいを通じて、じっくり構えて能力開発をしている例はそう多くありません。

まして、常に70名以上の居住者を抱え、長期間居住する中で成長と向き合い、そして大量の卒業生を産み出している他に例がありません。

LEGIKAは、才能ある人材づくりを、とことん愚直に、とことん地道なところから進めてきました。

こうした取り組みがいよいよ事業としてかみ合い、花開いています。

高品質のマンガ表現を産み出すマンガ制作プロダクションとして、ベストな方法を模索し続けています。そのため、LEGIKAでは大きな変化が常に起こっているのです。

▲LEGIKAが運営する学生寮 チェルシーハウス国分寺での一コマ
学生向けのワークショップ運営等を通じ、普遍的な能力開発を研究している


ネガティブな変化とポジティブな変化

ベンチャー企業では、大きな変化を続けながら組織が成長していきます。

しかしながら、ネガティブな変化であるなら残念なことです。

例えば、上場を視野に入れたときに、今まで足りなかったコンプライアンス部分が発覚し、そこを必死に埋める取り組みをしないといけない……といったものです。

株主のプレッシャーが増す中で、事業の本質を歪めたチャレンジをするケースもあります。

こうしたことは往々にして起こります。

結果的に、組織が新しいステージを迎える中で、それ以上の展開は見込めず、ネガティブな変化を迎えるということもよくあるのです。


一方、そうではなく、組織の成長プロセスの中で、ジグソーパズルのピースのように、核となる事業の取り組み内容が互いにうまくはまり込み、一枚の絵として完成されていく瞬間を迎える大変化であるならば、申し分ありません。

多くの企業で迎えている変化は、果たして本当にポジティブな変化なのでしょうか。


変化の見極めポイント

組織変化に伴う採用……というケースもよくありますが、本当の意味でのポジティブなものかは見極めないといけません。

変化の質を見極める際のポイントは、「○○の変化に伴い採用拡大」という形で掲げられた理由が、表面的なものであるかどうかです。

真にポジティブな変化であるなら、その様子は筆者の自信となって一字一句に滲み出てきます。ありきたりの表現ではなく、その会社ならではの特有の事情が、表現として出てくるはずです。

一方そうでない場合は、形通りのテンプレート的な表現に陥りがちです。他の会社名に置き換えたとしても通じてしまうような文章です。人間として嘘はつきたくないものなので、会社の変化や背景事情に全く触れないこともあるでしょう。

こうしたところが見極めのポイントとなってきます。



LEGIKAとして自信を持って言えるのは、私たちが迎えている今のこの変化は、まさしくポジティブな変化であるということです。

そして、このような変化は他社に例がないものであり、クリエイティブ産業全体を見渡しても、先を行くものであるということです。

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