満室が意味するものとは
2022年3月15日、マンガ家の育成支援事業「トキワ荘プロジェクト」で提供する居室が、完全に満室となりました。記録の取れている2017年6月以降で初。過去の資料を見る限りでも、少なくとも2014年以後で初と見られます。
コロナ禍前の2019年12月の入居率 約68.0%からすると約32.0%増となる数字です。コロナ禍の影響を感じさせないインパクトのある上昇ぶりになっています。
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部屋を貸すビジネスでは、入居率100%、つまり満室を目指すのが通例です。
ただ母数となる居室数が増えてくると、退去したのちに、すぐに入居していただく形でないと入居率が100%にはなりません。
つまり、退去~募集~入居までの間でスムーズなオペレーションが徹底されてないと、100%にはならないのです。
トキワ荘プロジェクトは、マンガ家向けの育成支援事業ということで、とても意義深い取り組みだと考えています。その一方、裏でもビジネス・オペレーションを丁寧に回すよう、仕組み化を徹底しています。
100%=人気がある
というだけではない重要な意味があるのです。
今回、入居率100%となった背景には、お部屋を貸し借りするという一連のオペレーションの中で、一個一個のアクションが年々磨かれていったことが要因としてあります。その品質向上にはインターン生の努力も反映されています。
そういった意味で「感慨深い」……と思った次第です。
詳細のレポートについてはこちらのプレスリリースをご覧ください。
▲多摩トキワソウ団地 居室イメージ
▲多摩トキワソウ団地 リビングイメージ