弊社ではAmazon Web Servicesを利用しており、EC2ではt3系のインスタンスを使うケースが比較的多くありました。t3インスタンスはm系と同じCPUリソースが割り当てられているにも関わらず多少安く使えてお得という判断からでした。t3.microやt3.nanoを使っている場合は今でも正しいですし、CPU性能を求めない場合はt3.smallやt3.mediumも最も安いインスタンスとなっています。
ところで、t3インスタンスがリリースされたのは6年も昔のことです。いくらt系が安いといっても6年も経過すると最新のCPUと比べて性能的に不利じゃないか?と思い、ベンチマークをいろいろ探してみたところ、Geekbenchにクラウドサービスのインスタンス性能が多数掲載されていました。そして、Geekbenchによると、m7a.largeの性能はt3.largeの4倍近くあり、同じCPU性能が必要なのであれば台数は4分の1以下に減らせそうでした。
あまり社内での運用体制や測定結果についてお見せできないのですが、とあるeラーニングシステムのアプリケーションサーバにおいて、インスタンスタイプを t3.smallからm7a.largeに切り替えたところ、必要な台数は5分の1以下に落とすことができ、ALBから観測したアプリケーションサーバのレスポンスタイムも半分以下に短縮できました。
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