こんにちは!リーディングマークの広報担当の黒澤です。
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今回は3月まで週替わりで開催している「事業部長クラスとの特別座談会」というスペシャルイベントに潜入!今回は採用支援事業部の事業部長、伊良皆が登壇した回について、ダイジェスト版をお届け!
- 「将来的に経営者に資する人間になりたい」大企業からベンチャーに飛び込んだ理由と働く軸の変化とは
- 「期待を超えてもらう、超えられるように仕事を任せていく」リーディングマークに入社した時の印象と、今後目指していること
- 「新卒でもミッション共感を軸にすべき?」「結果を出し続けるために何か意識していることは?」「新卒に期待していることは?」就活生からの質問コーナー!
赤裸々に語っていますので、是非ご覧ください!
ー自己紹介お願いいたします!
皆さん初めまして!リーディングマークの伊良皆と申します。ぜひインタラクティブにお話できたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
沖縄県出身、今現在30歳の社会人7年目です。1社目は大手広告会社で営業、そこから2社目は外資系の生命保険会社の営業に転職しました。そして最後3社目、弊社リーディングマークに転職して、4年と10ヶ月ぐらいになります。今は『ミキワメ就活』を扱う採用支援事業部の責任者をしています。もしもミキワメ就活で何か起きた時は、全部僕の責任です(笑)
僕自身がなぜ入社したのかにも繋がりますが、採用支援事業部は「より学生さんに後悔のない納得いく選択をしていただいて、会社のビジョンにもある、やりがいを持って働いてもらいたい」という想いをもって、いろんな出会いの機会を提供することをミッションにしながら運営しています。それらを叶えるために、仲間と協働しながら事業運営をやっています。もし細かく気になるところがあれば、後ほどご質問いただければ嬉しいです。
「将来的に経営者に資する人間になりたい」大企業からベンチャーに飛び込んだ理由と働く軸の変化とは
ーまずは伊良皆さんのキャリアについて、新卒の就活軸・意思決定の背景を教えてください!
僕自身は結論、「経営者に資する人間に将来的になりたい」を軸に就活をしていました。自分自身に力をつけて、何かやりたいと思ったときに自分で何かを起こせる人になりたかったからです。どこかの環境に依存するリスクが高いと思って。
大学で『人的資源管理論』を専攻するゼミに所属して、個人のキャリアや企業の採用について研究をしていたのですが、日本の経済成長が停滞する中で、当時から「高度経済成長期に設計された年功序列、終身雇用は崩壊するだろう」と考えていました。僕自身は、そういった環境に依存する人生を置きたく無い、むしろ最低限経済的に自立して、自分がやりたいことを、好きな場所で仕事ができるような人になりたいと考えるようになりました。(その中で地元沖縄に帰って仕事もしてみたいという選択肢もありました)
「自分自身に力をつける」という観点だと『スペシャリスト』の道も頭に浮かびましたが、学生の頃から「スペシャリティはAIに代替される可能性がある(例えば、ライターやリサーチ、デザイナーなど現在も代替され始めています。)」と研究でわかっていました。それなら、代替されない能力を身に着けたいと思い、人として機械に代替されない能力が何かを考えました。僕はそれは2つあるのではないかと結論づけました。一つは「ないものを新しく生み出す、共創していく『イノベーション』」二つ目は「非言語含めて5感で意思・意図を汲み取る力、感情を動かす力『共感性』」の能力だと思いました。
スペシャリティを磨く方は、わかりやすく確実だという見方もありましたが、最終的には前出の2つを培う方が、曖昧で遠回り感じますが、実は近道ではないかと考えました。なので、スペシャリストより、自ら何かを起こせる人、組織を導く人でその能力を持っている人になりたいと思い、経営者に資する人という選択肢が出てきました。
ビジネスにおける最たるリーダーは経営者だと考えており、そのリーダーの本質的な能力は「人を導く力」だと考えました。そしてその周りを導く・動かしていく能力はどうやったら身につくか、何でどうやったら身につくかと考えたとき、その時単細胞だったので「顧客を動かす、顧客のために周囲を指揮する営業かも!」と思って営業を軸にしたんです。総合商社も視野に入れていたんですが、内定が出る1ヶ月前ぐらいに総合商社の選考を辞退して個人営業が強そうな会社にシフトしました。最終的に大手広告会社と証券会社トップ3を全部受け、どちらも内定を貰いましたが、金融だとスペシャリティが強かったので大手広告会社に入社を決めましたね。
ー2社目、生命保険会社に転職した背景を伺いたいです!
僕は若いうちは体力しか武器が無かったので「とにかく数を経験して、痛みを伴ってでもいいから学びたい」と思う気持ちがどうしても強かったんです。ただ、1社目ではそれを叶えられる環境ではなかったので転職を決意しました。
小学校から高校まで10年間サッカー、大学からアメリカンフットボールを4年、コーチ1年…ずっとスポーツばかりやってました。スポーツしかやってない人間が急に社会に入ったから何のスキルもなくて。他の入社同期は凄く優秀だから出し抜きたいなと思ったんですよ。そこで人ってどうやったら成長するのかなって考えたとき『打席に立つ量とその経験の質』これが大事だなと思いまして。僕は、体育会出身でポンコツなので質は圧倒的に低かったので「量でなんとかしないと!」と思ったんです。昭和の人間の考え方かもしれないですが(笑)
ただ、量をこなしたいと考えていた中で、大手広告会社では『働く時間とその中で打席に立つ数』を増やすことが難しかったんです。大企業ということもあって「1年目はこれを頑張ってください」と仕事内容が細かく決まっていたり、残業に厳しく機会の制約があって。その制約の中で質が違うと、実績にも差が出てきますし、実績が違うと貰える機会が違うからまた差がついてしまう…この構造だと自分は負けると思いました。そこで「ちょっと環境を変えて、もっと打席に立てるところに行きたい!」と思うようになり、完全歩合制で働き方・ノルマの定めがない、外資系の生命保険会社に転職をしました。
外資系の生命保険会社はすごく恵まれてて、本当にノルマがなく全部自分次第でした。若さ・経験は関係なく本当に努力の世界で、納得感を持って働いていました。ただ、一定平均的な結果は残してたものの、精神的かつ経済的な継続性や働くやりがいみたいなことを踏まえて定年まで続けるイメージが湧かなくて。その時に再度転職を決意しました。
ー最後3社目にリーディングマークに転職を決めた背景も教えてください!
リーディングマークに転職した理由は大きく3つあります。『①ミッション共感』『②組織が小さい』『③一緒に働く人が強くて魅力的』です。
『①ミッションに共感』については、学生時代の『人的資源管理論』の中で日本人はモチベーションが低いという結果を見たり、僕の周りでモチベーションを持たずになんとなく仕事している人も多かったので「これはなんとかせねば」と思っていて。その気持ちとリーディングマークのミッションがマッチしたんです。大きな使命・方向性・やる意義が腹に落ちていないと、苦しい時に支えるものがないと思っているので、ここの共感は凄く大事にしていました。
『②組織が小さい』については、会社を大きくすることが良いなと思っていたからです。僕は努力や成長が好きで、自分がしたことが大きくなると成長の実感が湧くんです。小さいころポケモンが好きだったんですけど、レベルが1から99とかになるとめちゃくちゃ嬉しかったですし、試験勉強や受検勉強とかも点数が伸びると嬉しいし、楽しいんですよ。コントローラブルな範囲で、努力で大きくなっていく様を当事者として感じられることに魅力を感じていました。
そして、組織が小さいからこそ、マーケットを変えられるんじゃないかなとも思っていました。既に大きい会社って今出てる利益・構造を変えたくないっていう現状維持のバイアスがあって。マーケットを変えて日本人の仕事のやりがいを増やしていきたいって言ってるのに、構造が変わらないとそのマインドって変わらないと思うんですよ。だとすると、構造を変えていくようなチャレンジ精神のある組織じゃないと無理だなと思ったので、小さい組織・会社を転職軸にしていました。
『③一緒に働く人が強くて魅力的』については、仲間がそうでないと、1つも大きいことをなし遂げられないと思ったからです。優秀の定義は様々ありますが、僕は結果を残していることに加え、誠実・素直・謙虚さを持っている人と定義していて。そういう人たちが当時、リーディングマークの社員全員に当てはまっていて「この人たちとなら一緒の船に乗っても大丈夫なんじゃないか」と思い入社を決めました。
「期待を超えてもらう、超えられるように仕事を任せていく」リーディングマークに入社した時の印象と、今後目指していること
ーリーディングマークへの転職で、初めて大企業からベンチャーに飛び込みましたが、実際イメージ通りでしたか?
思ってた通りですね!当時は組織が本当に小さかったので「まずはスモールスタートでやってみよう」精神があったり、大きい服を着せられて、これに似合う人間になるよう自分のちょい背伸びどころか、もう必死に超えないと触れないようなボールを渡されたり(笑)
小さい組織で会社を運営していくと、自分の守備範囲が広くなるんですよね。当時の僕の場合は、営業をやりながら新卒のイベントに登壇したりもできたので、良い意味でも悪い意味でも大変でした。今はだいぶ柔らかくなってます。当時は必死に働いていましたけど、その機会の多さを求めていたので、そこまで大きなギャップはなく、むしろこんなに渡してくれるのかという感じはありましたね。
リーディングマークの裁量権の多さは、1年目からあると思います。責任を持って期待を超えてもらう、超えられるように仕事を任せていきます。あくまで一例ですが、大手の企業さんであれば担当として持つのが10年目になる大手企業のお客さんを、リーディングマークでは1年目で担当に持ってもらったり。それがプレッシャーと感じるのであれば弊社に合わないと思います。採用ページで代表の飯田が「社会変革事業家集団を作る」って言っているんですが、自分が事業家として「事業をどう動かしていきたいか」ないしは「自分が任された責任範囲を自分でどうしていきたいか」っていうことを、会社から与えられるのではなく自分で考えて動いていく、みたいなことを大事にしていて。事業を作り会社を大きくしていくことを組織の戦略として考えているので、その育成方針みたいなところは根付いてて大きい裁量にはなっているんじゃないかと思います。
※代表メッセ―ジはこちら:https://recruit.leadingmark.jp/message/
ー採用支援事業部の事業部長として「将来こうしていきたい」という展望があれば是非教えてください!
個人的には、このリーディングマークという会社のプロダクトを通じて、隠れた才能・個性が輝ける環境に就業者の皆さんは就職してほしいですし、企業さんにおいても、もっと会社をよりよくするために、将来の幹部候補採用の機会を紡ぐことをより最大化できたら嬉しいなと思っています。わかりやすく言うと、「ミキワメ、伊良皆さんのおかげで、今やりがい感じられてます」「会社が大きくなりました」「今すごく成長してます」とか、そういったことを1つでも作ることだと思っています。そのためには今、運営している『ミキワメ就活』という媒体・イベントとか小さな手段でしかないですが、この手段にとどまらずに『ミキワメ適性検査』などあらゆる切り口で個性を明らかにする技術・企業の活躍する環境を、もっと科学して、より個人が輝けるマッチングのアルゴリズムみたいなものを作っていけたらなと思っています。
「人様が活躍する可能性を評価する」ってすごく大変なことで、神様しか分からないんじゃないか?と思う位の領域だと思うんですよ。そこは心理学、精神学、行動経済学、組織学と色々な側面がありますが、僕らが既に持っている『個性を明らかにする技術(ミキワメ)』を基に、ポテンシャルが大きい新卒の学生さんと企業さんのマッチングというアルゴリズムが作れたらなと思っています。その具現化する技術の壁については、弊社の組織心理研究所の佐藤と一緒に毎週議論しながら進めていますね。
「新卒でもミッション共感を軸にすべき?」「結果を出し続けるために何か意識していることは?」「新卒に期待していることは?」就活生からの質問コーナー!
ーリーディングマーク転職時はミッション共感を1つの軸にされていましたが、新卒でもミッションに共感する就職先を選ぶべきなのでしょうか。
正直、人それぞれだと思います。僕はなぜミッション共感を選んだかで言うと、僕自身、心が折れそうになった時に「なんでこれやるんだろうな」ってめちゃくちゃ考えるんですよ。それは僕が道理・倫理とか、自分の中の価値観を大事にする人間だからです。
商社を見ていた時は他人の評価は気になりましたけど、今となっては自分は、自分の倫理・道義・価値を追求していくタイプの人間で、自分の目指す世界観が大事で、1番外しちゃいけない部分だと思うんです。そこで同じように企業の中のコンパスなるものって何だろうなって思った時、ミッションに辿り着いたんですよね。
だからミッションに自分が共感するだけじゃなくて、ミッションに共感している仲間が集まってると、仲間として衝突した時にたとえ腹が立っても「この人もミッションに向かって頑張っているから、最終的に目指すところは一緒だし、目指すプロセスとか方法が違うだけなんだな」と相手を否定することにはならなくて、協働しやすくなりました。他人と衝突したとき、自分自身もミッションに戻れる指針になります。この二つがあることによって、自分は永続的に働きやすくなるなと思ったので、「ビジョン共感」という軸が出てきました。なので、大事なのは、自分自身働くを通じて何をなしたいかとか、苦しいときとか折れそうな時に何をもとにしなやかに戻っていくかだと思います。
もし今の僕の話に共感いただけたのなら、「ミッションの共感」「共感している仲間が多い」みたいなところは、就活軸の一つとして重視してもいいんじゃないかなと思いました。
ー伊良皆さんは結果を出し続けている方だと感じたんですが、その結果を出し続けるために何か意識していることがありましたら教えていただきたいです。
色々ありますが、1つは単純ですが『諦めないこと』だと思います。事柄において失敗した成功したって、もう解釈の問題だと思ってまして。その失敗した経験を、成功するまでいかに活かし続けられるかだと思っています。結果を出し続けるまで打席に立ち、試行錯誤し諦めない。僕も含めて、案外人間って弱い人間なのでこうした場面で逃げたくなってしまいますが、「きっと将来の自分は達成するという思いを持ち、失敗することを恐れない」は精神論としてはまず大前提大事だなと思っています。
その上で技能的な話なんですけれども、僕らがバリューとして持つ『理想から逆算』が大事です。想像していない世界は狙っても達成できないと思うんです。まぐれで達成することはできたとしても、自ら描いて狙って達成するっていうことはできないと思うので、「ありたい成果を定義して、具体化された目標を達成するために、今現在を客観的に正しく理解する」ことが大事だと思います。
旅と一緒ですね。北海道に行きたいけど、僕は沖縄県にいるという状態だったら「いつまでにどれぐらいの距離を超える必要があるのか」「手段は何があるのか」を考えて自分の立ち位置を正確に理解して、その間のギャップを埋めていくこと。その中で障壁・トラブルがあってギャップが変わるときは、再度見直して正しいと考える選択肢を選び、それをやり切ってみる。こういう細かいことの繰り返しを僕はずっとやってきました。これは正解かは分からないですけど、僕の中ではこれなんじゃないかなと思っています。みんながやらないからこそ、みんな達成が難しい。逆にそれをやるっていうことがしっかりできれば、あとはやるべきことやるだけになるので、「諦めない」はただの精神論にはならないかなと思っています。
ー新卒に期待していることも是非教えてください!
事業家になってほしいなと思っています!いきなり「事業を作りましょう」ではなく、僕は広義の意味合いで『事業家』と捉えています。何かというと、お客さんの意思・声を聞いてそれをプロダクトに意思を持って反映させて、その行動を通じてさらに価値貢献・還元させていくという「作って売っていく提供していく」っていうサイクルを、小さくても能動的に回せる人は事業家だと思っています。言われたことをただやるのではなくて、ちゃんと現場に入って声を聞き、それを反映させていくために、より良いもの作って周りを巻き込んでいく。自分が言ったことは自分ごととして最後までやりきることができる人は、すごくチャンスが巡ってくると思っています。ぜひ期待させていただきたいです。