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※本記事はLAPRAS BACKBONEからの転載記事です※
こんにちは。遠藤(@ryo-endo)です。LAPRASでスクラムマスターとしてチームとプロダクトに向き合う仕事をしています。
LAPRASはフルリモートワークを前提とした働き方をしているため、国内は関東から九州まで、海外にもLAPRASメンバーがいます。
今回、リモートワークならではの良さや大変さを共有するために座談会を開催しました。その内容をお伝えします。
リモートワークをされている方や、推進される企業の方の役に立つ内容があるのではないかと思いますのでぜひ読んでもらえると嬉しいです。
西野 実穂(nishino)オーストラリアのシドニーからリモートワーク。カスタマーサクセス担当。
竹内 巌(iwao)富山からリモートワーク。労務と社内のリモートに伴うコミュニケーションの円滑化を担当。30㎝の雪が降ることも。
遠藤 良(endo)大阪からリモートワーク。ソフトウェアエンジニア兼スクラムマスター。一児のパパ。
iwao:正直に答えるの?(笑)10時始業の15分前に目を覚まして、顔を洗って。ベットの横の席に座って仕事を開始しています。
午前中は親からの頼まれごとをやって終わることも。プライベートと仕事の境目が無くなってきてます。
起きるのが遅いから一人の時は15時くらいにお昼を食べていたけど、実家に戻ってからは家族と一緒に12時に食べています。16時に保育園帰りの姪っ子たちが夕飯を食べに家に来るので、子どもたちのゲームに対応しながら仕事。姪っ子たちが18時に帰ってからが仕事の集中タイム。長い時で21時まで仕事したり。寝るのは気づいたら深夜2時とかになってる。
nishino :なかなかの夜型ですね(笑)こっちは夏なので自然と活動的になりやすくて朝は早く起きます。日本時間の7時-16時(オーストラリアの9時-18時)のフレックスタイムで働いています。仕事が終わってから近所の大きな公園で散歩するのが日課です。
endo :仕事終わった後でもまだ外が明るくて、散歩に行けるんですね。うらやましい!
僕は7時くらいに起きて、家のことをして、9時半くらいから仕事を開始しています。18時半には仕事が終わって、子どもとの時間を過ごしてます。子どもを寝かしつけながら20時過ぎに寝てしまう日もあります。オフィスに通っていた頃は、帰宅するのが21時になることもあったので、テレワークになってから自分の生活をコントロールしやすくなったと感じます。
endo : 意識しないと動かないので腰にくる。10歩も歩かずトイレに行けちゃうから。
iwao:オフィスのコピー機まで歩くってことも無くなったもんね。
endo : そうそう。Gather(バーチャルオフィス)では画面上で走り回っているんだけどね(笑)
テレワークでは孤独も感じやすいけど、Gatherを導入してからは他の人の雑談が聞こえてきたりするようになって、人の雰囲気を感じながら仕事できるようになったかな。
nishino :私はフルリモートの仕事をゲットしたくて7年くらい探していたので「やったー!」って感じで特に大変さを感じていないです。
2019年にフルリモートになれて。夢が叶って全部がハッピー!オーストラリアと佐賀県の2拠点生活をずっとしたかったんです。
確かに腰痛対策とかは、自分が意識して休憩取ったりしないと、ずっと座りっぱなしで仕事に没頭しちゃうっていうのはあります。
endo :佐賀でもリモートワークしてたと思うんですけど、違いはありますか?
nishino :フレックスタイムが導入される前は日本時間に合わせて11時-20時で働いてたんですよ。その時はちょっと辛かったですね。今は自由な時間で働けるようになって助かります。
endo :時差に合わせて仕事ができるようになって、仕事がしやすくなったんですね。「LAPRAS Sustainable Working Style」の制度を作ったiwaoさん、ありがとうございます。
iwao:制度を導入してこんなにすぐに海外で活用してくれる方がいるとは思わなかったです!
私の場合は、家で仕事していると誘惑が多いから単純作業の優先順位が下がるという問題が。労務という仕事柄、ファイリングやテプラでラベルを作る作業があるんですが、オフィスでは時間を決めて出来てたのに、家ではなかなか手が付けられない。
あとは、通勤の時の「体は歩いているけど、頭は何にも考えていない時間」が無くなったのがすこし辛い。家にいても歩く時間を作ればいいんだけど、nishinoさんみたいに、近所に大きなおしゃれな公園もないし(笑)
endo :確かに。通勤の時間に本読めてたよなあとか、歩きながらアイディアが浮かんできたり、通勤時間に得るものがあった気がします。
iwao:通勤っていう行為は疲れるし、やりたくないけど。通勤じゃなくてもできるはずだから、なにか代替案が出てきたら良いんだけど。
endo :500歩歩くまで打刻できないようにしましょうか?(笑)朝の散歩を日課にしてから調子が良いって言ってたスタッフもいますよね。
iwao:歩かなくても集中できる作業があればいいのかも。トイレ掃除とか。自分で作っていかなきゃいけないなって思ってます。
nishino :この間の年末年始に部屋の壁をペンキで塗りました。リビング、仕事部屋、寝室と部屋によって色を変えたので変化がつきました。そこからワクワクした気持ちが続いてます。
endo :「空間とやること」を紐づけるのは大切ですよね。家にいるけど仕事しているという状況なので。切り替えるきっかけ作り、すごく良いですね!
僕は朝のルーティンを決めました。まず、机の周りを片付けて、アロマを焚いて、椅子に座って3分瞑想…という風にプログラムを組んでいます。
プログラムを組んでから、毎日同じパフォーマンスを発揮できるようになっている気がします。子どもの頃から時間割通りにやっていくというのに慣れているからかな。
nishino :五感に訴えかけるのはいいですよね。アロマの嗅覚とか。私でいうと、壁の色の視覚。
endo :頭だけで切り替えるのはストレスがかかってたんだろうなって気づきました。
iwao:確かに!オフィスに行ってた頃は切り替えのスイッチがあったなあ。コーヒー買って、机拭いてみたいな。
匂いも大切ですね。今までは部屋は無臭が好きだったけど、外に行かないことで刺激がなくなったせいか香りが欲しくなって。好きな服屋さんのポプリを部屋に置いてます。
後は、天気のいい時は縁側に出て日に当たりながら仕事したりはしてます。
寝る場所と机が一緒なのでそこの切り替えを上手くして行きたいですね。
iwao:働いている時間を自分で調整できるようになったこと。
家で働いていると母や姪っ子達が話しかけてくるから、家族が静かな時間帯に集中して仕事を進めるようになりました。
nishino :日本時間に合わせなくてもよくなったことは、もうさっき言っちゃいましたね。他で良かったと思うことは、去年の忘年会の「おつまみセット」が良かったな。
オフィスに行かない選択をしている身からすると、みんなで同じ食べ物を食べるというのが「あ、これみんな今一緒に食べているんだ」と一体感を感じられて良かった。美味しかったし(笑)「おつまみセットが」届いたとか届いてないとかslackでのみんなのやり取りも楽しかった。
endo :会社から「働く時間を自分で自由に決めてよい」と、きちんとメッセージを出してくれているのが良いと思います。努力義務じゃなくて、会社からオフィシャルに共通のルールとして推奨されているのが良いですよね。例えば、「子どもの体調が悪いから、今日は子どもが寝た後、仕事します」とか言えるし、nishino さんがオーストラリア行くって聞いても「へえ、そうなんだ」とすんなり受け止められました。
iwao:オフィスで働いていても「あの人はトイレが長い」とか「1日にタバコ何回吸ってるの」とかそういうのが出てきちゃったりしますよね。
endo :嫌ですよね、そういうの考えるの(笑)
社員が30人から50人、100人となってもこのカルチャーで信頼しあって働けていける組織でいけるとめちゃめちゃ強いと思う。
endo :1週間山に篭ってみたり、家じゃない場所で何日間か働いてみるチャレンジをしてみたい。
iwao:家だと生活の誘惑があるから、そういうのを取り除いた別荘みたいなのを作って、働く場所を変えていったり、複数移動しながら働けたらいいなって思いますね。
nishino :移動しながら働くのって良いですよね。マットレス付のキャンピングカーで居場所を転々と変えたいなっていう夢はあります。日本国内を周りながら働いていた時もあったんですが、その時は宿のマットレスが合わなくて腰痛になってたりしていたので、自分専用マットレスは必須(笑)キャンピングカーで会社のメンバーを訪ね歩くのも楽しそう。古民家を回収するのも良いな。
iwao:会社で古民家を買い取って、管理人さんをnishinoさんにしましょう!(笑)どんどん働き方が変わっていく中で、どんなことを取り入れていけるかを考えるのは楽しいですよね。
endo :どんなことができるかを考えていると、なんだかワクワクしてきますね!本日はこの辺で締めたいと思います。ありがとうございました。