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【社員インタビュー】カリフォルニアからリモート勤務中!「Lang-8」で日本語を勉強していたことがきっかけでLang-8に入社したバックエンドエンジニアにリモートインタビュー

プロフィール

Alexander Tsui

1987年生まれ。カリフォルニア州サンノゼで生まれ育った中国人とベトナム人のハーフ。
サンノゼ州立大学ではコンピューターサイエンスを専攻し、在学中に中国語の勉強を始めて香港へ1年留学。大学院に入ってからは日本語の勉強も始める。
卒業する頃に日本の会社で働くことを決意し、リモートでLang-8を手伝っていたが、2018年に東京へ引っ越し、正社員として入社。

入社3年目の現在は、感染症拡大の状況を鑑みてサンノゼの実家でフルリモート勤務中。
趣味は語学、機械学習とジョギング。

Twitter twitter.com/alextsui
GitHub github.com/alextsui05





どんな学生時代を過ごしていたんですか?

大学ではコンピューターサイエンスを専攻していました。実はdouble majorで数学も専攻していたんですが、そのせいで卒業まで5年かかりました。(笑)

コンピューターサイエンスを勉強したいと思った理由は、プログラミングが面白そうだと思っていたからです。
中学のときに、簡単なウェブサイトを作れるクラスに出て、そこでHTMLを学んだのが最初です。そこで学んだことを生かしたり、webでできることを自分で調べたりして、ゲームについての個人サイトなどを作って遊んでいました。それを友達同士で見せ合うのが楽しかったですね。
そのときはコードで遊んでいた程度なので、大学に入るまでは大したプログラミングはしていないですね。でも、webに関することならなんでも面白そうだな、とはずっと思っていました。

語学にもずっと興味があって、大学3年生のときには中国語のクラスに参加しました。父は中国人なので中国語が話せますが、私は小さい頃から主に英語だけを使っていたので、中国語はほとんどわからなかったんです。でも、会話できないのはもったいないと思って中国語のクラスに参加しました。
それから1年後に、香港に留学しました。父がアメリカに移住する前に香港に住んでいたので。いろいろと良い経験ができて楽しかったし、友達もできました。

大学院に進んでからはコンピュータサイエンスだけを専攻していて、画像処理の研究をしていました。例えば、MRIなどの医療用の画像を処理して、3Dモデルで可視化する方法を研究していました。それらを使って、年齢の違ういくつかの脳を比較して、年齢によって脳はどのように変化するのか、という分析なども行っていました。

どういった経緯でLang-8に出会ったんでしょうか?

大学院のときに、日本語の勉強を始めたんです。最初は趣味みたいなもので、コミュニティクラスに週2回くらい参加していました。
そのときの日本語の先生に日本語能力試験を勧められて、合格に向けて勉強を頑張った時期があったのですが、そのときに「Lang-8」* を見つけたんです。毎週、練習として日本語のブログを投稿して、日本のユーザーに添削してもらっていました。その甲斐あって、最終的にはN2に合格することができました。

*「Lang-8」:Lang-8が運営する、相互添削型の語学学習プラットフォーム。

もうすぐ大学院を卒業するというタイミングでN2に合格したので、あと少し頑張れば日本で働けるんじゃないかと思い、日本の会社で仕事を探し始めました。
そこで、候補として真っ先に思い浮かんだのがLang-8でした。毎週使っているサービスだったからです。Lang-8のブログを見るとエンジニアの求人が載っていたので、そのときはまだwebの開発経験は浅かったけど、頑張ってみようと思って応募しました。

それからしばらくはリモートで業務委託として手伝っていましたが、2年目の2018年に東京へ引っ越すと同時に正社員として入社しました。


どんな業務をしているのですか?

バックエンドエンジニアとして、「HiNative」と「Lang-8」の開発及び運用を担当しています。バックエンドチームは私を含め計3名で、2週間のスプリントで「HiNative」の開発を進めています。
開発以外は、「Lang-8」のメンテナンスを行ったり、問い合わせに対応したり、社内の翻訳業務をしたり、幅広い業務に関わっています。

私と、もう1名のインフラ担当しかいない時期はとても大変だったんですが、バックエンドチームが今の3名になってとても助かりました。3人それぞれに強みがあります。
例えば、辻さんはフロントやリファクタリングの高いスキルを持っているので、今までは私1人でなんとかやっていたけど、入ってくれたときはとても心強かったです。その後に足立さんも入ってきて、さらに改善が加速しています。

3人という小さいチームですが、小さいからこそ、自分の役割やインパクトが大きいことを実感できていますね。とても良いチームです。



Alexさんは現在アメリカからのリモート勤務ですが、16時間の時差がある中でどのような働き方をしているのでしょうか?

日本時間に合わせる必要が特にないので、非常に働きやすいです。

朝、前日のメンションを確認して、必要な対応があれば対応をして、それから通常の開発業務をするという流れです。毎日、日本時間の朝10時(現地時間16:00)のstand-upミーティングに出て、メンバーと顔を合わせてから作業を終えることが多いですね。
日本にいるバックエンドの2名は特に朝早く作業を始めるので、相談があればstand-up ミーティングの前にdiscordなどでさくっと相談してしまいます。

Lang-8は私が入社した頃からリモート勤務のメンバーが多く、リモートの文化が浸透しているので、非同期でも問題なく作業を進めることができています。
特に、現在は全メンバーがリモート勤務ということもあって、コミュニケーションがスムーズに進むようにみんなが工夫しているので、あまり困ることはありません。

Lang-8で働く魅力・やりがいを教えてください!

Lang-8は私にとって1社目なので他社はわからないですが、まず、Lang-8のSlackは遊び場みたいで楽しいですね。例えば絵文字がたくさんあって、メッセージにたくさん絵文字でリアクションを付けると賑やかで面白い。そういったテキストコミュニケーションの文化があるからこそ、気軽にコミュニケーションが取れているんだなと思います。

プロダクトの魅力としては、語学が好きなので、これまで「HiNative」のデータベースに溜まってきたたくさんの言語データを使って何かすごいものが作れそうな、そういったポテンシャルがあるという点が「HiNative」の魅力ですね。
あとは、「HiNative」はベトナム人のユーザーが1番多いのですが、私はベトナム人のハーフなので、個人的に面白いですね。日本発のサービスでベトナム人ユーザーが多いサービスはあまり無いと思います。


それから、これはスタートアップならではですが、とにかくなんでも経験できます。
例えば、機械学習のコンサルの方と一緒にプロジェクトを進めていた時期があって、そのときは普段のエンジニアとしての業務ではできない経験ができたのでとても勉強になりました。機械学習は私の専門ではないけど、専門の方と会話して一緒にプロジェクトを進めていると、大学院で研究していた頃のような懐かしい感覚になります。

そのプロジェクトの1つに、「HiNative」の検索機能で、検索結果を信憑性の高い順に並べる、というものがありました。検索結果の並び替えのための準備は1年前からずっと進めていて、質問に対する回答の品質の処理などのいろいろな実験を経て、最近やっとその機能がリリースされたんです。
ロジックを考えるところから実際にユーザーが使うまでの過程を見ることは面白くて、達成感がありますね。Lang-8のようなスタートアップで働かないとなかなかそういう過程は見られないと思うので、このような面白い仕事ができているのは夢みたいです。

今後挑戦したいことを教えてください!

機械学習の話なんですが、まだ機械学習の経験は少ないけど、今ちょっとずつ勉強していているので、将来的には「HiNative」の言語データのデータセットを作りたいです。
データセットを作って言語データを分析することで、ユーザーが何について質問しているかなどがわかると、関連質問の表示や質問フィードのパーソナライズなど、ユーザー体験を向上させるための可能性が大きく広がります。そのためにまずはデータセットが必要なので、それを作るところからやってみたいなと思います。

個人のプロジェクトに関しては、Lang-8で働いている間にアプリの作り方のイメージがついてきたので、今度は自分でアプリを作ってみたいです。
作りたいのは、画像や音声からテキストを抽出するアプリです。すでにそういうサービスが世に出ているけれど、それらがどのようなロジックで実現できるのかを勉強するために作ってみたいですね。

プログラム以外のこととしては、最近サンノゼの実家に帰ってきたばかりなので、この機会に語学の勉強を頑張りたいです。サンノゼでは英語の次にスペイン語とベトナム語がよく話されているので、ここにいる間はスペイン語とベトナム語の勉強を再開したいと思っています。



💬リレー質問コーナー

森崎さん(iOSエンジニア)からAlexさんへの質問です!

おわりに

Lang-8では、現在以下の職種にて採用活動を強化しております。
一緒にグローバルサービスを作りませんか?ご応募お待ちしております!


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私たちは、「世界中のネイティブスピーカーの知と経験の共有」をビジョンに掲げ、言語や文化について質問・回答できるQ&Aプラットフォーム「HiNative」をはじめ、1日1課題を提出しプロに添削してもらう「HiNative Trek」の開発・運営しています。 【HiNative:https://hinative.com/ja】 【HiNative Trek:https://trek.hinative.com/】 【HiNativeの強み】 ・全世界の国と地域と言語に対応できるユニバーサルなサービス設計 97%が海外ユーザーというグローバルサービスです。世界232ヵ国、113の言語で利用されるなど既存のWebサービスと比較してもエリアカバー率は世界トップクラスとなっています。 ユーザー数も右肩上がりに増加しており、月間アクティブユーザー数は全世界で1,700万(2020年11月時点)を突破しています。 ・世界最大規模の言語・文化グローバルプラットフォームを目指す アウトプットとフィードバックを得られるコミュニティを作り、本質的に語学能力が上がるプラットフォームを提供することを使命としています。言語と文化の交流を促進することで、世界中の人々が理解し合える世界を目指します。 【私たちのことが”ほぼ”わかる会社案内資料もご覧ください!】 https://speakerdeck.com/lang8/we-are-hiring-2023
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