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【Meet the team】McKinsey、Google、Squareでキャリアを積んだ戦略VPが考える「Kyashになぜ入るのかではなく、なぜ入らないのか」

Kazuhiro Shimizu Profile:東京工業大学大学院情報理工学研究科修了後、McKinsey&Companyに入社。 その後Googleにてマーケティングマネジャー、米国決済系スタートアップSquareの日本法人立ち上げ、2度目のGoogleを経て2017年4月よりKyashに参画。IT/決済領域×Strategyのスペシャリスト。趣味はテニスとコーヒーと日本酒。

Kyashに入ろうと決心したのは、代表の鷹取に事業の話をしてもらってから二週間も経たない頃。更に言えば、事業の話を聞いた瞬間に「これは出会ってしまった」と一目惚れのような感覚で、気づいたらKyashのローンチイベントに向けて徹夜で準備していました。入らない理由は何だっけと。

元々理系で大学院で生体工学を専攻していました。新卒ではMcKinsey&Companyに入社し、コンサルタントとしてハイテク企業や製薬企業などの新規事業開発やマーケティング戦略などのプロジェクトに携わりビジネスパーソンとしてのキャリアを始めました。

その後Googleにて、現freeeのCEO佐々木氏やCOO東後氏らと同じチームでAdWordsのプロダクトマーケティングマネージャー、米国決済系スタートアップSquareの日本法人立ち上げ、そして再度Googleに戻りAndroidやGoogle検索のプロダクトマーケティングマネージャーを務めました。

そんな私が鷹取からKyashの事業の話を聞いたのは、Googleに戻ってから立ち上げたプロジェクトが成果を出し始めグローバルからも評価をされ、いよいよこれから、というタイミングでした。知人経由で鷹取を紹介してもらい、ホンの軽い気持ちで話を聞いてみようとオフィスに遊びに来たのがきっかけでしたが、彼から事業構想の話を聞いた瞬間このビジネスモデルにはものすごい可能性があると思ったとともに、これまでの自分のキャリアの点と点が繋がった感じでした。国内外でも事例がないと思われる、決済領域でのプロダクトリリース前に2桁億の資金調達が業界からの期待の表れでもありました。

「できる理由ではなく、できない理由を考える」

Kyashに入るまで3つのグローバル企業を経験してきましたが、どの企業にも共通する点として、”前例にとらわれることなく既存の考えに対して疑問を持ち、より最適な解を常に探し続ける姿勢”を重んじていました。そういった環境でキャリアを積んできたことも有り、新しいことに対して挑戦する姿勢が自然と身についたのかと思います。

またMcKinsey時代に上司によく言われていた言葉として「できる理由ではなく、できない理由を考えろ」というものがあります。一見難しそうな問題だとしても、大体の「できない理由」は「したくない理由」「できないと思い込んでいる理由」で、よくよく考えていくとほとんどの「できない理由」は解決出来るはずだという事です。

「7万人の企業から創業期のスタートアップへ」

Googleは非常に恵まれた環境で優秀で人格的にも素晴らしい人が多く、出戻りしてしまうくらいとても好きな会社でした。常にイノベーションを起こしてきたGoogleのような企業から、まだサービスもローンチしていないベンチャーに入るのは、正直なかなか勇気が必要ではありました。そこで私は、「なぜKyashに入らないのか?」という理由を考えました。

私の場合、「なぜKyashに入らないのか?」を構成する不安要素としてはこの3つでした。

  • Kyashの事業が想定ほど伸ばすことが出来ないのでは?
  • ベンチャーでは自分の生活を保つことが出来ないのでは?
  • チーム/カルチャーにフィット出来ないのでは?

逆にいうと、この3つ以外には、自分にはKyashに入らない理由はありませんでした。

「リーダーとしての挫折と、再び挑戦したいという想い」

鷹取から最初に事業の話を聞いてから、まず一つ目と二つ目の不安要素についての解消を試みました。海外での似たような事業モデルと比較をしたり、投資いただいているベンチャーキャピタルの人から話を聞いたり、改めて自分でもKyashが目指す事業の可能性について考えてみたりしてみました。その結果、

  • Kyashの事業が想定ほど伸ばすことが出来ないのでは? ← 自分の頑張り次第
  • ベンチャーでは自分の生活を保つことが出来ないのでは? ← 自分の頑張り次第
  • チーム/カルチャーにフィット出来ないのでは?

戦略担当として入る自分がきちんと仕事をし価値を出すことができれば、それらの要素はどうにでもなるという結論になりました。

そして三つ目のチーム/カルチャーへのフィットに関してですが、私としてこの点に関して特に重視していました。その理由として、Squareでの苦い経験が有ったからです。日本立ち上げメンバーとしてSquareに入りビジネスの責任者としてチームを引っ張っていましたが、自分のリーダーシップの取り方が必ずしもうまくいっていた訳ではありませんでした。(このあたりの経験についてはここでは書ききれないので、詳しくはビールでも飲みながら話しましょう(笑))

これは自分のリーダーとしての挫折といえる経験でした。だからこそKyashでは、今いるメンバーと本当に世の中を変えると信じられるか、これから入社する人に対してもそういった気持ちを求め続けられる組織か。ということを真剣に考えたのです。

「エベレストに登れるようなメンバーと頂点思考」

代表の鷹取は口癖のように”頂点思考”(既存のベストプラクティスを目指している時点で試合の前から負けている→1位にはなれない)という言葉を言いますが、Kyashにいるメンバーは本当に自分たちが、そして自分たちのサービスが世の中を変えることが出来ると信じている人たちばかりでした。

ここまでくればもうKyashに入らない理由は一つもなく、めでたく入社し今に至ります。

Kyashが実現しようとしているのは、「通貨の新しいカタチ」という壮大なテーマです。まずは個人間送金サービスを提供していますが、その先に実現しようとしているのは、「到底無理だ」とか「そんなの机上の空論だ」とか言われる世界です。

決して出来ないと思われた事でも、大半のことは誰かが実現してしまえば当たり前のことに変わります。Kyashでも「できない理由」をぶち壊して世の中の新しい「当たり前」を築いていこう、自分たちならばそれが出来る、そう考えています。

Kyashでは、共に頂点思考で挑戦し続けられる仲間を募集しています!こちらからご応募ください。

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私たちは「新しいお金の文化を創る」というビジョンのもとデジタルウォレットアプリ「Kyash」を展開する、Fintechスタートアップ企業です。 この度KyashはシリーズDラウンドにおいて49億円の資金調達を実施し、累積資金調達額は128億円となりました。 Kyashは日本におけるFintechのパイオニアとして、決済部分を内製開発し、リアルタイム通知やカードロック、上限金額設定といったユーザビリティの高い機能を実装してきました。 また、Kyash Cardのリリースや資金移動ライセンスの取得、3Dセキュア対応など創業以来様々なチャレンジに挑み続けています。 2021年にはより身近なサービスとしてKyashをご利用いただくため、共有口座機能やイマすぐ入金、ギグワーカーの方が報酬や売上金を迅速に受け取ることができる法人送金サービスの提供など、機能の充実化にフォーカスしてきました。 Kyashが目指すのは「新しいお金の文化を創る」ことです。 決済サービスの領域にとどまらず、より多くの人々のフィナンシャルサクセスの発展に貢献しながら、さらなる事業成長をしていきます。 私たちと日本の新しい金融サービスの形を一緒に作っていただける方、お待ちしております!
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