みなさま、はじめまして!千葉県出身、長野県へ移住してもうすぐ5年目を迎えるくらじかマガジン初投稿となります山﨑です。新規事業部に所属し、農業事業を担当しております。
くらじかマガジンでは、担当している農業事業のこと、また、長野県外から長野県内の会社へ就職を考えている方(“くらじか”への就職を考えていただける方は特に大歓迎です!)に向けて長野県の魅力などもお伝えできればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。
唐突ではありますが、みなさん「天地有機」という言葉をご存知でしょうか?なかなか聞くことがない言葉ですよね。私も有機農業の講義で最近教えていただいた言葉なのですが、“天地に機有り”、つまり、“大自然には時と法則がある”という意味で、この言葉が語源となって自然の摂理に沿って作物を育てる農業が「有機農業」と名づけられたそうです。また、有機農業の取り組みのなかには、「農薬や化学肥料を使わないことで、水・土・大気を汚染から守ること」だけでなく、「自然界の動植物を守り、生物多様性を保全して、自然との共生を目指すこと」、「適地適作・地産地消で、地域の文化を大切にすること」など多様な目標が含まれているのだそうです。
現在私たちは、長野県飯綱町で10年以上耕作放棄されていた約2haの農地を開拓、「三水雅荘(さみずがそう)」として再生し、その場でとってその場で食べられる観光農園を目指し、有機農業で野菜づくりを始めました。
有機農業=自然の摂理に沿った農業。言葉で綴るのは簡単ですが、実際に実践することは難しい…。種をまけばすぐに野菜ができるなんてことはなく、いろいろ失敗を重ね、有機農業の難しさを肌で感じているところです。
ビジネスとして農業参入しているのですぐに結果を出したいと思っていますが、うまくいかないことが逆に面白い…。こんなことを書くと怒られてしまいそうですが、自然を相手に試行錯誤しながら日々楽しみつつ有機農業に携わっています。
農業事業はまだ始まったばかり。失敗談などありのままの農業事業をお伝えできればと思っていますので、これからお楽しみに~!
“くらじか自然豊農”という名前でインスタグラムをやっていますので、是非フォローをお願いします!!