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【入社前のミヤマエ日記⑦】入院を経て感じたこと

もうすぐクリスマスですね🎄

雑貨屋さんで売られているクリスマスのグッズってなんであんなに可愛いんでしょう。ついつい見惚れてしまいます、インターンのミヤマエです。


先月、親知らずの抜歯の手術を受けました。

私にとって人生初の手術・入院でした。

 

Wantedlyのストーリーや自分のノートで日頃の学びを振り返るという習慣がついてから、一見ネガティブに思われる物事が目の前に現れたときに、以前よりポジティブに捉えられるようになっている気がします。

物事には必ず、二つの面がある。したがって自分が恐怖や苦手意識を抱く物事に対して、どうにかして良い面を発見しようとしている自分がいて、嬉しい変化を感じています。

 

今回の手術・入院に対しても不安はありましたが、手術日は何も食べてはいけないと聞いていたので、このところ食べ過ぎている私にとって食習慣をリセットできるいい機会だと考え、自分がまだ知らないことを知ることのできるチャンスだと前向きに捉えていました。

 

 

さて、私の親知らずの歯についてなのですが、歯肉に埋まっている状態で隣に生えている歯を押していて、抜くには歯茎を切って歯を二つに切断して抜くという方法を取るみたいでした。

 

手術前日から入院し、手術中に胃に何かが残っていると逆流の危険性があることから、手術当日は絶食。水分は手術の3時間前~術後3時間までの間は取ってはいけませんでした。

普段から食べることが大好きな私にとって、絶食は大変なものでした。1日に3回ある食事のタイミングで、4人部屋のなかで私のベッドにだけ運ばれてこない悲しさと寂しさ。空腹を刺激するにおいと音。

また、手術中にのどに酸素を送る管を通していたためか、手術後はいつも以上にのどが渇いて、水分をとることのできない3時間がより長く感じました。

 

私の場合は飲食のほかにシャワーや歯磨きなども制限されていました。また、入院されている同室の患者さんのつらい病状を耳にしたり、医師の方に「点滴をしないと命にかかわります」、「本当に一瞬で終わります」と何度も言われても、「点滴が痛すぎて…」と点滴を打つことになかなかYESを出せず、泣いてしまう患者さんの声を聞いたりして、健康な状態でいれているという、そのときは当たり前すぎて気づかないことが、本当に幸せでありがたくて、尊いことなのだと気づきました。

 

好きなときに好きなことができること、体のどこも痛くないこと。

好きなものを何の制限もなく思いっきり頬張って食べることができること、学校やアルバイト先に通うことができること、家で家族と過ごせること。

 

普段はそれが当たり前で、時には不満を抱いてしまうことさえあります。

例えば、学校やアルバイトに行くのが面倒くさく感じたり、家族のことを鬱陶しく感じたり。しかし、学校やアルバイトに行って動ける健康な体があること、友達や先生に会うことができること、落ち着く居心地のいい家で過ごせること、家族と色々な話ができること、料理を作ってもらえること、自分のことを気にかけてくれる人がいること。

書き出すとキリがないですが、普段当たり前と思っていることが当たり前ではなくて、誰かにとっては羨ましいことであって、感謝すべきことなのだと実感しました。

 

また、今まで外来で働く看護師さんの姿を見る機会がほとんどでしたが、病棟で働く看護師さんの姿や仕事ぶりを見て感激し、尊敬の念を抱きました。

患者さんが安心したり笑顔になれたりするような対応や声掛けをしている姿、多くの人が眠っている夜の間も働いていること、どの患者さんにも同じように接していること、点滴や採血など痛みを伴うことで患者さんが嫌がったり、排せつのケアなどやりたくないと思う人もいる内容を仕事としてこなさなくてはいけないこと。

 

私の周りには、看護師として働く友達や看護師を目指している後輩がいます。みんなも病院で同じように働いている、あるいはその姿に憧れて看護師を目指しているのかな、と思うと尊敬の気持ちでいっぱいになって、早速この想いを看護師の友達に伝えました…!(笑)

 

今回、手術・入院を経て感じた当たり前の有難さは、時間が経ったりいつもの生活に慣れたりすることで薄れていってしまうかもしれません。前回のストーリーにも書いたように学びや感じたことの記録を定期的に見返すことのほかに、自分のことを俯瞰して見て、謙虚に物事を捉え直していきたいです。自分ひとりでは何もできない。たくさんの人・もの・ことに支えられているということをいつも心の真ん中に置いておきたいです。

 

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