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【プロダクト開発本部 本部長インタビュー】プロダクトに対する想いと今後の展望とは。開発本部の舞台裏に迫ります!


これまでの経歴と現在はどんな仕事をしているのか教えてください。

もともとはゼネコンの出身でそこからIT業界に転職し、SES(業務委託専門)としてさまざまな会社でシステムの構築や保守を行い、数年単位で次の現場へ異動するというのを繰り返していました。

1つ1つの会社では長く働いていたので、経験社数は10数社と多くないですが、大手企業や国税のシステムなど大規模な開発もやってきたため、ある程度はいろいろな経験をしてきました。

現在は、クムクム株式会社プロダクト開発本部の本部長として、各プロジェクトの進行状況や課題の最終決定者となり、各MTGに参加し確認やスケジュール調整の判断をしています。

またインフラ全般の作業を担当しているのと、保守の中で出てくるデータ調査依頼を行うため、SQLを駆使してさまざまなデータを抽出する作業をしています。


クムクムの管理者になったきっかけを教えてください。

もともとは社内管理ツールの開発担当として入りましたが、1ヶ月経たないうちにインフラやアプリのヘルプに入るようになりました。

そして、参画したときがちょうどツクツク!!!(弊社ECサイト)の大規模リニューアルが走っていた時期だったので、そのままリニューアルのプロジェクトにも入ることとなりました。

そのリニューアルで実はさまざまなトラブルがあり、誰かが立て直さないといけないという状況となった中で、当時の開発責任者に声をかけていただいたんです。

その後、社長からも直接「開発部として立て直しをしていきたい」というお話をいただき、『開発部部長』として依頼を受けた形となります。


そこから1年くらい経った後、まだ自分の中で結果が出ていない状況ではあったのですが、有難いことにプロダクト開発本部の本部長としてのお話をいただき、今に至ります。



当時の状況で管理者となるという大きな決断をすることに、迷いはなかったのでしょうか。決め手を教えてください。

迷いはありましたね。

それまでプレイヤーとしての評価はいただいていましたが、部長レベルの管理者の経験がなかったので、そこに関しての葛藤もありました。

しかし、今までは開発後に1年くらい保守をして次の現場に行くことが多かったのですが、それが当時はできていない状況だったため、『最後までやり遂げなければ』と思いました。

そして立て直すにも、誰かが内部に入らないと変わらないという状況だったので、そこに対しても『やるしかない』という思いでした。


厳しい状況の中でのスタートダッシュとなったかと思いますが、苦労したことは何ですか。

まず、前任から受け取った業務量がかなり多かったことです。かつ、当時は毎日メンバーとMTGをしていたので、時間をつくることが大変でした。

日中は周りと連携を取り、夜は自分の仕事を行うため、時間管理が難しかったです。

当時は業務委託が60名ほどいたのですが、質問や課題、困っていることに結論を出すために都度MTGを行っていて、まったく時間が足りませんでした。

そしてこの時期は新しいプロジェクトも走りだしていて、立て直しと新しいプロジェクト、引継ぎのタイミングが重なったため、めちゃめちゃ大変な時期でした(笑)



現在の人材を採用された経緯について教えてください。

開発部部長のお話を受けた際に、大きく「システムの立て直し」、「今後長く持つシステムをつくること」、そして「内製化」について社長に提案していたんです。

『開発者を採用し、教育することがミッション』という話をずっとしていました。

私がやっている業務を少しずつ渡していき、その分の時間を教育に回していかなければならないため、採用においてはまず管理者となるような方を集める必要があり、PM・PL候補の募集を始めました。


スカウト型サービスを利用している中で、なかなかマッチする人材に出会うことができなかったのですが、現在の第一開発課(※)の課長には経歴を見て自らスカウトを送り、実際に話してみて採用に至ったため、ブレはありませんでした。

エンジニア採用では、まずスキルや今までの経歴を確認しているので、スキルシートはしっかり書いていただければと思います!


※第一開発課....ツクツク!!!やツクツク!!!CMSなど商品となるプロダクトを開発する部署


本部長として担われてきたプロダクト(ツクツク!!!・ツクツク!!!CMS)に対してはどのような想いがありますか?

正直なところでいうと、まだまだやり足りないところはたくさんあります。

リニューアル後の立て直しは一旦区切りがつきましたが、対症療法に過ぎない部分もあるので、リニューアルという形でなくても少しずつ変えていきたいと思っています。

また最近だと性能問題も課題にあるので、もうちょっと手を入れていきたいです。


一方で新しいサービスも裏で走り出していて、ついにツクツク!!!で『​イベントチケット』をつくることができました。

イベントチケットができた経緯としては、ツクツク!!!ウェブチケットの課題に取り組んでいた中で、出店者様から「イベント系ウェブチケット」の要望が一番多いというお話を伺ったんです。

ウェブチケットそもそもの課題もありましたが、ユーザー様や出店者様が求めていることを優先的に切り出していきました。

社内の体制も第一開発課をセクション1とセクション2に分け、セクション1は新しいものをつくり、セクション2は保守を行っています。とはいえまだ波に乗っていないので、今後明確にしていきたいと思います。


今後どのようなサイトにしていきたいか、答えられる範囲で展望を教えてください。

社長から開発部部長のお話を受けた時から『出店社数100万社』という展望は伺っていたので、その時からインフラ面と内部の立て直し、そして採用の3点を自分のミッションとしていました。

『出店社数100万社』になっても堅牢性を保ち、サイトとしての知名度をあげていければと思います。

UI面も、今後さらにブラッシュアップしていきたいという思いもありますが、まずは離脱を防ぐためにスピードを改善しなければならないので、また新たにプロジェクトを立てて取り組んでいく予定です。



技術者からみたサービスの魅力と、今後開発部をどのようにしていきたいか教えてください。

サービスが固定されない事業であることですかね。

例えば飲食店の会社がつくっている飲食店用のシステムだとそこの領域から離れられませんが、ツクツク!!!は領域を広げていけるので、ビジネス的にも展開しやすく、技術者からしても魅力のあるサービスだと思います。

現在の問題が解決されたら、新しい技術など様々なことにも挑戦していきたいです。

開発部としては、手を挙げた人にプロジェクトを任せて、メンバーそれぞれが自発的にサービスを良くしていけるようなチームを目指しています。

そうすれば、さらに出店者様を喜ばせることができ、ユーザー様も集まっていくと思います。

今は部署としてもセクション1とセクション2に分かれていますが、ゆくゆくは手を挙げて新しいことを始められるように、リーダークラスの人材を育てられるようにしていきたいです。

また、数年後の未来を見据え、新卒も積極的に採用して育てていきたいと思っています。


最後に、この記事を読んでいる求職者の方にメッセージをお願いいたします。

今までは業務委託の方が多かったので、なかなか会社の想いを形にすることが難しかったのですが、クムクムの中に入ってきていただければ、自分たちの想いをシステムに反映させることができます。

また、SESのように指定された領域だけをやるのではなく、『自分たちで良いものをつくろう』とチームで話しながらつくっていくことができます。

そういった体制づくりにも力を入れているので、ぜひ参画してコアメンバーとして活躍してほしいと思います!







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