2Daysインターン(秋)、長期インターン、経て「プロとして働くこと」について価値観が変わったという三内絵七さん。
学生時代の経験、インターンでの経験からどのように入社を決めたのかをインタビューしてきました!
どんな人?
ーでは早速、自己紹介をお願いします。
大阪工業技術専門学校を卒業し、2024年4月にクジラのデザイナーとして入社しました、三内絵七です!
ー学生時代はどんな子でしたか?
「なんでも楽しく取り組みたい!」という思いが強く、大変なことも苦手なことも、できるようになるまで努力するタイプでした。
建築の専門学校に入って初めの頃は、正直楽しくなかったんです。提出期限に間に合わなかったり、自分でも納得できてないものを発表したりもして、それが自分でもすごく嫌で辛かった。そこで、友達を巻き込んで、毎日一緒に遅くまで残って課題をやるようになりました。それでだんだん納得できるものが出せるようになっていって、そのあたりから楽しいって思えるようになりました。
ーそんな時代があったのは意外です。えなちゃんにとっての「楽しい」を詳しく教えてもらえますか?
学生時代の私にとっての”楽しい”は、「仲間と一緒に目標に向かって頑張れる」でした。
だからこそ、自分だけできない状態は苦しいし、楽しめない。何より、悔しいし、恥ずかしいって思います。
だから、自分が居たいと思えるチームで、目標を達成するための努力は惜しまないし、皆で頑張りたいって思うんですよね。
クジラとの出会い
ークジラを知ったきっかけを教えてください。
地元の町おこしをテーマに卒業制作をしていたんですが、ゼミの先生に「こんなのあるよー」と教えてもらったのがSEKAI HOTEL(クジラが開発・運営する商店街まるごとホテル)でした。
あとになって、就活でリノベーション会社を探していくうちにクジラを見つけて。それから、SEKAI HOTELを作っている会社だと気がついたときはびっくりしましたね。それがきっかけで、2Dayインターンに参加を決めました。
2Dayインターンから長期インターンへ
私の”働く環境の理想”みたいなものがあるのですが、2Dayインターンに行ってみて、クジラがまさに当てはまってるなーって思ったんです。
チームで取り組む仕事だったり、年次関係無く意見を言えるフラットな関係だったり、仕事とプライベート関係なく社員の仲が良かったり。あとは全体的に自由度が高くて、個性豊かでカッコいい社員さん達が魅力的でした。
先輩の実際の案件に同行して、現地調査をしてから、練習でプランニング、平面図、電気設備図、展開図などを描いていました。学校で学ぶことってほんの一部で、実際に作るには全く足りないんですよね。
初めてやることが沢山あって、実務型のインターンだからこそ、プロとして働くにあたって足りないものを知ることができたと思います。
「自身の課題点に気づく」という成長
2Daysインターンで、矢野さん(クジラ株式会社/SEKAI HOTEL株式会社 代表取締役)に「議論する力が足りていないかな」と言われたんです。
それまで自分の課題点に対してふわっとしか認識できていませんでした。矢野さんからのフィードバックがきっかけで、議論の進め方や仮説の立て方や考え方について、わからないこと・不足していることが具体的になったことは大きな気づきでした。
ー社内でも、議論力のあるデザイナーが求められていますよね。そのあたりについて、学校で学んできたこととのギャップはありましたか?
プロの仕事は、相手を喜ばせるものであることが大前提。それは学校でも言われていたことなので、”そうでなければならない”とは思っていました。
でもクジラの仕事を見ていて、お客様のペルソナについて仮説を立てて、他のメンバーと議論して、それをデザインにどうやって反映できるか、こんなにも時間をかけて考えるんだと衝撃を受けました。
一度完成した家の引き渡しに同席させてもらったのですが、お客様の喜ぶ姿を目の当たりにして「この喜びは自分にとって大きなやりがいになる!」と確信したのを強く覚えています。
それまでは「チームで頑張れること=楽しく働く」だと考えていたのですが、「誰かを喜ばせることが自分の喜びになる」ということが、ちゃんと自分の肌で実感できたことで私にとっての「楽しく働く」が変化・成長したように思います。
そして、こうしたプロとして価値を生み出すまでの過程には、スキルも質も量も必要で、そこには”図面を描く”といった作業的なことだけじゃなくて、指摘された議論力や思考力も必要だと理解したし、身に付けたいと思いました。
最後に
ー学生に向けて一言お願いします。
クジラのデザイナーは、他の会社よりもお客様と関わる機会が多いので、より直にやりがいを感じられるのが魅力です。
人と関わることが好き!とか、関わる人が自分の手で少しでもハッピーになってくれたら嬉しいと感じる人、自分がやりがいを感じられる仕事なら、それまでの過程も含めて楽しく働けるという人に、ぜひ来て欲しいと思います!