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はじめてのリアル脱出ゲームで受験生の気持ちをほんの少しだけ思い出せた話

Photo by Sonja Langford on Unsplash

先日、とあるテーマパークで開催されていたリアル脱出ゲームを体験してきました。

制限時間40分のなかで園内をめぐりながら謎を解いてミッションクリアを目指すもので、主催者によるとごく一部の人しかクリアできない難易度とのこと。
リアル脱出ゲームへの参加は初めてでしたが、謎解きは比較的得意な自信があったので、脱出成功してみせると意気込んでゲームをスタートしました。

序盤・中盤は定番の謎が続き、特に迷うこともなくサクサクと解き進め、最後の謎に到達。
この時点で残り時間は10分ほど。
最後の謎はこれまでの手がかりを総合して答えを導き出す必要があるもので、問題に仕掛けられたギミックに気づく必要もある解きごたえのあるもの。
とはいえ謎解き的によくあるパターンだったので、私は早々に解法を見つけて答えにたどり着きました。


……が、


自分の導き出した答えが選択肢の中に無い!!!!!


まだ何かギミックがあるのか?
見落としている手がかりがあるのか?
この問題分の言い回しは、深読みすればこうも解釈できるな…
いや、さすがにそれは深読み過ぎだろう…


めちゃくちゃ焦りました。


刻一刻と迫る制限時間。
やばいどうしよう、落ち着け…!


そして無情にもタイムアップのお知らせが。
結局正解にたどり着けませんでした…。


あとで確認したところ、正解できなかった原因は情報の読み間違いという超初歩的なミス(笑)
時間制限があると、冷静でいられなくなるもんですね。

超難問ではなくても時間制限があるだけでこんなにゲーム性が増すものなのだなあと、はじめてのリアル脱出ゲーム体験でその面白さに気づくと同時に、
そういえばこんな風に時間に追われる経験って久しぶりだな、と思いました。
(仕事の中で締め切りを守ってやることは当然ありますが、どれだけの時間を使うか、は自分の裁量である程度決められます。)

リアル脱出ゲームは遊びですが、受験生の受験本番はそれまでの成果を出し切る場、その後の未来を左右する1度きりの場。
そこに生まれるプレッシャーは並大抵のものではありません。
それに立ち向かい、乗り越えていく受験生のすごさを改めて感じました。

自分が中学受験をした当時のことは、思い出としては多く残っていても、こういうリアルな感覚は薄れてしまうもの。
小学生に負けないよう、今後も定期的に時間に追われてみようと思います。

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