はじめに
はじめまして。株式会社キカガクの二ノ宮将吾と申します。
現在、私はキカガクにて
- ディープラーニングや機械学習の研修講師
- 新プラットフォームikus.aiのコンテンツ開発
- セールス・マーケティング
といった業務をしております。
業務の範囲は多岐に渡りますが、一貫してキカガクの仕事の1つ1つは、「教育の力で社会により良い変革を」 という大きなミッションにつながっていると日々感じます。
今回は僭越ながら、
大きな変革につながっていると実感しながら仕事をしたいと思っている方や、日々挑戦にあふれる毎日にしたいと感じている方向けに、
一キカガク社員である私視点で私の反省とキカガクでの働く環境についてお話をいたします。
この記事を読んでいただくことで、少しでもキカガクに入社したいと思う方が増えれば、それ以上嬉しいことはありません。
目次
- 「何を学ぶべきかを自分で決めて努力する力」の大切さを知った少年時代
- 「何をどこで学ぶべきかを自分で決めて努力する力」の大切さを知った少年時代
- 「技術力」の可能性を知った新卒時代
- 「3つの総合力」を試せるキカガクに入社
- 私にとってのキカガク
- 終わりに
「何をどこで学ぶべきかを自分で決めて努力する力」の大切さを知った少年時代
今でこそ講師として日々、先端技術のキャッチアップをすることに楽しさや喜びを感じるようになりましたが、実は 10 代のころの私は学習とは縁がない世界に生きているのと同然の世界で生活をしていました。
中学校の頃は、なんとなく親や周りの先生が「勉強は大事だ」と言われるがままにいやいや勉強をしていたこともあり、決して学力が高い人達が集まっているとは言えない公立中学校のなかで学年 30 番に入るか程度のものでした。
高校受験では、あまり成績が伸びていかない自分に対して父がしびれを切らし、なんとか推薦で合格できる高校を進めてきてもらい、父の戦略で自分の学力よりも少し上の高校に入学することができました。この体験を通じてなんとなく、「周りの大人の意見に従って生きていっても大丈夫かもしれない」と思って安心をしていましたが、父の一言でその考えが一新されました。
「俺が徹底的に入れる高校を調べたおかげでこの高校に入学をすることができた」
この言葉を聞いた時なんとなくですが、
「このまま自分で何を学びたいかを決めて考えながら努力をしないと、自分の人生を自分で決めない生き方にしてしまうのではないか?」
ということを感じました。
それ以降、これから「何をどこで学ぶのか」を自分で決め、それに向かってひたむきに努力をしよう と胸に刻みました。
※このときは父に反抗をしながらも、その時の父は自分が気が付かないところで様々な選択肢を提示しようとしてくれていたことに感謝しています。
「稼ぐ力」で経済的に自立する必要性を知った学生時代
高校時代は、自分の意思決定に責任を持ちながら、グローバルな課題を解決していきたいと思っていました。そこで、地方の大学でそういった学問を追求できる厳しい環境である秋田の国際教養大学を選択し、1 年間の浪人生活を経て入学をしました。
大学の授業はすべて英語で行い、周りは帰国子女ばかり。宿題の内容もまともに聞き取れない中である意味、入学当初は人権がない状況でした。しかし高校時代に学んだ「自分で何を学びたいのかを決め、しっかりと努力をする」ことを大事にしながら 、センスはないながらも毎朝5時半に起きて大学の図書館で勉強をしました。その結果、なんとか母校の提携校のなかでトップクラスにレベルが高いと言われるアメリカの大学に留学することができました。
しかし高校とは違うのは、教科書や生活費などにお金がかかってしまうこと。一時期はお金もないなかで大学でのカフェテリアでバイトをしている友人に、まかないを恵んでもらったり、友達の部屋に居候させてもらったりしていました。こうした状況で私の精神面は徐々に蝕まれていきました。経済的に裕福な家庭で育った友人を羨んだり、活躍をしている同世代の人を妬んだり。すこし状況がましになったとき、その時の日記を読み返したのですが、こんな自分を好きではないと思いました。
「貧すれば鈍する」
ということわざがありますが、これを身を持って感じた私はもうこんな思いしたくない、こんな思いをする人が増えると間違いなく世の中が負の感情であふれると感じ、大学 3 年生の当時の自分は「稼ぐ力」をつけて経済的に自立する人生にしようと決意しました。
※留学先で滞在していた寮のパーティーでの一枚
「技術力」の可能性を知った新卒時代
「どうしたら稼ぐことができる自分や他者を育てることができるのか」
これが進路を考えないといけない大学生だった自分の大きなテーマでした。社会学や心理学を勉強していた自分にとっては、「社会の根底から大きな変革を起こすには、集団の力が必要なのでは?」 と考えてました。このテーマを追求するために、研究の世界かビジネスの世界か最後まで迷いましたが、志望していたグループウェアの会社に惚れ込み、そちらに新卒で入社することを決意しました。
入社後は社内SEとして働きました。在籍期間は1年弱でしたが、
・技術を少しでも扱えるようになると、やりたいと思う範囲が広がる
・個だけではなく集団 x 技術力で大きな変化を生み出せる
ことを身をもって体感しました。
今、こうして技術を学びそれで食べることができているのは、その時、「クラウド」という言葉も知らない自分をゼロから育ててくださった上司、先輩、同期たちのおかげです。ここでいただいた恩は私がきちんと活躍し、社会にインパクトを与えることで恩返しをしたいと今でも感じております。
「3つの力」を総合的に試せるキカガクに入社
以上のように人生の中で、いろんな方に出会い以下のことを価値観として大事にしてきました。
- 「何をどこで学ぶべきかを自分で決めて努力する力」の大切さ
- 「稼ぐ力」で経済的に自立する必要性
- 「技術力」の可能性
キカガクはこのような価値観を共有できるような環境です。
もう少しキカガクについてご紹介すると、
キカガクでは、入社後、様々な場面で技術力的に未熟なメンバーに対して熟達したメンバーがメンターとして入り、新メンバーの成長をサポートする仕組み
があります。
現在私は、入社後新サービス ikus.ai のコンテンツ開発のメンバーとしてアサインされ、コンテンツ開発をしています。そこの経験にしても、ゼロから何かを作り上げる面白さや開発における要件定義のしっかりやっていく力はそのときメンターとして一緒にプロジェクトを進めてくれた人の存在があったことが大きいです。
私にとってのキカガク
キカガクが長期的に目指しているのは、先端技術をわかりやすく広めるのではなく、先端技術境域を通じて、資本を作る人を育て、またその資本を使って大きな資本を作っていく人を育てていくことでもあります。
▼教育x資本で与えるインパクトについては、弊社 CFO の大崎の記事を御覧ください。
とても長くなりましたが、こうしたマインドをもった人たちに溢れ、日々自己研鑽を忘れない人たちが集まっている場所がキカガクであり、それが私がキカガクを働く場所として選んだ理由です。
最後に
以上、ここまで私の体験を振り返りながらキカガクで働くモチベーションと意義について書いてきました。代表の吉崎も書いているように、キカガクは教育の会社です。課題あるところに課題を解決する人材が必要となり、その人材を育てるために教育が必要となってきます。
言い換えると、キカガクは単純に「技術を学ぶことが好き」だけではなく、あくまで課題ドリブンで考え、そこから逆算してあるべき教育を定義しています。
自分の成長も大事しつつ、課題をともに解決していく人材を育てる境域思う方からのご応募お待ちしております。ともに未来を作っていきましょう。
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キカガクとはどんな会社なのか、社員はどんな人が働いているのか短時間で多くの情報を知ることができます。
そして、文章だけでは伝わりにくい情報も、動画を見ることでよりイメージしやすくなるかと思います。
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