はじめに
KICONIA WORKSは自分たちからマーケティングやPRを積極的に仕掛けて、事業を広げようとしていません。それは、価値を出していれば自ずと信頼され、その信頼によって口コミによって勝手に事業は拡大し、ブランドが形成されると考えているからです。
つまりは、あまり世間にチームの紹介をしてこなかったため、謎のチームと思われるところもありました。
そんな部分を少し払拭するため、今回はKICONIA WORKSについて紹介したいと思います。
フラットな組織
まずKICONIA WORKSを語る上で、メンバーからも最も先に挙がることがフラットであることです。会社法や最終的なリスクヘッジのために、取締役という立場の人間は勿論いますが、それ以上に役職はありませんし、年齢が高い、役職が高いといった理由で上下関係などがあることが一切ありません。
自分の得意分野があれば、それを積極的に周りのメンバーに共有し、みんなで高め合う、そんな文化が根付いています。
全員が経営目線で意思決定する
少数精鋭のメンバーだからこそなのかもしれませんが、経営数値などは常に可視化されており、重要な経営の意思決定も全メンバーで行います。
通常は株主総会や取締役会で意思決定されることが多いものについても、全員で協議し、決めていきます。その意思決定プロセスの中で、みんな経営目線での考え方をすることを求められています。
働く時間と場所の自由
働く時間と場所は自由です。
自由が与えられているということは、裏側では責任が必要となります。お客様に迷惑をかけない、周りのメンバーに迷惑をかけない、VISIONである「価値と信頼の最大化」に反することでなければ、働き方の全てに自由が与えられています。
あるプロジェクトマネージャーは朝型であるため、朝7:00過ぎから仕事を始めますが、夕方17:00にはオフィスにいないことも多く、一方であるエンジニアは毎朝11:00に出社し、20:00までには帰宅します。
また、あるエンジニアは、北海道からフルリモートで働いている一方で、あるメンバーは毎日出社していますし、雨が降るとオフィスに来ないメンバーもいます笑
価値貢献と報酬の見える化
前述、経営数値の可視化がされていると書きましたが、勿論その中にはコストの大半を占めている人件費も見える化されています。関わる全メンバーはどれほどの報酬をもらっているのかが誰でも分かりますし、そのメンバーがどんなことにどれほど時間を使い、どれくらいの価値貢献をしているかも見える化されています。
自分が周りと比較して報酬の割に価値を出しているのであれば、自薦他薦により報酬は増加しますし、その逆の場合には、より学んだり効率化の努力をして大きな価値が出るように働きかけるメンバーしかいません。
経営数値と自身の価値、そして報酬を見ながら、ここでも経営目線で自分の給与を決定するのです。
このようにKICONIA WORKSは非常にユニークな組織であり、ルールを守っていますが、このルールも時代の変化と共に、そしてメンバーの意向に合わせて常に最適解になるように変更しています。
チームのVISIONを達成するために、必要な変更や追加は常に考え続けています。