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【フルリモート・フルフレックスって実際どうなの!?】仕事をする環境も、プライベートも、思い通りにできる!—芳賀さんの場合

こんにちは! HR本部採用チームの秋本です。

kickflowでは設立から4年間ずっと、みんながフルリモート・フルフレックスで仕事をしています。これを聞いて、「なんとなく良さそう」と感じてくださった方も多いかと思いますが、同時に「実際のところ、どうなんだろう?」という疑問が出てきた方もいるのではないでしょうか。

そこでフルリモート・フルフレックスの実態をみなさんに知っていただきたい!と考え、1日のタイムスケジュールを公開する企画を立てました。

第一弾は、開発チームのエンジニア、芳賀さんです。良いところはもちろん、デメリットに感じている部分も赤裸々にお話しいただきましたので、ぜひ、楽しんでご覧いただければと思います。


▼全社員に実施した働き方についてのアンケートも、よろしければご覧ください

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午前中:ルーティンで、仕事モードにスイッチオン!

秋本:
ではまず、朝起きる時間から教えていただければと。

芳賀さん(以下、芳賀):
そこからなんですね!?(笑)朝はだいたい7時30分くらいに起きています。朝ごはんを食べて、服を着替えて、歯を磨いて。合間にX(旧Twitter)やYouTubeを見たりもして、8時30分には仕事を始めます。

YouTubeショートをとかを見ていると本当に瞬く間に時間が溶けていくので、そろそろやめなきゃとは思っているんですが…スクロールするだけで次々におもしろそうな動画がでてきちゃうので、なかなか止められないんですよね。

秋本:
たしかに。まあでも、ちゃんと8時30分には仕事を始められてるわけですから、問題ないんじゃないかと。
仕事で、朝のルーティーンみたいなものはありますか?


芳賀:
タスクや資料の確認と、リファクタリングをしています。1行だけなのでほんとにちょっとなんですけど、自分の中では「朝活」と名づけてます。

そのあとは、担当になっている機能開発を進めます。kickflowでは基本的に、1つの開発に100%集中できるのが、ありがたいですね。2つとか3つとかを同時並行で開発するとスイッチングコストが高く、結果的に効率が悪いなんてことは多々ありますから。

何を開発するのかについても、クォーターごとに開発のロードマップを開発チームみんなで作っていて、どの機能をいつ作るかがある程度わかっているのも、やりやすくていいですね。

秋本:
スケジュールが決まっていると、迷いなく仕事に取り組めますよね。ちなみに、実際に開発するタイミングになって、意外と時間がかかりそう…など、目論見が外れてしまうことってあるんですか?

芳賀:
課題ドリブンで開発に向き合ってみると、「意外と時間がかかりそう」というケースは、もちろんあります。ですが、そもそも開発の期限が決まっていないので、チームに共有しつつ、自分のペースで進めていけば問題ありません。自由にできる分、当事者意識を持って最後までやり遂げるという責任は求められますけど。

秋本:
主体的に動ける人にとっては、いい環境ですね。
午前中はずっと機能開発をしているんですか?

芳賀:
毎朝10時〜10時30分は朝会をしています。今、取り組んでいる機能開発の共有や相談をしたり、機能を見てもらったりしてますね。

それ以外は基本、開発をしていて、12時にお昼休憩を取ります。ちょっと疲れたから早めにお昼にしようとか、作業に集中していて気づかなかったなんてこともありますが、たいていは12時〜13時です。



秋本:
外食なのか、買ってくるのか、お昼はどうされてますか?

芳賀:
ほぼほぼUber Eatsで、コンビニに買いに行く日もあります。コンビニでサラダを買えば、「これで健康はOK!」みたいな(笑)。

秋本:
デリバリーって、一度使うと便利すぎて、やめられなくなっちゃいますよね。わたしも保育園のママ友とのパーティでファミレスのデリバリーを使って、「準備も後片付けもなくて、めっちゃいい!」って感動して。それ以来、夫がいない日は娘2人と一緒に”女子会”と称して、パーティーしちゃったりしてます(笑)。

芳賀:
一方、フルリモートなので、意識しないと外に出なくなってしまうのは、悩みの種ですね。前職では通勤がイヤで会社から徒歩5分のところに住んでいたのですが、通勤や同僚とランチに行ったりと、意外とちゃんと歩いていたなと気づいて。ただ、だからといって「健康のために外に出て歩くようにしよう」だとやらないんですよね。

なので、ティッシュペーパーなどの生活必需品を買う、ポケモンGOでポケモンを獲りにいく、など、あえて外出する理由を作るようにしています。

秋本:
健康のためというよりは、レアポケモンをゲットするほうが、モチベーションは上がりますね(笑)。


午後:気分転換しつつ、作業に集中

秋本:
お昼を食べたあとに仮眠をとる人もいますが、芳賀さんはいかがですか?

芳賀:
仮眠はしないですが、午後は13時〜17時までずっと作業をしていると休憩がほしくなるので、洗濯や洗い物、掃除など家事をしつつ、休憩をしています。仕事以外のことをして、頭を休ませる感じですね。

こんなふうに、好きなタイミングで動けるのがフルリモートのメリットのひとつだとは感じているのですが、それよりも理想の作業環境にできることが大きいですね。たとえばキーボードは、打ったときの感覚が好きなHappy Hacking Keyboard。マウスはロジクールのMX Master 3Sで、モニターはメインが4Kでサブにもう一台と、自分の使い勝手がいいもので揃えられます。

実は、マイクも外付けにして外のノイズが入らないようにしていまして。話したいことがきちんと伝わらないと、コミュニケーションがうまくいかなかったり、機会損失につながってしまいますからね。


秋本:
オフィスだと会社支給のものを使うことが多いですもんね。
逆に、リモートワークでデメリットに感じていることはありますか?

芳賀:
かならずしもデメリットとは言い切れないのですが、偶発的なコミュニケーションは生まれづらい気がしています。

オフィスにいれば、業務ではあまり絡まない人たちとも話すチャンスがありますし、「同じ趣味だったんですね!」「そのアイデアを使って〇〇しませんか?」といったアクティビティが生まれます。一方、フルリモートだと接点を持っている人同士のコミュニケーションに留まってしまうことが多いのかなと。

また、テキスト中心のコミュニケーションだと感情や空気感が伝わりづらいので、HRT(※)をもって接するようにしています。冗談のつもりで「なんでや!」と言ったのに、相手は怒られたと思ってしまった…なんて事態は避けたいですから。
※HRT:kickflowのバリューのひとつで、謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)の頭文字をとった言葉

秋本:
そういう意味でいうと、週1回のAll hands(全員参加のオンラインミーティング)や3ヶ月に一度のオフサイト(オフラインでチームまたは全員が集まる)は、すごく貴重な時間ですよね。

芳賀:
人となりを知る機会という意味で、すごくありがたいし、大事だと思います。「こういうコミュニケーションを取る人なんだ」とか、「こういう動き方をする人なんだ」といったところを把握することで、コミュニケーションがスムーズになりますよね。

加えてkickflowは大人なメンバーが多いので、いい意味で”汲んで”くださるので、上手くいっている部分も多いんじゃないかと思います。



秋本:
わたしもありがたいなと思ってます。いい意味で落ち着いていて、安心して仕事ができますよね。
タイムスケジュールの話に戻るのですが、午後は定例のミーティングなどはないのですか?

芳賀:
毎日17時〜17時30分は夕会、毎週金曜日16時〜17時はお披露目会をしています。夕会は朝会とほぼ同じですね。開発に関する共有や相談をする場です。お披露目会はセールスやマーケターなどビジネスチーム向けにしているもので、新しく開発した機能をデモを見せながら説明したり、質疑応答に答えたりしています。

秋本:
芳賀さんは8時30分から仕事をしているので、ちょうど夕会が終わる17時30分が終業時刻になると思うのですが、残業はしていますか?

芳賀:
基本的にはしないですね。もうちょっとで終わりそうとか、開発がノってきているときは、そのまま進めてしまいますが。あとは、交代でプロダクトの監視担当になったときは、19時くらいまで仕事をしています。


夜:おふろタイムとゲームでリフレッシュ!

秋本:
仕事が終わってからは、どのように過ごしていますか?

芳賀:
18時〜19時で夕食を取ります。友人宅がいつもこの時間に夕食をとっていると聞いて、(健康に)良さそうだなと思いまして。夕食もUber Eatsを頼むことが多いですね。ただ、いつもというわけではなく、元気がある日はラーメンを食べにいって、そのあと雑貨屋さんで買い物をすることもあります。

19時以降は…だらだらタイムですね(笑)。YouTubeを見たり、お風呂に入ったり。実はお風呂が大好きで、今の部屋に引っ越した理由も、湯船に足を伸ばして浸かりたかったからなんです。その日の気分に合わせて入浴剤を入れたりもしてます。
パソコンを持ち込んで個人でやってるコーディングをしながら、1時間くらいはお風呂にいると思います。

秋本:
女子力高い上に、優雅!!
お風呂から出たら、すぐにベッドに入る感じですか?

芳賀:
お風呂の後は、ゲームタイムです。特に決まったゲームはなく、好きなタイトルで新しいものが出たらそれをやっていますね。ゲーム仲間と雑談をしながらプレイしていると、一日の疲れが吹き飛びます。


フルリモートで必須のイチオシアイテム

秋本:
さきほど、キーボードやマウスにお気に入りがあるという話を聞きましたが、フルリモートで仕事をするときに欠かせないアイテムはありますか?

芳賀:
椅子だけは、分割払いでもいいので高い椅子を買うべしというのが持論です。座り方って千差万別で、ほぼ直角の90度の人もいれば、背もたれを後ろに倒して座ったり、逆に前傾姿勢で仕事をする人もいるじゃないですか。執筆をする人は前傾になりやすいそうなんですけど。

なので、一概に「これがいい!」とは言えないのですが、オンラインで良さそうなレビューが並んでいるものを買うのではなく、ぜひ、お店に行って座って、感触を確かめて選んでほしいですね。

秋本:
ほんとに偶然なのですが、実はわたしも椅子にはちょっとこだわっていて、kickflowに入社してから、ゲーミングチェアを買いました。芳賀さんはどんな椅子を使っているのですか?

芳賀:
通気性のいいメッシュ張りで、足を置くオットマンもついています。背もたれも高く、最高の座り心地です!

秋本:
フルリモートで快適に仕事をするには、芳賀さんのように環境にこだわり抜くのがひとつ正しい方法ですね。わたしも自分に合った椅子、探してみようと思います(笑)! 今日はありがとうございました。






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