新卒入社した会社で必死に働いた20代前半
高校を卒業後、大手車メーカーへ就職して車の電気関係の整備をしていました。
主に修理を担当していたので、お客様から「どうしても今日中に」という要望のある依頼では、いつ完了するかも分からない状態でひたすら仕事をしました。
車が使えないと仕事が出来ない、生活に支障が出るというお客様もいらっしゃるので修理する側も使命感を抱いて必死に取り組みます。
修理を完了できた時には、お客様の役に立てたという実感で、やりがいを大きく感じます。ですが、それと引き換えに自分のスケジュールを自分でコントロールすることは出来ず、毎日読めない日々でした。
求人を見た時に「この仕事なら、将来家業の力になれる」と決心
色々な理由から転職活動を始めた時に、あぐり家の求人を見つけて応募しました。
車の整備経験があるとは言っても電気関係がメインだったので、自分の技術や知識が有効かどうか分からないまま飛び込みました。
入社して最初に驚いたのは、「こんなにキレイに仕上げて販売するんだ」ということでした。
整備は美装とは違って中の修理をすることが仕事。それとは違ってあぐり家では次のお客様へお渡しするために中だけでなく外観もキレイに仕上げるのです。
そして想像以上に中古の農機具を求めるお客様が多いことも驚きました。農機具といえば新品購入のイメージが強かったからです。
実際に仕事に取り組み始めると、農機具は古いものも多いため電気関係の経験が活かせる場面は限られていて、特にエンジンまわりに関しては未経験者と同じレベルだと感じることも。それでも先輩や上司は根気良くしっかりと教えてくれ、営業や販売、買い取り、整備と徐々に覚えていくことができました。
前まではなぜ動かないのか分からなかったエンジンも、先輩にもらったアドバイスを思い出しながら作業して、実際に自分の手で動かせた時の感動は大きかったです!
『前にできなかったことが、できるようになった』がとても分かりやすいのです。
1日のスケジュール
始業時間は朝9時。出勤したら、朝礼でその日のみんなのスケジュールを確認します。
誰かの作業量が多い時にはそちらへヘルプに入ったり、1日の仕事の割り振りをしたり調整したり。
ある日のパターンは
午前…整備、ご来店されたお客様の対応
午後…HPやECへの問い合わせの対応、農機具の写真撮影、買い取りした農機具や納品前の清掃など
大体17時くらいから片付けを始めて、17時30分頃から夕礼があります。そこで翌日の予定確認や打ち合わせをしたら18時に帰宅します。基本的に残業はありません。
外出については少ないときで週に1日、多い時だとほぼ毎日、お客様の元へ出向くことがあります。
内容は「うちにある農機具の査定しに来てほしい」「この日に納品してほしい」「この日に試運転したい」などさまざま。
特に試運転についてはお客様が使ったことのない機械だったり、使ったことのある機械でも「問題なく動くか」「知らない機能がないか」などを確認しながら、お客様が使いこなせるようサポートします。
そんな時に「ここまでしてもらえてうれしい。」等のお声を頂くこともあり、大きなやりがいを感じます。
実感できる安定した働き方
あぐり家は水曜日が定休日で、それ以外のお休みはシフトで希望を出せるようになっていますし、夏期休暇や年末年始休暇もしっかりとれるので、プライベートも大切にできます。
私の実家ではお米を作っているのですが、田植えや稲刈りの時期には連休にするなどして実家を手伝うことも可能で、シフト制のお休みがあるとこういうところに融通が効いて本当に助かっています。
それ以外に家族旅行なんかも楽しめています。
また、農業と仕事が密接な関係にあるので、仕事で得た知識は家業へ・家業で得た知識は仕事へフィードバックできるのがかなり良い相乗効果になっていると思います。
それ以外にも今後のライフイベントを考えると、出産・育児・介護などの休暇取得実績がしっかりとあるので、自分に必要になった時も安心だという気持ちがあります。
それ以外にも短距離でもしっかり支給される通勤手当や退職金など、安心して働ける要素が整っています。
整備士業界にありがちな“工具や作業着の自己負担”もありません(笑)必要なものは基本的に会社が用意してくれます。
農業機械業界へ興味をもってもってくれた方へ
もしあぐり家に興味を持ってくれた方がいれば、ぜひ前向きに考えてほしいと思っています。
「農業はよく分からない」「そもそも整備なんてやったことない」「整備士って過酷だと聞きました」
こういう悩みはすべてクリアできます。
農業のことも整備のことも、しっかり教えます。これまで教えてもらってきた経験から「どんな風に説明すれば分かりやすいか」「何から始めればこの仕事を好きになれるか」そんなことをたくさん考えてきました。
私たちは飛び込んできてくれた仲間を大切に、そしてしっかり育てたいと考えています!
スタッフにはそれぞれ得意なことがあり、営業なら◯◯さん、美装なら△△さんといった具合に色々な人から技術を習得してください。(電気関係なら任せてください笑)
私たちは「やってみたい!」と思ってくれたあなたを待っています!