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なにをやっているのか

従業員数140名・6つの事業を展開しています
KEIPEのVision「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会にする」
【ほんとうの “障がい” ってなんだろう?】 私たちKEIPEは、「障がい者の就労支援事業」からスタートしました。 KEIEPにおける「障がい」の定義とは、『風習や常識にとらわれず、人種・宗教・年齢・性別・国籍・病気・生い立ち』など、生きる上で壁となりうるすべての「障がい」を指します。 日々、障がいをもつ方々と働く中で感じたことは、“障がい”とは、身体や精神にハンデをもっていることだけではなく、周りの人の固定概念や、社会のシステム、「やりたい意志があるのにチャンスがない」という環境など、目に見えない社会側の壁でもある、ということでした。 『どうすればこの世界から、ほんとうの意味での“障がい”を無くし、いい社会をつくっていけるのだろう?』 私たちが、さまざまなチャレンジを通して行き着いたこと、それは、「人づくり」と「事業づくり」の大切さでした。 人には、無限の可能性と意志があると信じています。 どんな人の可能性にも蓋をせず、チャレンジを応援し、感謝しあう文化を育むこと。 自分が満たされていることを感じた先にある、自分や自分以外の誰かの幸せを生み出せるような、いい意志を持った人を育てること。 そしてその意志から生まれたチャレンジや、いい事業を、またみんなで応援し、育てること。 この「いい人」「いい事業」が育まれる輪を、組織や業界の枠を超え、さまざまな人、企業、地域の共感してくれる方々と一緒に広げていくこと。 これらを実践していくことが、ほんとうの意味での “障がい” を無くし、「いい地域」「いい社会」をつくっていくことにつながるのだと気づきました。 KEIPEは、この「いい循環を生む山のような生態系」を目指し、みんなの「いい」をどんどん具現化していく「事業実験コミュニティ(共同体)」だと考えています。 その先で、KEIPEが目指す「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会にする」を実現していきます。 “障がい” に焦点を当てるのではなく、可能性やできること、強みをいかしあう会社にすること、誰もが成長と社会参画の機会を持ち、幸せに生きられる持続可能な社会をつくる。 2026年卒採用は、「そんな社会をともに実現したい」と想ってくれる『あなた』と出逢うために実施しています。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

なぜやるのか

山梨の現状
KEIPEが目指すコミュニティ
【山梨県の現状】 KEIPEがフィールドとする山梨県は、自然豊かな環境、武田信玄などの歴史・文化、ぶどうや桃、ワインなどの特産品を持っています。 しかし東京から電車で90分にもかかわらず、人口は2002年から22年連続で減少しています。 人口の減少と同時に、現在の地域社会を支え、未来を創る働き手も減少しています。 誰もが働くことができる環境・文化を再構築することで、誰もが役割と責任を持ち、働くことができる地域づくりを目指します。 【KEIPEが目指すコミュニティ】 そんな地域を実現するためには、インクルーシブな観点を持つリーダーや起業家が必要不可欠と考えています。 地域社会を支えているのは『大人』であり、大人を育てているのが『地域企業』です。 だからこそ、KEIPEでは『良い大人』を育むために『良い企業』づくりを進めています。 KEIPEが目指す「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会」をともに創る企業を増やすために、KEIPEは事業づくり・人づくり・組織づくりに挑戦していきます。 KEIPEだけでは成し得ないことでも、地域企業と手を取り、ともに歩むことで、必ず実現できると信じています。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

どうやっているのか

KEIPEが描く「実現のステップ」
次のKEIPEへ
【KEIPEが描く「実現のステップ」】 ① 魅せる 地域企業・地域の方々に「おもしろそう」「やってみたい」と思ってもらえるような事例を街中につくる ② 増やす 共感をベースに、企業や地域での活動を応援しあう 「インクルーシブリーダー」のタマゴとなるチャレンジャー(リーダー・組織)を増やす ③ 広がる ノウハウやリソースをシェアし、連続かつ同時多発で「インクルーシブリーダー」が生まれていくコミュニティを育む 甲府、山梨だけでなく、全国へと広げる 【KEIPEの現在地】 KEIPEの現在地は、①と②の中間だと考えています。 少しずつ事例を増やしつつはあるものの、まだまだ足りていないと考えています。 ですが同時に、KEIPEが想い描く世界に共感する地域企業との協業や協働プロジェクトも生まれはじめています。 KEIPEの本業は、仕事を通じて人を育み、社会に貢献することだと考えています。 そのためには、KEIPEに共感する働きたい人を増やしていきます。 立場や障がいの有無に関わらず、誰もが役割と責任を持って、お客様の成果や価値に貢献することができるようにするために、誰もが活躍できる「人・組織づくり」と、お客様に感動を創り出す「事業づくり」を進めていきます。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【現在KEIPEが展開している事業】 ① 障がい者就労継続支援A型事業 障がいや難病などの「働きづらさ」を抱える人が、雇用契約を結び一定の支援やサポートがある職場で働くことができる障がい福祉サービス。 現在ではJR甲府駅・JR石和温泉駅前の2拠点を展開。 KEIPEのはじまりの事業であると同時に、KEIPEの理念・価値観を体現している事業 ② 地域商社事業 地域の生産者と連携し、生産者の課題である販路開拓、出荷・梱包代行・商品企画・開発を担う。 現在は山梨県の特産品であるフルーツを主に取り扱い、自治体と連携してふるさと納税や自社ECにて販売している。 今期には新たな製造拠点を設営し、ロスフルーツなどを中心としたさらなる地域課題の解決を目指している。 ③ フード事業|MARLU SOUP・COLERE MARLU SOUPは、「じぶんを大切にする」をテーマに、地域の子育て中のお母さんたちが運営しているスープ屋さん。 山梨県産の無農薬・無化学肥料の野菜を使ったスープと離乳食を提供している。 子どもを持つ地域の方々に向けて地域との接点や、自分を大切にする方法も届けている。 ユニバーサルカフェ&レストラン COLERE(コレル)は、山梨県立美術館内にあるレストラン。 「農と食、多様な人の交流で、心を耕す、誰でも “来れる”」をコンセプトに、障がいスタッフとともに運営。 ④ 地域資源循環事業 解体されてしまう空き家から廃材や捨てられてしまう古道具をレスキュー(回収)し、リユースのために販売している。 また古材や古道具を活かした内装デザインなども手掛ける。 全国でも特に空き家率が高い山梨だからこそ、空き家をはじめとする「もったいない」を、地域の資源として循環させる「まちづくり」に挑戦している。 ⑤ 障がい児通所支援事業|CLUM㈱ 特性や生きづらさを抱える子どもたちにとって、『自分を認めてくれ、それぞれの個性をあたたかく “くるむ” 場所をつくりたい!』という想いからスタートした事業。 未就学児~高校3年生までを対象とした児童通所支援事業、児童発達支援・放課後等デイサービスを運営している。 事業立ち上げから1年を経て黒字化し、KEIPE初の分社化をしている。 ⑥ 企業×障害者人材マッチング事業|KEIPEコネクト㈱ 全国の人材確保に課題があったり、障がい者雇用を推進したい「企業」と、働く意思のある障がいのある人の就職支援をする「就労支援事業所」のマッチング・業務運用をサポート。 現在では『働く意志ある人を、地域の力に』を合言葉に、物流倉庫企業の庫内作業、IT企業のAIアノテーションやデータパンチングを展開している。