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【スクエニLife】子育てと仕事、日々感じる働きやすさとは

こんにちは、スクウェア・エニックス採用担当の服部です。

スクウェア・エニックス社員の働く環境にフォーカスした内容をお届けする「スクエニLife」。今回は、ゲームプログラマーとして働くワーキングペアレントをご紹介します。

育児支援制度と在宅勤務制度を活用することで、子育て生活にどんなメリットがあるのか、教えていただきました。子育てと仕事を両立しながら当社で働くイメージを持っていただけるとうれしいです。

ぜひ、お読みください!

                                      第一開発事業本部 久保絢子

まずは、久保さんが現在担当している業務を教えてください。

現在新規開発中のプロジェクトで、主にUIプログラムを担当しています。UI画面の実装をちょっとやりつつ、他のUIプログラマの相談を受けたり、UIシステムの拡張や整備をやっています。

───お子さんは今おいくつですか?

7歳(小1)と4歳(年少)の姉妹です。上の子が6年通った保育園を卒園し、この春に小学校に入学しました。保育園が小学校の近くなこともあり、お友達がほとんど同じ小学校、かつ学童も一緒なので、今のところ楽しく通っています。下の子は3年間ずっと一緒に保育園に通っていたお姉ちゃんがいなくなって、「お姉ちゃんばっかり小学校ずるい!」と怒っています。

ちなみに、2人ともものすごくよくしゃべる方なので、朝から晩まで本当ににぎやかです…。

───活発さを感じますね笑。お子さんはお二人とも、スクウェア・エニックス入社後に誕生されたとお聞きしていますが、当社に入社する前は、どんなキャリアパスを歩んでこられましたか?

大学では情報工学を専攻していました。興味のあることに就かないと仕事を続けられないと思い、ゲーム開発を選択し就職。2,3年おきくらいで、複数のゲーム開発会社を経験してきました。

結婚のタイミングで「このままゲーム業界で仕事を続けられるのか?」と疑問をいだき、一度ゲーム開発を離れました。当時の業界は、ワーキングマザーだけではなくワーキングファザーすら少なく、子育てをしながら働くイメージが持てなかったので、まったく違う仕事にチャレンジしたり、大学院で学んだりしていました。

そうこうしているうちに、ゲーム業界にもワーキングファザーが増えてきて、何となく仕事を続けていけそうな雰囲気を感じ、業界に戻るとともに、スクエニに入社しました。

───働きつづけるために、いろいろなキャリアの試行錯誤をされていたのですね。そして当社入社後に、お子さんをご出産されたのですね。一人目と二人目で何か違いはありましたか?

働き続けられそうな雰囲気を感じていたものの、やはり一人目の産後は「早く復帰しないと」と焦りのようなものがありました。プロジェクトの状況から、そのように感じていたのかもしれません。

二人目はゆとりを持って、長めに育児休業をとることができました。一人目のときのような焦りはなかったと思います。プロジェクトの状況次第で感じることは違うと思いますが、会社の制度が整ってきたり、周りにワーキングマザー、ワーキングファザーが増えてきたり、環境が変化していく中で、休みやすさに対する感覚も変わっていたんだと思います。

───ゲーム業界のワーキングペアレントの働き方の変化は、久保さんにはどう映っていますか?

大きい会社は、周りに似た境遇のワーキングペアレントがいることが感じられたり、理解を得られやすい環境が整ってきたりしているように感じますが、業界全体で見た時には、まだまだ変化の余地があるように感じます。「休みの取りやすさ」や「勤務時間の柔軟さ」は子育てとの両立において重要な要素ですが、会社によっては対応していないところもあると聞くので、悩んでいる方は多いと思います。

業界全体がワーキングペアレントにとって働きつづけやすくなるといいなと、願っています。


話は変わりますが、子育てしながら仕事をする上で、利用している制度や工夫があれば教えてください。

現在は在宅勤務で、フルタイムの裁量労働勤務で業務しています。
在宅勤務になる前は、時短フレックス制度※を利用していました。子どもがよく中耳炎になる子だったので、ちょっと耳鼻科に行ってから出社したいということも多く、始業時間を自分で調整できる時短フレックス制度はありがたかったです。

在宅勤務になってから、時間のゆとりができフルタイムの裁量労働勤務に変更しました。

※当社は、子どもが中学校就学前まで勤務時間の選択が可能です。勤務時間の短縮や、フレックスタイム制の活用により、子育てと仕事の両立を支援しています。

───やはり在宅勤務だと時間のゆとりができますか。

はい。在宅勤務は、やはり通勤時間がかからないのが最高です。通勤していた時は、「絶対にこの電車に乗らないと、お迎えに間に合わない!」というのが精神的にもキツかったです。今は、おおよその終業時間から、お迎えの時間まで少し間があるので、「あとちょっと!」の作業ができます。これにより、作業面だけではなく、精神的にも楽になりました。今までの経験から「焦るとよいことがない」と学んでいるので、このゆとりはありがたいと思います。

また、業務時間中に一時的に私用で抜けることがしやすいのも、メリットのひとつです。今までは、日中に行われる保護者会など、1時間くらいで終わる用事のために半休や全休をとる必要があったのですが、裁量労働の在宅勤務だと、その必要がないのが本当に助かっています。

───現在所属されているプロジェクトのメンバーの理解はいかがですか?

現在所属しているプロジェクトは、ワーキングペアレントも多く、情報共有や相談、愚痴など気軽にできるメンバーがいるのはありがたいです。また、ワーキングペアレント以外のメンバーについても仕事と子育ての両立に対する理解が進んでいると思います。

直接、一緒に作業をしているUI班では、実はワーキングペアレントは私だけですが、子ども関連での休みや中抜けなど、開き直って堂々と取っています。ただ、休むことが分かったらすぐに報告することと、スケジュールの調整案なども申告することで、受け入れてもらいやすくするように工夫しています。

今後はどんなキャリアを描きたいですか?

作業者に指示を出すことも多くなったので、上記の目標を意識しつつ、「教える」スキルの習得を頑張ろうと思います。 まだ子どもたちに手がかかるので、しばらくは目の前の仕事をこなしていくだけしか余裕がないですが…。

また、とても先の話にはなりますが、おばあちゃんになったら「教えるスキル」を活かして、子ども向けのゲームプログラミング教室をやりたいと思っています。親が安心して放課後預けられて、子どもの興味を満たせて、学校での学習にもつながる場所って案外少ないので、そんな場所を作りたいと思っています。

これから当社に応募するワーキングペアレントのみなさんにメッセージをお願いします。

ワーキングマザーになった当初、「子育てしながらどうやって仕事を続けて行けばいいんだろう?」と思い、社内外でワーキングペアレント仲間を探すと、案外周囲に多かったということに気づきました。裏を返せば、話題に出ないだけで、不便を感じずに普通に仕事をしている人が多いんだとも思います。

つまり当社の働く環境は、ワーキングペアレントにとって、仕事と子育ての両立において、優しい環境だと思いますので、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。


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