【入社エントリ】ナノ分散が大きな社会貢献へ。化学の知識を活かして挑む「ナノテク事業」の仕事

こんにちは！常光 採用チームです。 

今回紹介するのは、常光の新しいメンバーによる「入社エントリ」の寄稿記事です。常光の新入社員は「どんなキャリアを歩み、常光でどんなキャリアを目指しているのか」について、率直なメッセージをぜひお読みいただければと思います。 

※本記事は社内向けの自己紹介記事を一部編集して掲載しております。個人情報の保護のため、氏名についてはイニシャル表記とさせていただきます。あらかじめご了承ください。 
※本記事に記載の所属・内容については公開時点のものです。

はじめまして、常光のナノマテリオ・エンジニアリング事業部で働いているK.Sです。 今回、入社エントリを書く機会をもらったので、私のキャリアの「これまで」と「これから」をお伝えしたいと思います。 

学生時代に学んだ「化学」の知識を活かせるキャリアを進みたい 

私は昔から化学分野に関心が高く、大学でも化学系の学部に在学していました。 

そんな私が最初のキャリアに選んだのは、アルミニウムの表面処理をすることで耐食性を高める仕事です。 

アルマイトという技術を用いて、アルミニウムの耐食性・耐摩耗性の向上をする部署に勤務していましたが、私が主に担当していた業務は表面処理に使用する溶液の成分分析や品質確認のための試験などでした。そのほか、アルミ加工に利用する溶液の排水設備に関する業務や既存の加工工程の改善業務など、多くの付随業務にも携わっていました。 

しかし、幅広く業務が経験できる一方で、大学時代に学んだ化学の知識を活かしきれない仕事も多く悩むことも……。そんな時にたまたま転職サイトで見つけたのが常光でした。 

正直、ホームページを見た段階では「何をしている会社だろう？」というのが第一印象でしたが、求人票に記載のある業務内容は「やってみたい」と思えることだったので、思い切って応募してみることにしました。 

そして、面接などを通して「ここならより専門的に化学の仕事ができる」と考えて、お世話になることに決めました。 

難しい挑戦に向き合えることが常光の魅力 

入社後はナノテク事業部のメンバーとして、常光独自開発のナノ微粒化機器を用いた受託試験のお手伝いや分散の実験に携わっています。 

受託試験では、お客様から実験に使う素材をお預かりして慎重に業務を進める必要があるので、なかなかの緊張感です。試行錯誤の繰り返しですし、予想外の出来事が起こることもあります。 

しかし、そういった処理の難しい材料の分散は大変ながら、無事に完了した時の喜びはひとしおです。 

実は前職では、JIS規格に則った製品をミスなく、いかに効率良く作るかに重点を置くかが求められていました。 

一方で、常光では「結果の見えないことに挑戦ができる」。その難しさにもやりがいを感じています。もちろん思い通りにいかないことも多いのですが、壁にぶつかるたびに「どう考察すべきか」を検討できるのは貴重な機会です。 

一緒に働いている方々も「こうした方が良くなる」という考えをしっかり持って仕事を進めており、みなさんから日々刺激を受けています。 

また、お客様の声を聞く機会にも恵まれたことも「常光に入社して良かった」と思える出来事でした。研修の一環として機器の展示会に参加させていただいたのですが、そこで国内外のさまざまなニーズを知ることができました。 

私自身がまだまだ不慣れということもあって、受託試験でも「どういうニーズがあってこの材料を使うのか」までは考えが至らない部分もあります。そんな中で、直接お客様の生の声を聞けたのは良い機会でした。一つひとつの仕事が「社会貢献になっている」「誰かの役に立つ」という実感を持てるのは大きな魅力です。 

知識を貯めて、より難しい物質の分散に挑戦したい 

最後に、今後の目標をお伝えして入社エントリを締めくくりたいと思います。 

まずは自分の中に知見を蓄えて、多くのことを学びながら、より難しい物質の分散方法を提案できるようになっていきたいと思っています。 

その上で、日々の業務に知識を活かしていきたいです。そのためには、まだまだ知識も経験も足りません。書籍を読んだり、セミナーを受講したり、少しずつ前に進んでいけたらと思っています。 

簡単な自己紹介になりましたが、この記事を通して「常光に興味がある」という方が一人でも増えてくれたら嬉しいです。 

とくに、私が所属するナノテク事業は「材料」や「物質」というものに興味がある、私のように化学を学んでいたという方にとっては、やりがいのある仕事だと思います。最先端技術を用いた仕事をしてみたいという方はぜひ応募してみてください。