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JOINT CREW BUFFETも3年目✨✨

こんにちは。人事兼広報の三輪です。
今回は、弊社で導入している福利厚生『JOINT CREW BUFFET』の導入から現在に至るまでの変化についてご紹介させていただきます。
個人的にはイカした制度に育ってきているんじゃないかなと思っています。ご一読いただけると幸いです。

👀 JOINT CREW BUFFETって?

2022年4月からスタートしたオリジナルの福利厚生制度です。従業員満足度の向上を目指し、既存の福利厚生から大幅リニューアルをいたしました。
概要は、導入時の記事 からもご参照いただけます。(以下、『JOINT CREW BUFFETの概要』を抜粋)

ルールは社員1人につき毎月の上限額を設定。その上限額内であれば用意されたメニューへの利用額を自由に設定、カスタマイズして利用することを可能にしています。
そしてメニューは定期的に見直しを実施します。見直しには社員から意見を聴取し、汎用性やルール化、運用が可能なメニューを追加していく予定です。

この福利厚生制度は、導入時点では細かなルールは決めておらず、スモールスタートで開始されました。
オリジナルだからこそカスタマイズがしやすいという利点を活かし、スモールスタートから役員や社員の意見を取り入れながら育てていこうと考えたわけです。

✊ JOINT CREW BUFFETを育てていくための主軸

目的から逸れないために、目的とは別に育てていくにあたってのテーマが必要でした。
こちらのテーマは、弊社のミッションにちなんで作りました。

続いて必要だったのが、要件です。

元々、JOINT CREW BUFFETは単一でバラバラに存在していた福利厚生をまとめ、そこに付加価値をつけるといった流れで構築してきたのですが、一定の要件がないと安定した運用は難しいといった見解もあり、要件を加えました。

導入時は、利用者のルール決めも重要でした。
こちらはスタート時と大きな変化はないものの、過去の記事に表記していなかったため記載しておきます。

また、役員や社員の意見を取り入れながら育てていくというところでは、メニュー項目やその内容についてのアンケートを取り、ルールの修正や項目の追加を行っています。(赤字は追加メニューです。)

こうした要素を随時アップデートしていきながら、現在のJOINT CREW BUFFETに至っています。

🤔2年運用してみて分かったこと(その1)

社員の皆がどういったメニューを利用しているか、時期による需要や突発的に需要が上がるものなど、さまざまな傾向が掴めてきました。
以下は、2022年4月〜2024年3月までの利用額合計をもとにグラフ化したものです。

利用額合計の上位5項目+その他でまとめたグラフから、少しだけ利用例や傾向についてご紹介します。

第1位は備品購入で、全体の30%弱を占めていました。
備品購入は、仕事を行う上で必要かつ生産性向上につながる道具を対象としたメニューです。
弊社ではリモートでの働き方を推奨しているため、自宅の作業環境をアップデートするために利用されることが多いです。ちなみに、筆者もイス、デスク、モニター、イヤホンなどを揃えました。
続いて、ランクインしたのは懇親会費です。オンラインやオフライン問わず活用されており、コミュニケーションの機会の必要性がうかがえますね。
そして、第3位のカーシェアは、JOINT CREW BUFFETが生まれる以前からある福利厚生です。免許は持っているけども自家用車は持ってない、そういった方に根強い人気があります。
第4位のトレーニングジム利用は、リモートワークで通勤がなくなった分、運動不足解消がてらに通い出したという利用者も多いようです。筆者もこれをきっかけに水泳を始めました。
最後は整体・整骨院費用です。座り仕事の社員が多いため、肩こりや腰痛、ストレートネックの解消や一種のリフレッシュとして利用されているのかなと思います。

ちなみに、全体ランキングは以下のグラフのとおりでした。
(先ほどと同じくランキング順にメニュー名を並べています。)

全体的な傾向としては、仕事や社内の人間関係にまつわる部分が最上位、次いで個人の健康やプライベート、そして自身の能力向上に関するメニューであることが分かります。
あくまで弊社のみのデータではありますが、閲覧いただいた皆様の参考になれば幸いです。

🤔2年運用してみて分かったこと(その2)

目的を果たしつつ制度を定常化させるために、運用面で考慮すべきことがたくさんありました。
そのため、運用しんどい...となることもたくさんありました。

JOINT CREW BUFFETはジャンルに富んだメニューを好きなように活用できる福利厚生ではあるものの、その裏には多くのルールが存在しています。
例えば、備品購入は一定の購入ルールはあるものの、備品毎に購入対象とするか検討をする必要があります。懇親会費では対象人数から利用対象、経費精算の方法などのルールが多岐に渡ります。カーシェアリングに至っては外部サービスと連携しているため、精算期間がそもそも異なり、毎月期間外の差分を計算する必要があります。制約を強めすぎると目的を果たせなくなる可能性があるので、この線引きが難しいところです。

他にも、メニュー毎に課税対象と非課税対象が分かれているため経費の計算が複雑であったりと、考慮すべき点は想像以上にありました。
しかし、これらの課題を克服することで少しでも満足度向上に繋がるのであればと、運用を続けています。

✒️振り返ってみて

JOINT CREW BUFFETの導入から現在までを振り返りましたが、毎年の予算に利用額を加えていただけることや、利用にあたって多くの意見をもらえること、月毎の細かな精算にもしっかりと対応してくれていることなど、一制度のこととはいえ、会社や社員の協力なくしては運用し続けられなかっただろうなということを改めて実感しました。そしてその協力のおかげもあって、社内に定着してきたなとも感じています。

とはいえ、ここで完成というわけではなく、今後も会社の成長や時代の変化に合わせ、社員に喜ばれる福利厚生として更に進化させていこうと思っています。

今回は、弊社独自の福利厚生について振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか?
「珍しい福利厚生だな」とか「うちにも取り入れてみたいな」など、少しでも興味をひくことに繋がったのであれば感無量です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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