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【チーム紹介】マスタ開発・運用保守チーム(開発本部)

JMDCではいろいろなプロダクトやシステムを開発・運用をしているエンジニアが多数おります。今回はJMDCのデータを根幹から支える「マスタ開発・運用保守チーム」の紹介となります。

どんなプロダクトを開発していますか?

当チームでは、JMDCが保有する多数のデータを分析する際の軸として必要なマスタをメンテナンスするシステム(以下、MMS)の改修、新規マスタの追加開発と運用・保守を行っています。

マスタと言うと簡単なイメージを抱くかもしれませんが、沢山の種類のマスタ(テーブル数は200弱)を利用者のニーズに合わせて加工する役割も担っていて、JMDCの屋台骨を支える重要なプロダクトです。

MMS利用ユーザには、薬剤師や診療情報管理士の資格を持った方々もいます。
様々なデータソースをもとに、豊富な知識を活かして、分析の軸となる分類マスタを付与しています。


(マスタの種類)

  • 医薬品、傷病、医科・歯科診療行為、材料(特定器材)、施設
  • 医薬品のEphMRA-ATC分類、WHO-ATC分類、剤形分類、傷病のICD10疾病分類、社会保険表章用疾病分類

(医薬品マスタの例)

(メンテナンスに活用しているサイト例)

EphMRA-ATC
社会保険診療報酬支払基金HP

利用している技術

  • 開発言語:VB.NET(Visual Studio2017)
  • DB:Oracle 12c
  • サーバOS:Red Hat Linux 6.9

チームの方針や大切にしていること

チームとして大切にしていること、メンバーに意識してほしいことをまとめてみました。

対話

  • 技術力の向上はもちろんユーザとの対話に必要な業務知識を身に着けよう
  • チーム内・チーム間のコミュニケーションを活発にしよう

あるべき姿を求める

  • 変化と安定稼働のバランスを考えよう
  • 使いやすいマスタとは何か常に考えよう
  • 生産性・保守性の高いシステム作りを心がけよう


チームメンバーとのミーティング風景

チームの働き方

2021年現在、刷新プロジェクトの真っ最中で、刷新開発をメインに行う開発チームと日々の運用保守を行いながら細やかな改善を繰り返していく運用保守チームの2チームに分かれて基本的には週5日リモート勤務で作業を行っています。

技術向上や相互理解のため、週1でチーム間の勉強会を実施して、お互いの仕事の成果を発表しあったり、コミュニケーション促進のために、毎日夕会を開いて困っていることをその日中に解決できる環境作りに努めています。

また、繁忙期でも体調を整えられるように、週1日は定時デーとして、定時での業務終了を推奨しています。

ユーザーとの月次定例ミーティング風景

入社後のオンボーディング

隔週程度のペースで各マスタの業務、刷新プロジェクトのアーキテクチャの説明を行います。

開発チームのメンバーでも、OJTとして運用保守チームの定例作業の立会いを経験してもらい、慣れてきたら実施してみることでマスタ運用業務の流れを理解してもらう機会を作っています。

(定例作業例)

  • 隔週のマスタロード実行
  • ロード前後の件数チェック
(2021年1月入社したメンバーの体験談)
基幹システムということもありMMSを取り巻く他のシステムやマスタが多く、始めは自分の中に落とし込むまで多少苦戦しましたが、質問に対しては過去の経緯まで深堀りして懇切丁寧に説明してもらえ、開発環境を使用して実際のMMSに触れることができる機会も多かったので早くに理解を深めることができました。運用保守においても作業の背景・目的を説明してもらえたため、マスタ運用業務の理解度の向上に繋がり、実作業においては手順書が整っているため自分が作業を担当した際も滞りなく対応することができました。このような手厚いオンボーディングがあったため、現在は機能追加プロジェクトの主担当を務め、ユーザと直接やり取りをしてプロジェクトを推進しています。

チームメンバーの一日

運用保守チームメンバーの例

仕事も勉強もしながら、しっかり自分の時間も取れるバランスの良い1日を過ごせるおかげで健康年齢(※)は実年齢よりも5歳も若い結果が保てています。

健康年齢 | 健康診断・人間ドックの結果で分かるカラダの年齢

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