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【社員インタビュー#13】「JMDCデータは天国!」元生損保の商品開発アクチュアリーが感じた


JMDCに入社したきっかけを教えて下さい

ヘルスケアに興味が生じ、自身のキャリアも活かせたからです。元々は損害保険会社や生命保険会社で商品開発アクチュアリーをしていましたが、ある時「病気の後の経済的損失を補填するサービスではなく、そもそも病気にならないようなサービスのほうが消費者のためになるのでは」という考え方が芽生え、ヘルスケアに興味を持ちました。アクチュアリーのキャリアでしたので、ヘルスケア×データ分析という枠組みで転職活動を行ない、いくつかの候補からJMDCを選択しました。

入社して良かったことを教えてください

データが既に整備されていたことです。通常は「データ分析をやろう」と思っても綺麗なデータを整備するところから始めなければなりません。しかも、データ整備というタスクは、業務量が多く、時間も必要とすることが一般的だと思います。JMDCはこのデータ整備が既に行なわれていたため、すぐにデータをいじることが出来る環境にありました。これはデータ分析を生業とするものからすれば天国だと思います。

あとは、道具が増えました。プログラム言語は、JMDC加入時はSASというソフトウエアの言語しか習得していませんでした。現在ではSASに加え、Python、R、SQLが使えるようになっています。メインはPythonですが、Pythonには存在していないパッケージやグラフ表現方法がある場合には、都度勉強して他の言語を学習している、という感じです。分析もプログラムもあくまでも道具ですが、業務上必要だから、ということで都度学習した結果、このような状態に至りました。

現在どんな仕事を担当されてますか?

現在は主に健康保険組合向けの分析・サービス開発、社内外の医師が行なう研究に係る分析業務、観察データを用いた自由研究を行なっています。

健康保険組合向けの分析サービス開発では、例えば機械学習を用いた予測モデルに基づくサービスの試作品を作成していたりします。適切なサービスとしてローンチできるか否かはまた別の問題なのですが、社内で試行錯誤をしています。

社内外の医師が行なう研究に係る分析業務では、医師が作成した研究デザインに基づき統計的な分析を行なっています。また、この業務を通じて医学知識も学んでいます。

最後の自由研究については、自分の興味がある事項を好き勝手に分析しています。社内で相談して意味のある研究になりそうであれば、学会発表や論文投稿を行なっています。


業務の面白み、やりがいを教えてください

自分の中の「なぜ」が解消された時です。データ分析を行なっていると、例えば「このセグメントの数値が高すぎるが、これはなぜだろう」というような疑問がよく生じます。原因がわからないことも多く、時間もかかりますが、原因が明確になった時には充足感を感じます。また「なぜ」を解明する過程で、データ構造の特徴や分析結果の背景が明確になっていくことが多いのですが、その時に面白さを感じます。

ユニークなストーリーがあれば教えてください

2年くらい前の話ですが、入社して1年目でいきなり韓国への海外出張が入りました。およそ1週間丸々現地でのタスクにだけ取り組みましたが、成果がまだローンチされていません。早くローンチされるよう祈る日々が続いています。

試験合格の勉強はいつしていたのですか

JMDCに加入した時はアクチュアリーの準会員でしたが、JMDC在籍中に正会員に合格することができました。勉強は土日祝で行なうことが基本でしたが、試験日が近づくと、昼休みも勉強をしていました。JMDCはフリースペースがたくさんあるので、昼休みの勉強は集中しやすかったですね。出張も多かったので、新幹線や飛行機での移動時間は全て試験勉強に充てていました。

今後挑戦してみたいことはどんなことですか

具体的なアクションにつながる分析を行なっていきたいです。

データ分析は目的ではなく、あくまでも手段ですので、明確なアクション・目的に基づいたデータ分析を心掛けていきたいです。

あとは海外にも目を向けていきたいですね。実は台湾の大学で講演する予定があったのですが、新型コロナ感染症の影響により延期になってしまいました。ですので、国家間の移動が可能になったら、今回の台湾はもちろんですが、その他の国の相手とも仕事をしていきたいです。また、先行研究をリサーチして、新しい知見となるような研究結果も出していきたいと考えています。

インタビューイー:データイノベーションラボ

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